11 / 66
11.ゴブリン討伐戦①
しおりを挟む
私が研究所で働き始めて一年が過ぎ、ついに薬学治療課にも二人の新人さんが入ってきた。
どんな人なんだろうと思っていたら、どちらも私より二つ年上のお兄さん。
二人とも魔力が高く優秀だそうで、期待の新人なんだってフィオルさんが言ってた。
「私はナターシャ、あなたたちの教育係よ。
二人とも、よろしくね」
「「はいっ!」」
ナターシャさんが教育係なんだ。いいなー。
私もナターシャさんから教育受けたかったなー。
「えっと、エリアス君とケイド君だったな。
俺が課長のフィオルだ。よろしく頼む」
「俺はオーウェン、主任をやっている。よろしくな」
「主任補佐のリカルドだ。主に薬学を担当している。
二人とも、よろしく」
「「よろしくお願いします!」」
上長さん達への挨拶が終わり、ナターシャさんが二人を連れて挨拶回りを始めた。
私も最初はフィオルについてって、いろんな人に挨拶して回ったなぁ。
そんなこと考えてるうちに、こっちに来ちゃったよ。
「ミアって言います! よろしくお願いします!」
「僕はエリアスです。ミア先輩、よろしくお願いします!」
年上の人に先輩って言われちゃった。
こんな風に呼ばれるの、花屋で働いてたとき以来だ。
私が一応先輩ってことみたいだけど、年上の人たちだから私からはさん付けで呼んでおこう。
とりあえず、エリアスさんはいい人そうで良かった。
「俺はケイドって言います!
いやー、この部署の女性はみんなレベル高いですね!
先輩の女性が二人とも可愛い!」
「まあ! ケイド君はお上手ですねー」
「フィオルさん聞きました!? 私たち、レベル高いんですって!」
「そっちの三つ編みは目から光線出してくるから気をつけろよ」
フィオルさんが変なこと言うから、ケイドさんが私に対して若干引き気味になってるじゃないですか。
そんな、光線なんてたまにしか出しませんよ。
「エリアス君は風属性と水属性の複合なんですね」
「どちらかというと風属性なんですけど、どうしても薬師になりたくて……」
エリアスさんは、なんだか強い志があって薬学治療課を選んだみたい。
きっと、いい薬師さんになれるね。
「ケイド君は、土属性なのね。しかも、単一属性だなんて、戦術討伐課でも十分やっていけそうだけど」
「戦術討伐課なんて無理ですよー。だって、魔物と戦うなんて、死んだらどうするんですか。
俺はなるべく楽していきたいんです!」
その言葉で、事務所の空気が一気に凍りついた。
この人、薬学治療課の仕事を楽だとでも思ってるの?
フィオルさんとオーウェンさんは呪いで死にかけたし、私だって魔力切れで動けなくなったり、オークキングに捕まったり、それ以外だって、この一年いろいろ大変だったんだから。
何よりも人の命を預かる仕事なのに、楽なことなんてあるわけないじゃない。
ムカついたから本当に目からビーム撃ってやろうかしら……。
「ケイド君は、俺たちの仕事をそんな風に考えてるんだな……」
あ、フィオルさんが動いた。死んだわあいつ。
「実際、他の課ほど大変じゃないですよね!」
「そうだなぁ……優秀なケイド君には、大変じゃないのかもな!」
フィオルさんの怒りゲージが振り切れそうになっていたそのとき、戦術討伐課から内線が入った。
「フィオルさん、ユリウスさんからの内線で魔物討伐に行くから魔導士を貸してほしいとのことです」
「ほう……ちょうどいいところに。
ナターシャ、ケイド君を連れて行ってやってくれ。
ついでにミアも」
なんか、ついでに私も入れられてる。
「新人をいきなり実戦投入ですか!?」
「実戦と言っても、薬学治療課は魔物と戦うことが、メインじゃないんですよね?
だったら俺は大丈夫ですよ!」
「エリアス君はその間、俺が薬学についていろいろ教えてあげるよ」
「ありがとうございます、リカルドさん!」
その後、戦術討伐課からリシテアさんたちがやって来て、私たちは同行することになった。
「あら、今日はミアも来るのね。久しぶりじゃない」
「リシテアさん、お久しぶりです!」
リシテアさんったら、相変わらずの綺麗さと巨乳(偽)。
ユリウスさんとは何か進展あったのかな?
私もリシテアさんみたいに詰め物しようかしら。
「リシテアさんって言うんですか!?
俺、新人のケイドって言います! 土属性のエキスパートなんですよ!」
リシテアさんがこの人で大丈夫?みたいな顔でこっち見てくるけど知りませんよ。フィオルさんの采配に私たちは従っているだけなので。
今回向かう場所は、サフィラス高原という場所。
観光地になってる所なんだけど、そこにゴブリンがたびたび目撃されるようになったんだって。
「リシテアさんとのお仕事は、私もお久しぶりですね」
「あなたは基本内勤だものね。今日はお手並み拝見させてもらうわ」
「リシテアさん、私も魔法たくさん覚えたんですよ!」
「あんたはくれぐれも無茶しないようにね」
期待されてない!?
「最初は魔物討伐に同行なんてどうなることかと思ったけど、ゴブリン程度なら俺の土魔法でも一捻りです。
それにしても、こんな綺麗な女性たちに囲まれて、こっちに来れてラッキーだったなぁ」
リシテアさんは男性なんだけどね。
教えてあげないけど。
「ケイド君、私たちの今回の仕事は戦術討伐課のサポートです。
そこを勘違いしないでください」
ナターシャさんが珍しく怒ってる。
ここで釘刺しておかないと、ケイドさんは先走ってゴブリンに攻撃しちゃいそうだもんね。
あの魔物は集団で来るから、迂闊なことしちゃうと危ないこともあるんだよ。
***
高原に到着し、まずは戦術討伐課の人たちでゴブリンの様子を探る。
ゴブリンは基本的に巣を作って集団で生活しているので、単独でいるのを見つけても手を出してはいけない。
戦術討伐課の人たちが巣を見つけるまでは、私たちは待機状態だ。
「あれ? ナターシャさん、ケイドさんは?」
「いない……まさか、ゴブリンを探しに行ったんじゃ!」
早速なんか問題起こしてくれてるよ、あの人!
何かやらかすんじゃないかと思ってたけど、着いて早々それはないでしょう!
「急いでケイド君を探しましょう! ゴブリンに手を出す前に止めないと!」
二人で手分けしてケイドさんを探していると、先の方で何かが衝突するような大きな音が聞こえた。
まさかと思って見に行くと、ケイドさんが土魔法を使ってゴブリンを退治した後だったみたいだ……。
「あ、ミア先輩。ゴブリンなら俺がやっつけましたんでもう大丈夫ですよ!」
「なんてことをしてくれたの……」
観光客の中にはゴブリン一匹くらいなら倒せる人はいくらでもいる。
誰もがあえてそれをしないのは、その後が怖いからだ。
「何してるの、あんた!」
音を聞きつけて、リシテアさんとナターシャさんもやってきた。
「えっ……だって、今回はゴブリンの退治が目的なんですよね?」
「ゴブリンは、巣を見つけて一網打尽にしないと大変なことになるの!
そんなことも知らないの!?」
「リシテアさん、すみません! 指導係の私がしっかり見ておけば……」
ゴブリンは人間よりも嗅覚と聴覚が優秀だ。
だから、仲間が殺されたらすぐに気づく。
巣から飛び出したゴブリンはみんなこちらに向かっている頃だろう。
しかも、仲間を殺されたゴブリンは、その思いを引き継ぐかのように凶暴性が増す。
たかがゴブリンと侮ってはいけない。中には戦闘能力に優れた個体だっているし、キングと呼ばれるゴブリンたちのボスだっているんだから。
「ミア、ナターシャ……奴らが近付いてきてるわ!
救援が来るまでは私たちで叩くわよ!」
「了解です!」
「ケイド君は周りにいる討伐課の人たちを呼んできてちょうだい! 途中でゴブリンを見かけても、絶対に手を出さないで!」
「そんな……俺も戦いますよ!」
「いいから、行きなさい!」
「は、はい……!」
こんなに怒ってるナターシャさんを見るのは初めてだ。
いつも優しくて穏やかな人なのに……私もナターシャさんを怒らせないように気をつけよっと。
「──【デオ・トルネード】!」
リシテアさんの魔法が飛びかかってきたゴブリンを捉えた。
その後も、集団でゴブリンたちが飛び出してくる。
「──【ワイド・ライトアロー】!」
集団は広範囲の付与が有効だ。
フィオルさんの特訓の成果かな。
「やるじゃない、ミア……随分と成長したのね」
リシテアさんに褒められるのは嬉しいけど、喜んでる暇はない。
ゴブリンたちの波状攻撃は続いている。
「──【デオ・アクアランス】!」
なるべくリシテアさんには魔力を温存しといてもらわないと、この後にはキング戦だって控えているんだから。
「リシテア殿! 遅れてすみません!」
戦術討伐課の人たちも駆けつけてくれた。
キング戦に備えてリシテアさんを囲むように陣を取る。
中心にリシテアさん、その外にナターシャさんと私。
更にその外に討伐課の魔導士と傭兵たち。
これで、ゴブリンがどこから来ても対処でき、負傷者はナターシャさんと私で即座に回復できる。
奥の方から地鳴りが響き、ゴブリンたちを引き連れて、いよいよキングがやってきた。
どんな人なんだろうと思っていたら、どちらも私より二つ年上のお兄さん。
二人とも魔力が高く優秀だそうで、期待の新人なんだってフィオルさんが言ってた。
「私はナターシャ、あなたたちの教育係よ。
二人とも、よろしくね」
「「はいっ!」」
ナターシャさんが教育係なんだ。いいなー。
私もナターシャさんから教育受けたかったなー。
「えっと、エリアス君とケイド君だったな。
俺が課長のフィオルだ。よろしく頼む」
「俺はオーウェン、主任をやっている。よろしくな」
「主任補佐のリカルドだ。主に薬学を担当している。
二人とも、よろしく」
「「よろしくお願いします!」」
上長さん達への挨拶が終わり、ナターシャさんが二人を連れて挨拶回りを始めた。
私も最初はフィオルについてって、いろんな人に挨拶して回ったなぁ。
そんなこと考えてるうちに、こっちに来ちゃったよ。
「ミアって言います! よろしくお願いします!」
「僕はエリアスです。ミア先輩、よろしくお願いします!」
年上の人に先輩って言われちゃった。
こんな風に呼ばれるの、花屋で働いてたとき以来だ。
私が一応先輩ってことみたいだけど、年上の人たちだから私からはさん付けで呼んでおこう。
とりあえず、エリアスさんはいい人そうで良かった。
「俺はケイドって言います!
いやー、この部署の女性はみんなレベル高いですね!
先輩の女性が二人とも可愛い!」
「まあ! ケイド君はお上手ですねー」
「フィオルさん聞きました!? 私たち、レベル高いんですって!」
「そっちの三つ編みは目から光線出してくるから気をつけろよ」
フィオルさんが変なこと言うから、ケイドさんが私に対して若干引き気味になってるじゃないですか。
そんな、光線なんてたまにしか出しませんよ。
「エリアス君は風属性と水属性の複合なんですね」
「どちらかというと風属性なんですけど、どうしても薬師になりたくて……」
エリアスさんは、なんだか強い志があって薬学治療課を選んだみたい。
きっと、いい薬師さんになれるね。
「ケイド君は、土属性なのね。しかも、単一属性だなんて、戦術討伐課でも十分やっていけそうだけど」
「戦術討伐課なんて無理ですよー。だって、魔物と戦うなんて、死んだらどうするんですか。
俺はなるべく楽していきたいんです!」
その言葉で、事務所の空気が一気に凍りついた。
この人、薬学治療課の仕事を楽だとでも思ってるの?
フィオルさんとオーウェンさんは呪いで死にかけたし、私だって魔力切れで動けなくなったり、オークキングに捕まったり、それ以外だって、この一年いろいろ大変だったんだから。
何よりも人の命を預かる仕事なのに、楽なことなんてあるわけないじゃない。
ムカついたから本当に目からビーム撃ってやろうかしら……。
「ケイド君は、俺たちの仕事をそんな風に考えてるんだな……」
あ、フィオルさんが動いた。死んだわあいつ。
「実際、他の課ほど大変じゃないですよね!」
「そうだなぁ……優秀なケイド君には、大変じゃないのかもな!」
フィオルさんの怒りゲージが振り切れそうになっていたそのとき、戦術討伐課から内線が入った。
「フィオルさん、ユリウスさんからの内線で魔物討伐に行くから魔導士を貸してほしいとのことです」
「ほう……ちょうどいいところに。
ナターシャ、ケイド君を連れて行ってやってくれ。
ついでにミアも」
なんか、ついでに私も入れられてる。
「新人をいきなり実戦投入ですか!?」
「実戦と言っても、薬学治療課は魔物と戦うことが、メインじゃないんですよね?
だったら俺は大丈夫ですよ!」
「エリアス君はその間、俺が薬学についていろいろ教えてあげるよ」
「ありがとうございます、リカルドさん!」
その後、戦術討伐課からリシテアさんたちがやって来て、私たちは同行することになった。
「あら、今日はミアも来るのね。久しぶりじゃない」
「リシテアさん、お久しぶりです!」
リシテアさんったら、相変わらずの綺麗さと巨乳(偽)。
ユリウスさんとは何か進展あったのかな?
私もリシテアさんみたいに詰め物しようかしら。
「リシテアさんって言うんですか!?
俺、新人のケイドって言います! 土属性のエキスパートなんですよ!」
リシテアさんがこの人で大丈夫?みたいな顔でこっち見てくるけど知りませんよ。フィオルさんの采配に私たちは従っているだけなので。
今回向かう場所は、サフィラス高原という場所。
観光地になってる所なんだけど、そこにゴブリンがたびたび目撃されるようになったんだって。
「リシテアさんとのお仕事は、私もお久しぶりですね」
「あなたは基本内勤だものね。今日はお手並み拝見させてもらうわ」
「リシテアさん、私も魔法たくさん覚えたんですよ!」
「あんたはくれぐれも無茶しないようにね」
期待されてない!?
「最初は魔物討伐に同行なんてどうなることかと思ったけど、ゴブリン程度なら俺の土魔法でも一捻りです。
それにしても、こんな綺麗な女性たちに囲まれて、こっちに来れてラッキーだったなぁ」
リシテアさんは男性なんだけどね。
教えてあげないけど。
「ケイド君、私たちの今回の仕事は戦術討伐課のサポートです。
そこを勘違いしないでください」
ナターシャさんが珍しく怒ってる。
ここで釘刺しておかないと、ケイドさんは先走ってゴブリンに攻撃しちゃいそうだもんね。
あの魔物は集団で来るから、迂闊なことしちゃうと危ないこともあるんだよ。
***
高原に到着し、まずは戦術討伐課の人たちでゴブリンの様子を探る。
ゴブリンは基本的に巣を作って集団で生活しているので、単独でいるのを見つけても手を出してはいけない。
戦術討伐課の人たちが巣を見つけるまでは、私たちは待機状態だ。
「あれ? ナターシャさん、ケイドさんは?」
「いない……まさか、ゴブリンを探しに行ったんじゃ!」
早速なんか問題起こしてくれてるよ、あの人!
何かやらかすんじゃないかと思ってたけど、着いて早々それはないでしょう!
「急いでケイド君を探しましょう! ゴブリンに手を出す前に止めないと!」
二人で手分けしてケイドさんを探していると、先の方で何かが衝突するような大きな音が聞こえた。
まさかと思って見に行くと、ケイドさんが土魔法を使ってゴブリンを退治した後だったみたいだ……。
「あ、ミア先輩。ゴブリンなら俺がやっつけましたんでもう大丈夫ですよ!」
「なんてことをしてくれたの……」
観光客の中にはゴブリン一匹くらいなら倒せる人はいくらでもいる。
誰もがあえてそれをしないのは、その後が怖いからだ。
「何してるの、あんた!」
音を聞きつけて、リシテアさんとナターシャさんもやってきた。
「えっ……だって、今回はゴブリンの退治が目的なんですよね?」
「ゴブリンは、巣を見つけて一網打尽にしないと大変なことになるの!
そんなことも知らないの!?」
「リシテアさん、すみません! 指導係の私がしっかり見ておけば……」
ゴブリンは人間よりも嗅覚と聴覚が優秀だ。
だから、仲間が殺されたらすぐに気づく。
巣から飛び出したゴブリンはみんなこちらに向かっている頃だろう。
しかも、仲間を殺されたゴブリンは、その思いを引き継ぐかのように凶暴性が増す。
たかがゴブリンと侮ってはいけない。中には戦闘能力に優れた個体だっているし、キングと呼ばれるゴブリンたちのボスだっているんだから。
「ミア、ナターシャ……奴らが近付いてきてるわ!
救援が来るまでは私たちで叩くわよ!」
「了解です!」
「ケイド君は周りにいる討伐課の人たちを呼んできてちょうだい! 途中でゴブリンを見かけても、絶対に手を出さないで!」
「そんな……俺も戦いますよ!」
「いいから、行きなさい!」
「は、はい……!」
こんなに怒ってるナターシャさんを見るのは初めてだ。
いつも優しくて穏やかな人なのに……私もナターシャさんを怒らせないように気をつけよっと。
「──【デオ・トルネード】!」
リシテアさんの魔法が飛びかかってきたゴブリンを捉えた。
その後も、集団でゴブリンたちが飛び出してくる。
「──【ワイド・ライトアロー】!」
集団は広範囲の付与が有効だ。
フィオルさんの特訓の成果かな。
「やるじゃない、ミア……随分と成長したのね」
リシテアさんに褒められるのは嬉しいけど、喜んでる暇はない。
ゴブリンたちの波状攻撃は続いている。
「──【デオ・アクアランス】!」
なるべくリシテアさんには魔力を温存しといてもらわないと、この後にはキング戦だって控えているんだから。
「リシテア殿! 遅れてすみません!」
戦術討伐課の人たちも駆けつけてくれた。
キング戦に備えてリシテアさんを囲むように陣を取る。
中心にリシテアさん、その外にナターシャさんと私。
更にその外に討伐課の魔導士と傭兵たち。
これで、ゴブリンがどこから来ても対処でき、負傷者はナターシャさんと私で即座に回復できる。
奥の方から地鳴りが響き、ゴブリンたちを引き連れて、いよいよキングがやってきた。
21
あなたにおすすめの小説
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
【完結】旦那様、どうぞ王女様とお幸せに!~転生妻は離婚してもふもふライフをエンジョイしようと思います~
魯恒凛
恋愛
地味で気弱なクラリスは夫とは結婚して二年経つのにいまだに触れられることもなく、会話もない。伯爵夫人とは思えないほど使用人たちにいびられ冷遇される日々。魔獣騎士として人気の高い夫と国民の妹として愛される王女の仲を引き裂いたとして、巷では悪女クラリスへの風当たりがきついのだ。
ある日前世の記憶が甦ったクラリスは悟る。若いクラリスにこんな状況はもったいない。白い結婚を理由に円満離婚をして、夫には王女と幸せになってもらおうと決意する。そして、離婚後は田舎でもふもふカフェを開こうと……!
そのためにこっそり仕事を始めたものの、ひょんなことから夫と友達に!?
「好きな相手とどうやったらうまくいくか教えてほしい」
初恋だった夫。胸が痛むけど、お互いの幸せのために王女との仲を応援することに。
でもなんだか様子がおかしくて……?
不器用で一途な夫と前世の記憶が甦ったサバサバ妻の、すれ違い両片思いのラブコメディ。
※5/19〜5/21 HOTランキング1位!たくさんの方にお読みいただきありがとうございます
※他サイトでも公開しています。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
【完結】海外在住だったので、異世界転移なんてなんともありません
ソニエッタ
ファンタジー
言葉が通じない? それ、日常でした。
文化が違う? 慣れてます。
命の危機? まあ、それはちょっと驚きましたけど。
NGO調整員として、砂漠の難民キャンプから、宗教対立がくすぶる交渉の現場まで――。
いろんな修羅場をくぐってきた私が、今度は魔族の村に“神託の者”として召喚されました。
スーツケース一つで、どこにでも行ける体質なんです。
今回の目的地が、たまたま魔王のいる世界だっただけ。
「聖剣? 魔法? それよりまず、水と食糧と、宗教的禁忌の確認ですね」
ちょっとズレてて、でもやたらと現場慣れしてる。
そんな“救世主”、エミリの異世界ロジカル生活、はじまります。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
婚約破棄された公爵令嬢は虐げられた国から出ていくことにしました~国から追い出されたのでよその国で竜騎士を目指します~
ヒンメル
ファンタジー
マグナス王国の公爵令嬢マチルダ・スチュアートは他国出身の母の容姿そっくりなためかこの国でうとまれ一人浮いた存在だった。
そんなマチルダが王家主催の夜会にて婚約者である王太子から婚約破棄を告げられ、国外退去を命じられる。
自分と同じ容姿を持つ者のいるであろう国に行けば、目立つこともなく、穏やかに暮らせるのではないかと思うのだった。
マチルダの母の祖国ドラガニアを目指す旅が今始まる――
※文章を書く練習をしています。誤字脱字や表現のおかしい所などがあったら優しく教えてやってください。
※第二章まで完結してます。現在、最終章について考え中です(第二章が考えていた話から離れてしまいました(^_^;))
書くスピードが亀より遅いので、お待たせしてすみませんm(__)m
※小説家になろう様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる