61 / 150
親子の成長
しおりを挟む
「ソウ様、ご無沙汰しております」
「うん、久しぶり」
ビシッと背筋を正して挨拶するルシエナに挨拶を返す。
そしてその横にいる知らない女性がこちらに深々とお辞儀をしてくる。
「ソウ様、お初にお目に掛かります。この度は大変ご迷惑をおかけしました」
この人がアンの母親か。
なんとなくアンと似ている部分があるな。
「お母さん・・・」
「アン!貴女!」
アンは俺の後ろに少し怯えたように隠れる。
それを見て直前までのしおらしい女性から一気に母親に変わる。
「まあまあ、落ち着いて。アン、ちょっとお母さんと話してきてもいいか?」
「う、うん」
「サチ、頼む」
「はい」
サチにアンを任せ、アンの母親だけを連れて見えないところまで行く。
「ソウ様、本当にこの度はご迷惑を」
「うん、それはいいよ。それよりアンの事だが」
「はい。それはもちろん帰ったら厳しく言いつけますので」
「それはダメだ」
声のトーンを少し落として言う。
「どういう事ですか?」
「子供というのは日々成長するものだ。大人が思っている以上に早い。それなのに大人がそれについていけないでどうする」
「そんな事は」
「そうかな?貴女がアンに対して今まで通りの接し方をしていれば再びアンは家出するだろう」
「・・・」
「ま、アンが次また家出をしたら間違いなくうちに来るだろうな。それを止めたいのであれば親も成長しないと」
そこそこな期間下界を観察していて気付いた事だが、良い親というのは子供と共に成長して行っている人が多い。
アンを見れば悪い育て方をしているわけではないのは分かる。
ただ、どう親として変わればいいのかが分からないだけなんだろう。
「急に変われというのは難しいかもしれないが、自分の娘ではなく一人の人として接してみてはくれないだろうか」
「娘ではなく人として、ですか」
「あぁ。子供というのは背伸びしたくなる時期があるもんだ。それを上から抑え付けたら伸びるものも伸びなくなってしまうぞ」
「そうかもしれませんね。少し考えて見ます」
「そうしてくれると嬉しい。それにアンはいい子だよ。ちゃんと親の貴女を好きっていえる子だ。そこは自信を持っていい」
「っ!!」
最後に俺が思った事をそのまま伝えると母親は息を呑むように口を押さえ、深々と礼をしてきた。
後はこの人次第だな。
はぁ、神という立場というのを利用して偉そうな事を言ってしまった気がする。
しょうがない、言ってしまった手前そのうち様子でも見に行かせてもらおうかな。
戻るとアンがサチの手を掴んで左右にブンブンと振っている。
アンの機嫌もすっかり良くなったようだな。
「待たせたね」
「ねえねえ、ソウ様、また遊びに来てもいい?」
それを聞いて何か言おうとする母親を手で制止して答える。
「いいぞ。ただ来るならちゃんと前もって連絡してからな」
「うん。わかった!」
後ろ盾が出来て安心したからなのか母親の元に戻っていく。
「それではソウ様、お世話になりました」
「またねー」
しっかりと手を繋いで飛んでいく二人を見送った後、連れてきたルシエナに声をかける。
「ルシエナもご苦労様」
「いえいえ、これも警備隊の仕事ですから。それよりありがとうございました。おかげで一人の子供を助ける事ができました」
「礼を言うならサチに言ってくれ。最初に見つけたのはサチだから」
「そうでしたか。サチナリア様ありがとうございました」
「いえ、大した事はしていません」
深く礼をされ、少し照れてるサチが可愛い。
「それでも感謝しております。では、私もこれで失礼します」
「あぁ、気をつけてな」
「ありがとうございます。では!」
バサっと羽を広げると颯爽と飛び去っていくルシエナを見送る。
ふぅ、これで一件落着かな。
一つ気になった事があった。
「そういえばアンはなんでサチを知ってたんだ?」
「あの、ソウ、忘れているかもしれませんが、私これでも主神補佐官ですよ?」
久しぶりにサチの訝しげな視線を向けられた。
「うん、知ってる」
「自分で言うのも何ですが、主神補佐官と言えば上位天使の中でもかなり上位に入るのですからね」
「うん、わかってるわかってる」
「そうなれば子供の教材にも顔や名前が載ります」
「え?そうなの?」
これはさすがに初耳だった。
「そうなのです。だからアンが私を知っていてもおかしくありませんし、初対面の方でも私の事を一方的に知っていてもおかしくはないのですよ」
「そうだったのか。サチは有名人だったのか」
「有名人といわれると途端に尊厳が失われる気がするのですが」
肩の力が抜けたようにがっくりしている。
「じゃあ今日の事で更にサチの名を上げたわけだな」
「そうなるのでしょうか」
「なろうがなるまいが良い事したのは間違いないだろ。そこは俺が保障する」
「ありがとう、ございます」
照れてる照れてる。
「で、ご褒美はなにがいい?」
「え?どういうことですか?」
「いいことしたんだから、ほら、今ならリクエスト聞くぞ」
「えっと・・・じゃあ頭撫でてください」
予想外のリクエストだったが仕事終わりの時と同じように優しく撫でてやる。
「こんなんでいいのか?なんでまた」
「先ほどして貰ったのが予想以上に良かったので」
「そ、そうか」
はっきりそう言われてしまったら満足するまでやるしかないな。
その後結構な時間撫でる事になった。
余談。
撫ですぎたからなのか何なのか今晩のサチは妙に積極的だった気がする。
気のせいかなぁ。
「うん、久しぶり」
ビシッと背筋を正して挨拶するルシエナに挨拶を返す。
そしてその横にいる知らない女性がこちらに深々とお辞儀をしてくる。
「ソウ様、お初にお目に掛かります。この度は大変ご迷惑をおかけしました」
この人がアンの母親か。
なんとなくアンと似ている部分があるな。
「お母さん・・・」
「アン!貴女!」
アンは俺の後ろに少し怯えたように隠れる。
それを見て直前までのしおらしい女性から一気に母親に変わる。
「まあまあ、落ち着いて。アン、ちょっとお母さんと話してきてもいいか?」
「う、うん」
「サチ、頼む」
「はい」
サチにアンを任せ、アンの母親だけを連れて見えないところまで行く。
「ソウ様、本当にこの度はご迷惑を」
「うん、それはいいよ。それよりアンの事だが」
「はい。それはもちろん帰ったら厳しく言いつけますので」
「それはダメだ」
声のトーンを少し落として言う。
「どういう事ですか?」
「子供というのは日々成長するものだ。大人が思っている以上に早い。それなのに大人がそれについていけないでどうする」
「そんな事は」
「そうかな?貴女がアンに対して今まで通りの接し方をしていれば再びアンは家出するだろう」
「・・・」
「ま、アンが次また家出をしたら間違いなくうちに来るだろうな。それを止めたいのであれば親も成長しないと」
そこそこな期間下界を観察していて気付いた事だが、良い親というのは子供と共に成長して行っている人が多い。
アンを見れば悪い育て方をしているわけではないのは分かる。
ただ、どう親として変わればいいのかが分からないだけなんだろう。
「急に変われというのは難しいかもしれないが、自分の娘ではなく一人の人として接してみてはくれないだろうか」
「娘ではなく人として、ですか」
「あぁ。子供というのは背伸びしたくなる時期があるもんだ。それを上から抑え付けたら伸びるものも伸びなくなってしまうぞ」
「そうかもしれませんね。少し考えて見ます」
「そうしてくれると嬉しい。それにアンはいい子だよ。ちゃんと親の貴女を好きっていえる子だ。そこは自信を持っていい」
「っ!!」
最後に俺が思った事をそのまま伝えると母親は息を呑むように口を押さえ、深々と礼をしてきた。
後はこの人次第だな。
はぁ、神という立場というのを利用して偉そうな事を言ってしまった気がする。
しょうがない、言ってしまった手前そのうち様子でも見に行かせてもらおうかな。
戻るとアンがサチの手を掴んで左右にブンブンと振っている。
アンの機嫌もすっかり良くなったようだな。
「待たせたね」
「ねえねえ、ソウ様、また遊びに来てもいい?」
それを聞いて何か言おうとする母親を手で制止して答える。
「いいぞ。ただ来るならちゃんと前もって連絡してからな」
「うん。わかった!」
後ろ盾が出来て安心したからなのか母親の元に戻っていく。
「それではソウ様、お世話になりました」
「またねー」
しっかりと手を繋いで飛んでいく二人を見送った後、連れてきたルシエナに声をかける。
「ルシエナもご苦労様」
「いえいえ、これも警備隊の仕事ですから。それよりありがとうございました。おかげで一人の子供を助ける事ができました」
「礼を言うならサチに言ってくれ。最初に見つけたのはサチだから」
「そうでしたか。サチナリア様ありがとうございました」
「いえ、大した事はしていません」
深く礼をされ、少し照れてるサチが可愛い。
「それでも感謝しております。では、私もこれで失礼します」
「あぁ、気をつけてな」
「ありがとうございます。では!」
バサっと羽を広げると颯爽と飛び去っていくルシエナを見送る。
ふぅ、これで一件落着かな。
一つ気になった事があった。
「そういえばアンはなんでサチを知ってたんだ?」
「あの、ソウ、忘れているかもしれませんが、私これでも主神補佐官ですよ?」
久しぶりにサチの訝しげな視線を向けられた。
「うん、知ってる」
「自分で言うのも何ですが、主神補佐官と言えば上位天使の中でもかなり上位に入るのですからね」
「うん、わかってるわかってる」
「そうなれば子供の教材にも顔や名前が載ります」
「え?そうなの?」
これはさすがに初耳だった。
「そうなのです。だからアンが私を知っていてもおかしくありませんし、初対面の方でも私の事を一方的に知っていてもおかしくはないのですよ」
「そうだったのか。サチは有名人だったのか」
「有名人といわれると途端に尊厳が失われる気がするのですが」
肩の力が抜けたようにがっくりしている。
「じゃあ今日の事で更にサチの名を上げたわけだな」
「そうなるのでしょうか」
「なろうがなるまいが良い事したのは間違いないだろ。そこは俺が保障する」
「ありがとう、ございます」
照れてる照れてる。
「で、ご褒美はなにがいい?」
「え?どういうことですか?」
「いいことしたんだから、ほら、今ならリクエスト聞くぞ」
「えっと・・・じゃあ頭撫でてください」
予想外のリクエストだったが仕事終わりの時と同じように優しく撫でてやる。
「こんなんでいいのか?なんでまた」
「先ほどして貰ったのが予想以上に良かったので」
「そ、そうか」
はっきりそう言われてしまったら満足するまでやるしかないな。
その後結構な時間撫でる事になった。
余談。
撫ですぎたからなのか何なのか今晩のサチは妙に積極的だった気がする。
気のせいかなぁ。
0
あなたにおすすめの小説
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
最凶と呼ばれる音声使いに転生したけど、戦いとか面倒だから厨房馬車(キッチンカー)で生計をたてます
わたなべ ゆたか
ファンタジー
高校一年の音無厚使は、夏休みに叔父の手伝いでキッチンカーのバイトをしていた。バイトで隠岐へと渡る途中、同級生の板林精香と出会う。隠岐まで同じ船に乗り合わせた二人だったが、突然に船が沈没し、暗い海の底へと沈んでしまう。
一七年後。異世界への転生を果たした厚使は、クラネス・カーターという名の青年として生きていた。《音声使い》の《力》を得ていたが、危険な仕事から遠ざかるように、ラオンという国で隊商を率いていた。自身も厨房馬車(キッチンカー)で屋台染みた商売をしていたが、とある村でアリオナという少女と出会う。クラネスは家族から蔑まれていたアリオナが、妙に気になってしまい――。異世界転生チート物、ボーイミーツガール風味でお届けします。よろしくお願い致します!
大賞が終わるまでは、後書きなしでアップします。
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる