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なあ、邪なるモノって…。
女勇者の戯言。
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女勇者の救世の旅が決定して。
すりこ木の勇者の対の勇者ことすり鉢の勇者も決定して。
旅立ちのスケジュールも決定した。
後は出発するばかりだってゆーの時に、最後の悪あがきを始めた女勇者。
「リュウちゃんは、婚約者のアタシと離れていいの?」
ナニをホザくかこの女。
お前とそんな仲になった覚えはない。
お前の背後で妙に良い顔で笑ってる、第二王子殿下がコワイ。
「え、だって子供の頃に約束したよね?」
お前、3歳児のプロポーズを真に受けてたワケ?
しかも、プロポーズしたのは俺じゃない。
同じ幼稚園に居た隣りの組の千代田君だ。
更に言うと、千代田君のお目当てはお前じゃ無かった。
お前とくっついてた山本さんだ。
そして山本さんがお前にくっついてたのは友達だからじゃ無い。
山本さんのお目当ては、桂兄だった。
お前、自分が主役だと勝手に思い込んで、ハシャいで桂兄に怒られたの忘れたか?
女勇者は、過去を都合よく改編して覚えてたらしい。
「えーーーっ!」
と叫んていたが、俺は華麗にスルー。
吠える女勇者を第二王子殿下を始めとした、女勇者の取り巻き連中がチヤホヤして宥めてた。
もう、めんどくさいからそのまま出発してしまえ。
やっと行ったか。
すりこ木の勇者の対の勇者ことすり鉢の勇者も決定して。
旅立ちのスケジュールも決定した。
後は出発するばかりだってゆーの時に、最後の悪あがきを始めた女勇者。
「リュウちゃんは、婚約者のアタシと離れていいの?」
ナニをホザくかこの女。
お前とそんな仲になった覚えはない。
お前の背後で妙に良い顔で笑ってる、第二王子殿下がコワイ。
「え、だって子供の頃に約束したよね?」
お前、3歳児のプロポーズを真に受けてたワケ?
しかも、プロポーズしたのは俺じゃない。
同じ幼稚園に居た隣りの組の千代田君だ。
更に言うと、千代田君のお目当てはお前じゃ無かった。
お前とくっついてた山本さんだ。
そして山本さんがお前にくっついてたのは友達だからじゃ無い。
山本さんのお目当ては、桂兄だった。
お前、自分が主役だと勝手に思い込んで、ハシャいで桂兄に怒られたの忘れたか?
女勇者は、過去を都合よく改編して覚えてたらしい。
「えーーーっ!」
と叫んていたが、俺は華麗にスルー。
吠える女勇者を第二王子殿下を始めとした、女勇者の取り巻き連中がチヤホヤして宥めてた。
もう、めんどくさいからそのまま出発してしまえ。
やっと行ったか。
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