HN 自分史

はやぶさ

文字の大きさ
1 / 1

幼少期

しおりを挟む
 私は1986年8月30日金沢市で生まれた。私の名前は祖父、父へと受け継がれた「勇」という漢字が含まれている。生まれて来た時、母親の顔の印象をぼんやり覚えている。そこは明るい白い光に照らされていて、なんて美しい人なんだろうと感動したことを覚えている。母は容姿は美人というわけではない。みんな忘れるだけで、本能的に幼児は生まれる時皆母親の顔を見た時同じようなことを思うのだろうか。
 私は当時からもの覚えが悪く、排泄もなかなかおまるでできなかったそうだ。母はあんまりにもできなかったので物を投げそうになったのを、、、あの時は投げつけなくてよかったと振り返っている。 
 私がやっと歩けるようになったくらいのこと。私はある日昼寝していたそうだ。母は昼寝している間に私1人部屋に置いて買い物にでかけたそうだ。そこはマンションの3階の部屋。母が買い物から帰って来た時、私はマンションの入り口前で横になっていたそうだ。母は咄嗟に私が3階の窓から落ちたと思って走って行ったそうだ。しかし、私は無傷で寝ていたそうだ。エレベーターを使って下に下りることもできないし。あれはなんだったんだろうかと母は当時を振り返っている。
 私は当時から不器用だった。指を通すようの輪っかのついた箸の持ち方が分かる幼児用の箸を買ってもらったが使いこなせなかった。箸の持ち方は大人になってようやく意識するようになってできるようになった。
 そのくせ、絵はこの時から描くのが上手かった。大人になって小学校の教員になるのだが、職業がら、子供の歳と絵の成長を経験することになる。そんな経験をした私が振り返っても、あの時の画力は園児としてはかなりレベルが高かったと自負している。絵の上達は、金沢市の母方の祖母の家にかけられていたカレンダーの絵に衝撃を受けたのがきっかけである。張り紙で描かれた人物の斜めを向いた男の顔の絵が私は印象を与えた。園児の描く人の顔というのは丸い輪廓に目が二つ、口が一つの頭足人になりがちだが、この頃から私は、人の顔の輪郭の曲線を捉え、斜めの鼻をしっかり描いていた。
 また、幼少期は多動で親戚の家では食事中、箸を咥えて走り回っていた。結婚後妻に指摘されるADHD的特性をこの時から発揮していたのかもしれない。 
 保育園の頃は保育園に行くことをしぶることなく楽しそうに行っていたそうだ。保育園では、向かいに座っていた女の子を不細工だと言って男の友達といじめて泣かせる悪いやつだった。
 1番記憶にあるのは、地域の方を招いてお店屋さんごっこをするイベントでのこと。お客さん役の地域の大人の方から「これあまったからあげるよ」と差し出されたお金(お店屋さんごっこように作られたお金)をそのまま受け取ってしまい、そのことでこっぴどく先生から怒られたことだ。今思えば「お金を払って商品を受け取る」という社会のルールを教えたかったのに、それを無視してお金を無条件に受け取ってしまったことで叱られたのだろうが、その当時は「くれるっていうからもらったんじゃん」と、なんで怒られているのかさっぱりわからなかったことを覚えている。
 しかし、節分の日、鬼役の先生に向かって渾身の勢いで豆を投げたら、豆が鬼のお面の目の穴に入り、先生が悶絶したということがあったが、それでせいせいしたとかそういうそこいじの悪さがある少年だったというわけではなかったし、むしろ、いつも叱ってくれる先生は好きだった。
 私は金沢市の幼稚園、保育園を卒園し、金沢市の小学校へと入学する。
 
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

アルファポリスであなたの良作を1000人に読んでもらうための25の技

MJ
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスは書いた小説を簡単に投稿でき、世間に公開できる素晴らしいサイトです。しかしながら、アルファポリスに小説を公開すれば必ずしも沢山の人に読んでいただけるとは限りません。 私はアルファポリスで公開されている小説を読んでいて気づいたのが、面白いのに埋もれている小説が沢山あるということです。 すごく丁寧に真面目にいい文章で、面白い作品を書かれているのに評価が低くて心折れてしまっている方が沢山いらっしゃいます。 そんな方に言いたいです。 アルファポリスで評価低いからと言って心折れちゃいけません。 あなたが良い作品をちゃんと書き続けていればきっとこの世界を潤す良いものが出来上がるでしょう。 アルファポリスは本とは違う媒体ですから、みんなに読んでもらうためには普通の本とは違った戦略があります。 書いたまま放ったらかしではいけません。 自分が良いものを書いている自信のある方はぜひここに書いてあることを試してみてください。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

投稿インセンティブで月額23万円を稼いだ方法。

克全
エッセイ・ノンフィクション
「カクヨム」にも投稿しています。

さようなら婚約者

あんど もあ
ファンタジー
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...