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サイドストーリー マーキュリー②
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金星のウェヌス王国、港町のノルマフィ・シュタットに来ている。ビーナスに、例のカルラとキンナラの件を伝えに来たのだ。
今日も、歌手のライブを聞くためにこの街にいるだろうとにらんで来た。
案の定、ライブに参戦していたらしく、人がまばらになったライブ会場にビーナスがいた。
ライブのライトに照らされた金髪が輝いている。
「ビーナス」
「あら、マーキュリーじゃない。珍しいわね」
「少しな。どこかで話さないか」
ビーナスはそれを了承し、近くの酒場に行くことにした。店内がやや騒がしいくらいが丁度いいなと話していると、突然地面が揺れた。
「また……」
「金星でもあるんだな」
「ええ。最近、多く……あ!」
ビーナスが指差した方を向くと、地面が盛り上がっていた。地響きとともに、地面から巨大なミミズ型のモンスターが出てきていた。
五体いる。夜で、衛兵もあまりいないであろう。外にいた人々は、近くの民家や店に逃げ込む。
「対処するか」
「ええ!」
ビーナスはカプセルから、身長より少し短めの杖を取り出した。
俺も、腰の剣を抜く。
俺は巨大ミミズ……アースワームに向かった。
確か、アースワームは皮膚が弾力を帯びていて、剣ではなかなか切れないはずだ。
「剣よ、水よ、研ぎ澄ませ! ウォーター・ミラクル・エッジ!」
剣に水をまとわせ、刃のように研ぎ澄ませた。
「動きを止めるわ! 雷撃の剣城、サンダーソード!」
ビーナスの杖に、雷が落ち、アースワームに向かって電撃を浴びせる。
目の前にいるアースワーム二体に電撃が当たり、痺れたように体を震わせる。
その隙を狙い、左にいるアースワームの首にあたる部分を剣で切り落とそうとする。しかし、剣は三分の一程度しか入らなかった。中心がとても硬い。
「こんなに硬かったか」
俺は攻撃を浴びないように、後ろへ跳躍して、ビーナスの前に立った。
「斬撃強化魔法だけで、切れたと思うけど?」
「やっぱり……モンスターが強力になっている」
「もっとデカいのいくわ」
「任せた」
ビーナスは杖を地面に刺し、足を広げて、杖を持つ手に力を込めた。
「雷の神、かの者に神罰を下せ! クルーオル・ライトニング!」
アースワーム五体の周りに、四本の太い電撃が落ちる。その四本がつながり、中心に収束していく。
バリバリと音を立てて、アースワームたちを飲み込んだ。
アースワームはウネウネと体をくねらせる。電撃により、体を震わせながら、一体がこちらに突進してきた。
「効いてない!」
「ビーナス! 防御は」
「間に合わないわよ」
俺たちはアースワームに吹き飛ばされるのを覚悟した。
しかし、俺たちの代わりにアースワームが宙を舞った。宙を舞う途中で、輪切りにされていく。輪切りにした人が俺たちの前に降り立った。
薄紫の腰までの長い髪に少し気だるそうな新緑の瞳……サターンだ!
「サターン……」
ビーナスがほっとしたのか、地面に座り込んだ。
「助かったよ。なんで切れたんだ?」
「マーキュリー。まだまだ、魔法の練習が必要みたいだな」
いつもより低い声で、そう呟く。
「魔法はイメージと集中力が大事だ」
そう言って、持っている二刀をクロスさせて、魔力を込める。
「全身全霊をかけて、守りたいものを守るイメージをしろ! ミラクル・エッジ!」
刀は輝きを放ち、サターンはそれを握りしめて、アースワームを次々と輪切りにしていく。
素早い……脚力を上げる魔法も使っているのだろう。初級魔法だけで、こんなにも戦えるものなのか。
さすが、サターンだ!
アースワームが輪切りになったものが地面に落ちるたびに、地面が揺れる。かなり重く、硬いモンスターなのだろう。
地震の原因はこいつらが移動していたからなのか……。
五体全てのアースワームが倒されてしまった。
家の中から、その様子を見ていた人たちが、外に出て、お礼を述べ始めた。
「目立つと良くない。去るぞ」
「あ、ああ!」
俺たちはサターンについて行くことにした。
少し歩いたところの路地裏に来た。暗がりで、よく見えないが、サターンは眉間に皺を寄せて、目を細めている。怒っている?
「ビーナス」
「ん? なあに?」
「モンスターとは戦うなと言っていただろう!」
「えー。仕方ないじゃない。目の前に出てきちゃったんだもの」
「危ないから、やめろ。逃げろ」
「街の人たちが危ないし、逃げないわよ」
「お前は弱いんだから、逃げろ」
ビーナスは、ふんと鼻を鳴らして、そっぽを向いた。いつもこうだ。
サターンとビーナスは付き合ってはいないが、相思相愛なのはわかりきっている。
サターンがビーナスを心配して、色々言うと、ビーナスが不貞腐れるのが毎回のことだ。
「マーキュリー。お前も……」
サターンは言い終わる前に、上を見た。
俺も、それに合わせて、上を見ると、二つの人影が見えた。
「バレたね」
「だから、近づきすぎって言ったんだよ」
人影は、すたっと、こちらに降りた。
暗がりだが、赤っぽい髪の少女と、黒髪の男性が現れた。
「何の用だ」
サターンが低い声で言う。
「んー。殺しに来ただけだよ」
少女がそう言って、短剣を引き抜く。男性もそれに合わせて、背中にあった槍をくるりと前に突き出した。
「まあ、惑星守護神に死んでもらいたいだけだから、さっきのモンスターに喰われちゃえば良かったんだけどね」
少女はくつくつと笑う。
男性が口を開こうとした瞬間、二人組の首にサターンの刀が添えられる。いつの間にか刀を抜いていたみたいだ。
「さすが、長く生きているだけのことはあるね」
男性はそう言って、首元の刀を槍の柄で弾く。男性にしては声が高めだ。
「俺たちが惑星守護神だと知って、攻撃しているのか?」
サターンがそう聞くと、少女はまた笑う。
「そうだよ! そこの女、ぜーんぜん一人にならないからさ、今襲っちゃった」
少女はそう言いながら、上へ跳躍をして、ビーナスに向かっていく。
サターンはその少女の足を掴み、地面へと引きづり下ろした。
「ぎゃ! 何するんだ」
「阿修羅!」
男性が少女の名前らしきものを叫ぶ。
「いたーい。夜叉、助けて!」
「阿修羅に触るな!」
サターンは阿修羅という少女の足を掴んだ手を、夜叉という男性に放り投げる。
夜叉は阿修羅を受け止めた。
「カルラとキンナラの仲間か?」
俺は彼女たちに問いかけた。
「何だよ。あいつらに会ったのか。ってことは、負けたな~」
「私たちも、彼らのことは何も言えないよ。軽くあしらわれている」
「けっ。夜叉~、どうする?」
阿修羅は立ち上がり、何かを探すような動作をした。
「短剣ならここだぞ」
サターンが阿修羅の持っていた短剣を持っていた。
「あ! 僕の!」
「なぜ俺たちを惑星守護神だと知っているのか、吐いてもらわないとな」
サターンなら、拷問でも何でもして吐かせそうだ。そうなったら、止めるが……。
夜叉と阿修羅は、近づいてくるサターンから離れようと、後ずさる。
その時、ボンッという音と共に、黒い煙に周囲が包まれた。
「なんだ!」
俺は、阿修羅と夜叉の方を向いた。あいつらが、何かしたのか。
「ナーガ様だ!」
「逃げるよ。阿修羅」
その声が聞こえて、このままでは逃してしまうと思った。まあ、カルラとキンナラはわざと逃したが、他にも仲間がいるなら、ここで逃す必要もないだろう。
「マーキュリー。煙幕を破るんだ」
サターンがそう言ったので、俺はあまり得意ではない風の魔法で煙幕を吹き飛ばした。
煙幕が消え去った先には、阿修羅と夜叉はいなくなっていた。
「逃したか……」
サターンは刀をしまう。
「ナーガ様って言ってたよな。黒幕か」
俺がそう呟くと後ろからビーナスの声がした。
「ねえ、カルラとキンナラって、さっきモンスターが出る前にマーキュリーが言ってたやつ?」
ビーナスは離れていたのか、こちらに駆け寄ってくる。
「ああ。惑星守護神を狙うやつが現れた。理由も、人数も不明だ」
俺は、水星であったことをサターンとビーナスに話した。
「……そうか。逃すなんて、相変わらず甘いな」
「すまない」
「過去のことを言っても仕方ないが。あいつらのことが判明するまでは、俺はビーナスと共にいる」
「えー!」
「何で嫌そうなんだ」
サターンはビーナスを睨む。
「だって、サターンってば、アレするなコレするなってうるさいじゃない」
「それは、ビーナスが危険な事ばかりするからだろう」
「危険じゃないわよ!」
サターンとビーナスが言い合いを始めたので、これは時間がかかるなと思い、俺はあいつらのことを考えることにした。
カルラ、キンナラ、阿修羅、夜叉……。四人ともまだ若そうだった。多分、全員魔族だろう。
一般の魔族が、惑星守護神のことを知ることができるなんて稀だ。必ず黒幕がいる。
黒幕は……エルフか? ヴァンパイアか? 長寿種であると考えた方がいい。
そう考えると、今一人になるのは厄介か。ビーナスにはサターンがいるとして、アースに一人にならないように言った方がいいな。さすがの俺たちも複数人や長寿種を相手にするのは難しい。
プルートたちにも情報を共有するか。
今日も、歌手のライブを聞くためにこの街にいるだろうとにらんで来た。
案の定、ライブに参戦していたらしく、人がまばらになったライブ会場にビーナスがいた。
ライブのライトに照らされた金髪が輝いている。
「ビーナス」
「あら、マーキュリーじゃない。珍しいわね」
「少しな。どこかで話さないか」
ビーナスはそれを了承し、近くの酒場に行くことにした。店内がやや騒がしいくらいが丁度いいなと話していると、突然地面が揺れた。
「また……」
「金星でもあるんだな」
「ええ。最近、多く……あ!」
ビーナスが指差した方を向くと、地面が盛り上がっていた。地響きとともに、地面から巨大なミミズ型のモンスターが出てきていた。
五体いる。夜で、衛兵もあまりいないであろう。外にいた人々は、近くの民家や店に逃げ込む。
「対処するか」
「ええ!」
ビーナスはカプセルから、身長より少し短めの杖を取り出した。
俺も、腰の剣を抜く。
俺は巨大ミミズ……アースワームに向かった。
確か、アースワームは皮膚が弾力を帯びていて、剣ではなかなか切れないはずだ。
「剣よ、水よ、研ぎ澄ませ! ウォーター・ミラクル・エッジ!」
剣に水をまとわせ、刃のように研ぎ澄ませた。
「動きを止めるわ! 雷撃の剣城、サンダーソード!」
ビーナスの杖に、雷が落ち、アースワームに向かって電撃を浴びせる。
目の前にいるアースワーム二体に電撃が当たり、痺れたように体を震わせる。
その隙を狙い、左にいるアースワームの首にあたる部分を剣で切り落とそうとする。しかし、剣は三分の一程度しか入らなかった。中心がとても硬い。
「こんなに硬かったか」
俺は攻撃を浴びないように、後ろへ跳躍して、ビーナスの前に立った。
「斬撃強化魔法だけで、切れたと思うけど?」
「やっぱり……モンスターが強力になっている」
「もっとデカいのいくわ」
「任せた」
ビーナスは杖を地面に刺し、足を広げて、杖を持つ手に力を込めた。
「雷の神、かの者に神罰を下せ! クルーオル・ライトニング!」
アースワーム五体の周りに、四本の太い電撃が落ちる。その四本がつながり、中心に収束していく。
バリバリと音を立てて、アースワームたちを飲み込んだ。
アースワームはウネウネと体をくねらせる。電撃により、体を震わせながら、一体がこちらに突進してきた。
「効いてない!」
「ビーナス! 防御は」
「間に合わないわよ」
俺たちはアースワームに吹き飛ばされるのを覚悟した。
しかし、俺たちの代わりにアースワームが宙を舞った。宙を舞う途中で、輪切りにされていく。輪切りにした人が俺たちの前に降り立った。
薄紫の腰までの長い髪に少し気だるそうな新緑の瞳……サターンだ!
「サターン……」
ビーナスがほっとしたのか、地面に座り込んだ。
「助かったよ。なんで切れたんだ?」
「マーキュリー。まだまだ、魔法の練習が必要みたいだな」
いつもより低い声で、そう呟く。
「魔法はイメージと集中力が大事だ」
そう言って、持っている二刀をクロスさせて、魔力を込める。
「全身全霊をかけて、守りたいものを守るイメージをしろ! ミラクル・エッジ!」
刀は輝きを放ち、サターンはそれを握りしめて、アースワームを次々と輪切りにしていく。
素早い……脚力を上げる魔法も使っているのだろう。初級魔法だけで、こんなにも戦えるものなのか。
さすが、サターンだ!
アースワームが輪切りになったものが地面に落ちるたびに、地面が揺れる。かなり重く、硬いモンスターなのだろう。
地震の原因はこいつらが移動していたからなのか……。
五体全てのアースワームが倒されてしまった。
家の中から、その様子を見ていた人たちが、外に出て、お礼を述べ始めた。
「目立つと良くない。去るぞ」
「あ、ああ!」
俺たちはサターンについて行くことにした。
少し歩いたところの路地裏に来た。暗がりで、よく見えないが、サターンは眉間に皺を寄せて、目を細めている。怒っている?
「ビーナス」
「ん? なあに?」
「モンスターとは戦うなと言っていただろう!」
「えー。仕方ないじゃない。目の前に出てきちゃったんだもの」
「危ないから、やめろ。逃げろ」
「街の人たちが危ないし、逃げないわよ」
「お前は弱いんだから、逃げろ」
ビーナスは、ふんと鼻を鳴らして、そっぽを向いた。いつもこうだ。
サターンとビーナスは付き合ってはいないが、相思相愛なのはわかりきっている。
サターンがビーナスを心配して、色々言うと、ビーナスが不貞腐れるのが毎回のことだ。
「マーキュリー。お前も……」
サターンは言い終わる前に、上を見た。
俺も、それに合わせて、上を見ると、二つの人影が見えた。
「バレたね」
「だから、近づきすぎって言ったんだよ」
人影は、すたっと、こちらに降りた。
暗がりだが、赤っぽい髪の少女と、黒髪の男性が現れた。
「何の用だ」
サターンが低い声で言う。
「んー。殺しに来ただけだよ」
少女がそう言って、短剣を引き抜く。男性もそれに合わせて、背中にあった槍をくるりと前に突き出した。
「まあ、惑星守護神に死んでもらいたいだけだから、さっきのモンスターに喰われちゃえば良かったんだけどね」
少女はくつくつと笑う。
男性が口を開こうとした瞬間、二人組の首にサターンの刀が添えられる。いつの間にか刀を抜いていたみたいだ。
「さすが、長く生きているだけのことはあるね」
男性はそう言って、首元の刀を槍の柄で弾く。男性にしては声が高めだ。
「俺たちが惑星守護神だと知って、攻撃しているのか?」
サターンがそう聞くと、少女はまた笑う。
「そうだよ! そこの女、ぜーんぜん一人にならないからさ、今襲っちゃった」
少女はそう言いながら、上へ跳躍をして、ビーナスに向かっていく。
サターンはその少女の足を掴み、地面へと引きづり下ろした。
「ぎゃ! 何するんだ」
「阿修羅!」
男性が少女の名前らしきものを叫ぶ。
「いたーい。夜叉、助けて!」
「阿修羅に触るな!」
サターンは阿修羅という少女の足を掴んだ手を、夜叉という男性に放り投げる。
夜叉は阿修羅を受け止めた。
「カルラとキンナラの仲間か?」
俺は彼女たちに問いかけた。
「何だよ。あいつらに会ったのか。ってことは、負けたな~」
「私たちも、彼らのことは何も言えないよ。軽くあしらわれている」
「けっ。夜叉~、どうする?」
阿修羅は立ち上がり、何かを探すような動作をした。
「短剣ならここだぞ」
サターンが阿修羅の持っていた短剣を持っていた。
「あ! 僕の!」
「なぜ俺たちを惑星守護神だと知っているのか、吐いてもらわないとな」
サターンなら、拷問でも何でもして吐かせそうだ。そうなったら、止めるが……。
夜叉と阿修羅は、近づいてくるサターンから離れようと、後ずさる。
その時、ボンッという音と共に、黒い煙に周囲が包まれた。
「なんだ!」
俺は、阿修羅と夜叉の方を向いた。あいつらが、何かしたのか。
「ナーガ様だ!」
「逃げるよ。阿修羅」
その声が聞こえて、このままでは逃してしまうと思った。まあ、カルラとキンナラはわざと逃したが、他にも仲間がいるなら、ここで逃す必要もないだろう。
「マーキュリー。煙幕を破るんだ」
サターンがそう言ったので、俺はあまり得意ではない風の魔法で煙幕を吹き飛ばした。
煙幕が消え去った先には、阿修羅と夜叉はいなくなっていた。
「逃したか……」
サターンは刀をしまう。
「ナーガ様って言ってたよな。黒幕か」
俺がそう呟くと後ろからビーナスの声がした。
「ねえ、カルラとキンナラって、さっきモンスターが出る前にマーキュリーが言ってたやつ?」
ビーナスは離れていたのか、こちらに駆け寄ってくる。
「ああ。惑星守護神を狙うやつが現れた。理由も、人数も不明だ」
俺は、水星であったことをサターンとビーナスに話した。
「……そうか。逃すなんて、相変わらず甘いな」
「すまない」
「過去のことを言っても仕方ないが。あいつらのことが判明するまでは、俺はビーナスと共にいる」
「えー!」
「何で嫌そうなんだ」
サターンはビーナスを睨む。
「だって、サターンってば、アレするなコレするなってうるさいじゃない」
「それは、ビーナスが危険な事ばかりするからだろう」
「危険じゃないわよ!」
サターンとビーナスが言い合いを始めたので、これは時間がかかるなと思い、俺はあいつらのことを考えることにした。
カルラ、キンナラ、阿修羅、夜叉……。四人ともまだ若そうだった。多分、全員魔族だろう。
一般の魔族が、惑星守護神のことを知ることができるなんて稀だ。必ず黒幕がいる。
黒幕は……エルフか? ヴァンパイアか? 長寿種であると考えた方がいい。
そう考えると、今一人になるのは厄介か。ビーナスにはサターンがいるとして、アースに一人にならないように言った方がいいな。さすがの俺たちも複数人や長寿種を相手にするのは難しい。
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