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2 演劇部のユーラスくん
7 良い夢を
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「と、きっ……さぁん!」
「ひぃああ、う、あん、そこっ、……もっと、あっあああぁん!」
様子が違うと気づいたのだろう。
奥までたえまなく突き上げる動きに変わった。打ち付けられる度、衝撃と共に聞こえる、ずぷっ、ずぷ、という空気まじりの音がたまらない。
「ゆー、くんっ……好きっ! もっとぉおもっと、……いっぱい、んっ、突いてぇええ!」
イイところを擦られ、夢中で腰を振りながら彼のニオイを嗅いでいると、触れられていないボクのモノも高ぶってしまう。
「……トキ、さんっ、あっ、……オレっ……もぉ……出っ……」
「あっ、あっ、アァアアッ!」
腹の中のものがビクビクと痙攣する。その瞬間、抜けそうなところから一気にねじ込まれ、
「はぁっ、あはっ、……あああうぅうううああん!」
獣のような声を上げたのはボクだった。
「……ん」
しばらく、ぼーっとしていた。
ユーくんは汗まみれのボクを胸に抱いて、腰のあたりをずっとさすってくれている。
「すみません。痛かったですよね」
「ううん。……とっても……気持ち、よかった……」
「オレもです」
ボクとしては彼がちゃんと果てられたのか心配だったけど、とろんと眠そうな感じからすると大丈夫みたい。よかった。
「ねぇ、どっち……先だった?」
「トキさんですよ」
「ゆーくん……じゃ、ないの……?」
明らかにボクが負けなのは分かっていたけど、ユーくんの嫌そうな顔をもっかい見たかった。
じっと見つめていると、それを察したらしい、彼は「しょうがないなぁ」とつぶやいた。
「起きたら、半分ずつ飲みましょ」
「だね……」
そのまま、おやすみのキス。
ボクらは目を閉じて、大好きなニオイに包まれながら眠りについたのだった。
「ひぃああ、う、あん、そこっ、……もっと、あっあああぁん!」
様子が違うと気づいたのだろう。
奥までたえまなく突き上げる動きに変わった。打ち付けられる度、衝撃と共に聞こえる、ずぷっ、ずぷ、という空気まじりの音がたまらない。
「ゆー、くんっ……好きっ! もっとぉおもっと、……いっぱい、んっ、突いてぇええ!」
イイところを擦られ、夢中で腰を振りながら彼のニオイを嗅いでいると、触れられていないボクのモノも高ぶってしまう。
「……トキ、さんっ、あっ、……オレっ……もぉ……出っ……」
「あっ、あっ、アァアアッ!」
腹の中のものがビクビクと痙攣する。その瞬間、抜けそうなところから一気にねじ込まれ、
「はぁっ、あはっ、……あああうぅうううああん!」
獣のような声を上げたのはボクだった。
「……ん」
しばらく、ぼーっとしていた。
ユーくんは汗まみれのボクを胸に抱いて、腰のあたりをずっとさすってくれている。
「すみません。痛かったですよね」
「ううん。……とっても……気持ち、よかった……」
「オレもです」
ボクとしては彼がちゃんと果てられたのか心配だったけど、とろんと眠そうな感じからすると大丈夫みたい。よかった。
「ねぇ、どっち……先だった?」
「トキさんですよ」
「ゆーくん……じゃ、ないの……?」
明らかにボクが負けなのは分かっていたけど、ユーくんの嫌そうな顔をもっかい見たかった。
じっと見つめていると、それを察したらしい、彼は「しょうがないなぁ」とつぶやいた。
「起きたら、半分ずつ飲みましょ」
「だね……」
そのまま、おやすみのキス。
ボクらは目を閉じて、大好きなニオイに包まれながら眠りについたのだった。
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