初恋童貞ヤリチン、念願の本命に告白したら過去のツケがまわってきて執着がはじまってしまう

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1-時限式爆弾

導火線着火

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新着メッセージ 

ー5日前ー
[しゅん!しゅん!!]
[昨日の帰りはごめん、これまで無神経なとこあったかもしんない、ほんとにごめん]
[でも!でもでも何か誤解があるかも、!]
[ちゃんと会って話したい]

ー3日前ー
[駿いつ会える?]
[電話は?夜とか寝る前の10分だけでもいい]

ー1日前ー




ーガヤガヤ ガヤガヤー

 人でごった返すピーク時の学食。やっとこさ席にありついて飯を食いながら、先輩とのトーク画面を眺める。返信する気がまるでないので既読をつけずにスクロールする。長押し透視機能ほんと神だワ。文明の利器に感謝カンシャ。

「はァ。…どうしたもんかねェ」

「しゅんちー、どしたん?」

 友人の土屋麟太郎つちやりんたろうが眉間に皺を寄せて心配そうにこっちを見ていた。早く食べないと、そのカレーうどん伸びるぞ。笑

「いや、先輩がらみ。大したことじゃねぇよ」

「あぁ、あの派手な…乃木先輩?なんかめっちゃ好かれてるよね、…しゅんちー大丈夫?」

 リンタロウはまるで犬みたいな奴で、実家で飼ってた黒ポメ芝に似ている。ビビりで臆病だけど、オレの薄い喜怒哀楽にも気づくような、ヒトの機微に敏感なとこもそっくり。先輩のこと結構苦手なクセして、話題避けらんねーのアホかわいーなと、思わず笑みがこぼれる。

「ふハッダイジョーブ、そのうち飽きるだろ笑」

ーブブッー

[もしや今食堂いる?]

とかなんとか、噂をすれば。スマホが振動したかと思いきや、例のアの人。やっべ。

「ワリ、俺先出るわー」

「え?しゅんちーどしたん?」
「キューヨー笑」

 とっとと荷物まとめて、見つかる前に退散シヨ。と、新しいマスクして、除菌してリュックを片腕に背負い込んだそのときだった。

「うシ。麟太郎じゃなー」

ーガシッー

「っっっーーー駿!!!」

ーザワッーシーンー

 急に背後の喧騒が消える。おいやめろ。さっきまでの騒がしさどこいった。なんでそんな他人に興味あんだ。リンタロウへ向けて振り挙げた二の腕を降ろせない。掴まれているからである。
うわ振り返りたくねェー~~。

あーァ来ちゃったよ。

「先輩、こンちわー。」
「うん。駿なんで俺からの連絡見ないの?」
「アー最近通知切ってて気づいてなかったです」
「じゃあ今度からはすぐ返してね寂しいから」

 もちろんウソである。早く切り上げることしか考えていない。なんか怪しい発言あったケド。気を逸らしつつ、後ろを振り返りつつ、掴まれた腕をいなしつつーの。抜き足差し足ナンタラで。

「分かりましたァ、じゃ俺用事あるんでーー」
「待ってしゅん、!!」

ーぎゅっー

 先輩の両手で胸の前、服の裾ごと手を取られた。いやなんでこの人手握ってんの?

「話がしたいんだけどいつ空いてる?」
「ちょっと今課題追われててわっかんないですね」

「しゅーんー!お願い俺のこと見て!避けないで!」
「いや、そんなつもりはー」
「今は?ちょっとでもいいから!」

 一歩また一歩。どんどん距離をつめてくるし。ズイズイ顔覗き込んで、目ェ合わそうとしてくる。やめろ。距離近いんだよ。
 今この瞬間にも悪目立ちしている。周りがひそひそ触れ回ってほれみたことか野次馬と化す。学部の奴らだけには絶対ェ見つかりたくない。オレは目の前にいるこの大学きっての有名人とは違って、慎ましやかな情報学部ダカラ。ウェイウェイしてない大人しい学部ダカラ。変に目立つと学部で浮くからマジ。

「駿、俺こんなんで…このままじゃ諦めらんないよ。
駿だから、諦められないっ!」

 いつの間にか裾から指がかすめ取られてて。オレの手の甲が先輩の顔の前、それは懇願するみたいに額を通って、唇にーー

ーチュッー

「はァ?!ちょ先輩何やってんの…マジ頭のネジどっか落としてきたんじゃないっすか?!」
「はぁ♡やっといつもの駿だぁ。んふふ~」

ースリスリー

「頬スリスリすんなッ!ちょ、人見てるから、離れて…もらえまー…」
「じゃあ今俺に時間くれる??」

 あー上目遣い。やられた。クッソ。

「わーかった分かりましたから!!!いいからやめ…」



「はわわ、、しゅんちーもたいへんだ☆」


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