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第二章
2-1 噛み砕いて呑み込んで、吸収して。
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「では、作戦会議を始めよう」
まるでここは某有名ファンタジーの談話室を、もっと日本のオシャレちっくにしてモダンで洗練させたって感じの部屋だ。・・・わかりにくいかな?
目の前には生き生きとした理人さんが、一般家庭には置いてないであろう学校や会社でよく見るホワイトボードを背に立っていた。先日と同じように黒のセンターラインがパキッとつけられた黒のスラックスに、白の襟無しシャツを腕まくりしている。そこから伸びた腕はあまり血管の出ていない、男らしいと言うよりは美しく繊細という表現がぴったりだと思う。
あの面接から数日が経っていた。田村さんと連絡を取り合い、きちんと契約を交わして晴れてお仕事として私はこの家にやってきた。ちなみにコンビニバイトは急には辞められないので、次回のシフトから大幅に出勤日数を減らしてもらうことになった。つまりは二足の草鞋。副業というものだ。友達に聞かれたら・・・副業で隙間時間に講師をしているとでも言おう。なんだか、かっこいい。
「佐藤さん。時間がない。ぼうっとしてないで、これを見て」
テーブルに置かれたタブレットを指さして、瞳をキラキラとさせる姿はまるで遠足に行く子どもと瓜二つ。
頭が良いとは聞いていたけれど、喜ぶと思って持参したタブレットをこんなにも早く使いこなすとは思わなかった。すでにフリック入力をマスターして、調べものまでこなしている。
「佐藤さん」
おもむろに掴まれた耳たぶに驚きで時が止まる。
強く引かれたわけではなく、痛いほど握られたわけでもない。ただ『ふにゅ』と摘まれ、未だにふにゅふにゅされているだけだ。
「急になんでしょうか…?」
今日ここについた瞬間から、彼の独特な距離感に驚かないように落ち着いて対処しなければと唱えてきた。その甲斐も虚しく、簡単にパーソナルスペースに入り込んでくる。
「色が白い。さっきからチラチラ見えていて気になっていた。耳たぶはこんなに柔らかかったかな」
そう言って理人さんは自身の耳たぶを触り首を傾げている。私の耳たぶはまだ彼に弄ばれたままだ。
「それに下の方が赤くてまるで花びらみたいだ。触り心地も気持ちいい」
私と違って下心がないのはわかっている。『気持ち良い』というセリフも、なんだか私生活で言うのはちょっぴり恥ずかしいと感じてしまうタイプの私だ。こんなにもすらすらと感想を言う好奇心旺盛な人が、自分のことを語りたがらないというのは未だ信じがたい。
「僕ばかりが触るのはフェアじゃないと思う。ね?」
ただでさえ距離が近くて、真っ向から向かい合ってしまえば私の開ききった毛穴が見えてしまわないかと不安で俯くことしかできない。そんなこと許さないとばかりに顔を覗き込んできた理人さんの目が緩く弧を描いた。
どうぞお召し上がりくださいと黒く艶やかな髪を耳にかけて「ね?」と繰り返される。なんだこの状況は。アレですか。酒の席で「〇〇ちゃんの手小さいね」とか言って、「そんなことないよぉ」って言いながら手のひらを合わせてキャッキャするそんな感じの展開なのか。
なんだ、こっぱずかしい。どうしよう。触りたくないと言えば嘘になるけど、なんだか高貴な彼に触るのはいたたまれないというかなんというか・・・。
「佐藤さんの耳たぶは魅力的でずっと触っていられるけど、僕のはそうではない時点でそもそもフェアじゃないのか。失礼」
やっと解放された耳たぶは痛みなのか、なんだか熱くてじんじんする。理人さんは触り返さなかった私に怒っているという雰囲気ではなく、『なるほど』と人付き合いを学習しているAIのようだ。
正直、すでに振り回されて先が不安である。
「さ、見て。これ」
切り替えの早い理人さんについていくように、生唾を呑み込んでからタブレットに視線を落とすとそこにはオーロラのタイムラプス動画が流れていた。
「オーロラですか?」
「そう。本で読んだ事がある、映画で見たこともある。でも、実際に見たことはない。だから本物を見てみたいんだ」
少年のようだった横顔が急に大人びて切ない眼差しを見せてくるから、彼が大人だったことを思い出す。いや、見た目は大人なのにどこか抜けていて掴みどころがなくて。猫みたいな人だ。
タブレットの画面には緑の蛍光のモヤみたいなものが、空を覆いつくす程の大きなドラゴンのように漂っている。私もテレビで見たことがあるくらいで、どこかの寒い地域で見れるんだろうというくらいの知識しかない。この映像が彼の曇りのない瞳にはどのように映っているのだろうか。その瞳を片方貸してくれたら、私の世界ももっと輝いて見えるかもしれない。
「オーロラは季節的にも難しいし、何より日本では見られないんじゃないかな・・・と思います。多分。初めてなので、もっと簡単なことから始めませんか?」
「簡単なこと?」
「そうです。例えば・・・散歩、とか?」
外に出たことがないのであれば、もしかすると信号機の渡り方とかも知らないのかもしれない。やっと外に出られるのに事故で帰らぬ人になるなんてそんなことあってはならないのだ。まずは普通の当たり前から一歩ずつがいいと思い、ここ数日考えてきた答えがこれだった。あまりにもつまらないかもしれないけれど。
「散歩?うちには犬はいないよ?」
「あっ、えっ・・あぁ。えっと・・・ フフ。散歩に犬は必須ではありません。人だけでもいいんです」
「人だけ?それはウォーキングと同義?」
「そうですね。ウォーキングとも言います。散歩はもっとカジュアルで、ゆっくりと歩くんです。運動としてじゃなくて、風を感じたり虫の音を聞いたり。新しいお店ができているね、とか。美味しそうなお店があるから今度行ってみようか、とか。そんな普通のことをしゃべりながらただ歩くんです」
「そうか。庭の若木が青くなってきたな、とか。葉が散る季節だな、とか。そういう気持ちを話してもいいってこと?」
「もちろんです。なんでも些細なことでも、感じたことを話しながら歩くのがリフレッシュにもなるんです」
「それは・・・いい考えだ。行ってみたい」
噛み砕いて呑み込んで、吸収して。
そんなこと当たり前すぎて考えたこともなかったのに、説明のために口にしたことが想像していたよりも素敵だと思ってしまった。その素敵という感情をきっと理人さんも共有している。
理人さんと田村さんは仲が悪いとは思えない。しかし使用人と主人の立場の違いが、見えない壁を築いていたのかもしれない。それは本人たちが気付いたころには、簡単に崩すことの出来ない高さにまで成長していた。
まだわからないことだらけでも、この家に渦巻くものが温かいナニかであることを信じるしかないの。
まるでここは某有名ファンタジーの談話室を、もっと日本のオシャレちっくにしてモダンで洗練させたって感じの部屋だ。・・・わかりにくいかな?
目の前には生き生きとした理人さんが、一般家庭には置いてないであろう学校や会社でよく見るホワイトボードを背に立っていた。先日と同じように黒のセンターラインがパキッとつけられた黒のスラックスに、白の襟無しシャツを腕まくりしている。そこから伸びた腕はあまり血管の出ていない、男らしいと言うよりは美しく繊細という表現がぴったりだと思う。
あの面接から数日が経っていた。田村さんと連絡を取り合い、きちんと契約を交わして晴れてお仕事として私はこの家にやってきた。ちなみにコンビニバイトは急には辞められないので、次回のシフトから大幅に出勤日数を減らしてもらうことになった。つまりは二足の草鞋。副業というものだ。友達に聞かれたら・・・副業で隙間時間に講師をしているとでも言おう。なんだか、かっこいい。
「佐藤さん。時間がない。ぼうっとしてないで、これを見て」
テーブルに置かれたタブレットを指さして、瞳をキラキラとさせる姿はまるで遠足に行く子どもと瓜二つ。
頭が良いとは聞いていたけれど、喜ぶと思って持参したタブレットをこんなにも早く使いこなすとは思わなかった。すでにフリック入力をマスターして、調べものまでこなしている。
「佐藤さん」
おもむろに掴まれた耳たぶに驚きで時が止まる。
強く引かれたわけではなく、痛いほど握られたわけでもない。ただ『ふにゅ』と摘まれ、未だにふにゅふにゅされているだけだ。
「急になんでしょうか…?」
今日ここについた瞬間から、彼の独特な距離感に驚かないように落ち着いて対処しなければと唱えてきた。その甲斐も虚しく、簡単にパーソナルスペースに入り込んでくる。
「色が白い。さっきからチラチラ見えていて気になっていた。耳たぶはこんなに柔らかかったかな」
そう言って理人さんは自身の耳たぶを触り首を傾げている。私の耳たぶはまだ彼に弄ばれたままだ。
「それに下の方が赤くてまるで花びらみたいだ。触り心地も気持ちいい」
私と違って下心がないのはわかっている。『気持ち良い』というセリフも、なんだか私生活で言うのはちょっぴり恥ずかしいと感じてしまうタイプの私だ。こんなにもすらすらと感想を言う好奇心旺盛な人が、自分のことを語りたがらないというのは未だ信じがたい。
「僕ばかりが触るのはフェアじゃないと思う。ね?」
ただでさえ距離が近くて、真っ向から向かい合ってしまえば私の開ききった毛穴が見えてしまわないかと不安で俯くことしかできない。そんなこと許さないとばかりに顔を覗き込んできた理人さんの目が緩く弧を描いた。
どうぞお召し上がりくださいと黒く艶やかな髪を耳にかけて「ね?」と繰り返される。なんだこの状況は。アレですか。酒の席で「〇〇ちゃんの手小さいね」とか言って、「そんなことないよぉ」って言いながら手のひらを合わせてキャッキャするそんな感じの展開なのか。
なんだ、こっぱずかしい。どうしよう。触りたくないと言えば嘘になるけど、なんだか高貴な彼に触るのはいたたまれないというかなんというか・・・。
「佐藤さんの耳たぶは魅力的でずっと触っていられるけど、僕のはそうではない時点でそもそもフェアじゃないのか。失礼」
やっと解放された耳たぶは痛みなのか、なんだか熱くてじんじんする。理人さんは触り返さなかった私に怒っているという雰囲気ではなく、『なるほど』と人付き合いを学習しているAIのようだ。
正直、すでに振り回されて先が不安である。
「さ、見て。これ」
切り替えの早い理人さんについていくように、生唾を呑み込んでからタブレットに視線を落とすとそこにはオーロラのタイムラプス動画が流れていた。
「オーロラですか?」
「そう。本で読んだ事がある、映画で見たこともある。でも、実際に見たことはない。だから本物を見てみたいんだ」
少年のようだった横顔が急に大人びて切ない眼差しを見せてくるから、彼が大人だったことを思い出す。いや、見た目は大人なのにどこか抜けていて掴みどころがなくて。猫みたいな人だ。
タブレットの画面には緑の蛍光のモヤみたいなものが、空を覆いつくす程の大きなドラゴンのように漂っている。私もテレビで見たことがあるくらいで、どこかの寒い地域で見れるんだろうというくらいの知識しかない。この映像が彼の曇りのない瞳にはどのように映っているのだろうか。その瞳を片方貸してくれたら、私の世界ももっと輝いて見えるかもしれない。
「オーロラは季節的にも難しいし、何より日本では見られないんじゃないかな・・・と思います。多分。初めてなので、もっと簡単なことから始めませんか?」
「簡単なこと?」
「そうです。例えば・・・散歩、とか?」
外に出たことがないのであれば、もしかすると信号機の渡り方とかも知らないのかもしれない。やっと外に出られるのに事故で帰らぬ人になるなんてそんなことあってはならないのだ。まずは普通の当たり前から一歩ずつがいいと思い、ここ数日考えてきた答えがこれだった。あまりにもつまらないかもしれないけれど。
「散歩?うちには犬はいないよ?」
「あっ、えっ・・あぁ。えっと・・・ フフ。散歩に犬は必須ではありません。人だけでもいいんです」
「人だけ?それはウォーキングと同義?」
「そうですね。ウォーキングとも言います。散歩はもっとカジュアルで、ゆっくりと歩くんです。運動としてじゃなくて、風を感じたり虫の音を聞いたり。新しいお店ができているね、とか。美味しそうなお店があるから今度行ってみようか、とか。そんな普通のことをしゃべりながらただ歩くんです」
「そうか。庭の若木が青くなってきたな、とか。葉が散る季節だな、とか。そういう気持ちを話してもいいってこと?」
「もちろんです。なんでも些細なことでも、感じたことを話しながら歩くのがリフレッシュにもなるんです」
「それは・・・いい考えだ。行ってみたい」
噛み砕いて呑み込んで、吸収して。
そんなこと当たり前すぎて考えたこともなかったのに、説明のために口にしたことが想像していたよりも素敵だと思ってしまった。その素敵という感情をきっと理人さんも共有している。
理人さんと田村さんは仲が悪いとは思えない。しかし使用人と主人の立場の違いが、見えない壁を築いていたのかもしれない。それは本人たちが気付いたころには、簡単に崩すことの出来ない高さにまで成長していた。
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