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・ピザがくるまで待ってられない(R18/超絶嫉妬)
最低な夢
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「あんっ、あんッ……アーー! せんちゃ、せんちゃンンっ……もぉ、もぅや、やだっ……やめてええ!!!」
その晩、最低な夢を見た。
冷え切った鎖で優兄の身体をギチギチに縛って、痛がって泣いているのにも構わず、めちゃくちゃに犯す夢。
後ろから乱暴に突き上げる度、いままで経験したことがないぐらいの凄まじい快感が生まれる。びりびりと脳に伝わって、視界がくらむ。溶けそうになる。
「ぐぅ、はんっ! や、だああ……」
「……ん、ック、きもち、いいっ……やば……いく……まじっ、いく……」
優兄の白い肌は、食い込む鎖のせいで赤いアザになっている。オレが腰を揺さぶる度、泣き叫んで拒絶を意味することばを叫んでいる。
そうすると、オレはもっともっと欲しくなってしまうのだ。
苦痛に歪んでいく声を──。
「──だっ、はあああああッ!!!!」
現実のオレはベッドから転げ落ち、強制的に悪夢から脱出した。
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