5 / 44
1章 異世界に来た
4話 若返り疑惑
しおりを挟む
私達は魔物の少ない区域目指して歩いていた、基本的に魔物はソルが倒してくれている。
しかし、先程の事もあってか歩く姿を見ても明らかに元気がないレイナ。
ミルムという神様との別れ、実際に出会ったのは転生時とついさっきの2回だけだったらしいけど、レイナにとっては特別な存在だっただけに、心の中にポッカリと穴が空いたかのような様子だった。
「……ごめんなさい、私なんかの為に」
「いや、カオリのせいじゃないさ。それよりも、ミルムから色々貰った物があるだろう?確認してみようか」
「そう、ですね。ステータスオープン」
はぐらかす為に言ったかのような言葉だったが、実際に何を授かったのかは私も気になるので見てみようと思う。
ステータスを開いてみると、雷属性と雷耐性以外にも様々なスキルが追加されていた。
このステータスは周りからは見えないらしく、何が増えたのかは私が口頭で伝える事にした。
「鑑定眼、透視、観察眼、完全記憶、力持ち、遠視、危険察知、魔力探知、魔法でコール……」
「お、おぉ……凄い量の補助スキルだな」
「凄いわね、あったら便利なのが沢山」
前を歩いていたソルも、私の声を聞いていたみたいだ。
「あと、マッピングってスキルもありますね……」
「マッピング……?マッピングと言えばマップを記録したり作ったりするって意味だったはずだが……そんなスキル聞いた事ないぞ」
異世界転生の先輩であるレイナでも、マッピングというスキルは知らないようだ。
「1回使ってみていいですか?」
「あぁ、いいぞ」
「マッピング」
そう口にすると、目の前にヴィクトヘルム地図と書かれた大きい地図が浮かび上がった。
「わっ!?」
「おお、これは地図か!?」
どうやら、レイナにもこの地図は見えているみたい。
良かった、私でもちゃんとスキルを使えるようになってた!嬉しいな。
「しかし、この一部しか書かれていないみたいだな」
レイナがそう言いながら地図触れると、触れた部分が拡大されて見やすくなった。
「あっ、拡大された!」
自分達が居るであろう位置に点があり、その周りにはここが森であると判るように描かれていた。
自分の周り一定範囲が、この地図に描かれているかのような感じかな。
よく見ると、自分の現在地より若干北付近も描かれている。
しかし、この広い森ですら地図にはかなり小さく描かれていることを考えると、この地図は世界地図なのでは?と思った。
「もしかしたら、自分が行ったことある場所しか描かれないんじゃないでしょうか?ここを見ると、現在地より北が少しだけ描かれています、これが私達が歩いて来たって事では?」
「確かに、今は南へと移動している、なるほどそうか!だからマッピングなのか!」
そして色んな所をタップしたりして使い方を探っていると、拡大倍率の調整も出来ることが判明。
取り敢えずマッピングのスキルがどんな物なのか把握出来た、簡単にいえば自分で作る世界地図だね。
色んな場所に行けば行くほど、この世界地図は完成されていく……自分だけの地図。
「これは素晴らしいぞ!この世界にこんな精密な地図はないからな、簡単な地図ならあるのだが……」
レイナがそう言うと袋の中から紙らしき物を取り出した、中身を見てみると簡略的な地域地図のような感じだった。
その地図によると、この森を出てすぐ南に街らしきものが描かれている。
「これがここから1番近い街ですか?」
「そうだな、厳密にはトリスターという王国なのだがな」
なるほど、ならまず私はこの国を目指す事になりそうかな。
「取り敢えず、その地図は素晴らしいうえに見た事が無い、だから人前では出さないようにな」
「何故ですか?」
「悪い奴に見られたら悪用される可能性があるからだ、精密な地図になり得ると分かれば、拉致してでも欲しがる奴は居るだろうな」
「ひっ……」
この世界で拉致なんぞされたら、ヤバい事くらい想像出来る。
「大丈夫、私達が守るから」
「あ、ありがとうございます」
ステータス内の詳しいチェックは野営する際に確認する事にした。
そして、ウエストポーチの中身もチェックしてみると、ミルムが言った通り無限収納出来るアイテム袋となっていた。
中に入っている物が全て分かるようになっており、取り出したい物を意識すると取り出せるようになってるみたい。
中にはまだ合羽しか入れていなかったはずだけど、入れた覚えのない色んな色の硬貨が入っていた。
「何これ、硬貨?」
「それ、金硬貨じゃないか!」
「金硬貨?」
「この世界のお金だ。金硬貨は1万ノルンなのだが、日本で言う1万円だと思ってくれ」
「なるほど1万円!でもまだいっぱいあるみたいですよ?」
更に色違いの硬貨を出してみると……
白硬貨が10枚
金硬貨が10枚
銀硬貨が10枚
銅硬貨が10枚
が入っていた。
「白が10枚……100万あるじゃないか!」
「ひゃ、100万!?もしかして、さっきのミルムさんが入れてくれたんですかね?」
「だ、だろうな……暫く生活に困らないように計らってくれたのだろう」
レイナ曰く、銅が100ノルンで銀が1000ノルンと、10倍毎に色が変わるんだそうな……
ポーチの中にはなかったけど、青銅硬貨が10ノルンで鉄硬貨が1ノルンらしいがあまり使われないから覚えるだけでいいって言ってた。
ミルムさん……感謝します、お陰で暫くは食べていけそうです。
アイテム袋と化したポーチの確認も済んだので、どんどん森の中を進んでいく私達。
最初は魔物にも結構出会っていたのだけど、次第に出会う回数が減ってきた気がする、目的の場所に近づいてきたかな?と思っていると、私が転生して来た時のような広場があった。
「ここで野営しようか!周りが見やすくて魔物が来ても分かりやすい、更に近くで水が湧き出してる場所もあるからな、よくここを使うんだ」
「そうなんですね」
レイナとソルがテントを張ろうとしていたので私もお手伝い。
テントなんて設置したことなかったけど、優しく教えてくれたので難なく設置を手伝えた。
「よし、私は木を集めて焚火起こしておくから、2人は水を汲んできてもらえるか?」
「了解」「分かりました!」
私はソルに教えてもらって水湧き場へと歩いて行く、歩いて3分も掛からない場所に水が湧いているのが見えた。
「あっ、あれですか!」
「そうよ、ここの水は飲み水としても使えるから、このタンクに入れて保管しておくの」
ソルがアイテム袋から取り出したのは、日本でも見たことがあるようなポリタンクに似た入れ物だった。
「これは……ポリタンク?」
「確かレイナもそう言っていたわね……レイナやカオリが住んでいた所での名前でしょうけど、この世界ではコンテルと呼ばれる魔道具で、水を常にきれいに保ってくれる術式が組み込まれているのよ」
「魔道具……そうなんですね、覚えておきます」
ポリタ……違った、コンテルに湧き出した水を入れている最中、水溜まりに私の顔が写ったんだけど……
「あ、あれ?」
「ん、カオリ?どうしたの?」
「顔が……何だか少し幼く見えるんですけど……見た目何歳に見えますか?」
私は20歳なんだけど、こんな幼顔じゃなかった気がする……
「んんー、見た目は13~15歳……くらいかしら?」
「え?私……20歳なんですけど」
「あら、そうなの?15と20なんて大して変わらない気はするけど、それにしては童顔に見えるわね」
身体を触るも違和感はない。
ちなみに、高校生になってから20歳になるまで身長は全く伸びず149cm、体重も増えずに40kg±2kgくらい、そして胸も全然育ってくれずAカップ……かなしい。
まぁ要するに、身体自体は多分13~20歳で間違いないはずだけど、顔が少し幼く見えるんだよね。
確か、中学生時代がこんな顔だった気がする……?
「もしかして私……若返っちゃった!?」
身体に違和感がなかったから気付かなかった。
「転生って若返るものなの?レイナはそんな事言っていなかった気がするけど……」
「分からないです、ただ想定にない転生をしてしまったので、その影響かもしれませんね」
「そうかもね、でも老けるよりはいいんじゃない?」
「ふふっ、確かに!」
クスッと笑って返事をする私。
魔物は怖いけど2人が守ってくれるから、まだ森の中だけど少しだけ恐怖感は薄れた気がする。
私は2人に感謝しながら、コンテルに水が貯まるのを待ったのだった。
しかし、先程の事もあってか歩く姿を見ても明らかに元気がないレイナ。
ミルムという神様との別れ、実際に出会ったのは転生時とついさっきの2回だけだったらしいけど、レイナにとっては特別な存在だっただけに、心の中にポッカリと穴が空いたかのような様子だった。
「……ごめんなさい、私なんかの為に」
「いや、カオリのせいじゃないさ。それよりも、ミルムから色々貰った物があるだろう?確認してみようか」
「そう、ですね。ステータスオープン」
はぐらかす為に言ったかのような言葉だったが、実際に何を授かったのかは私も気になるので見てみようと思う。
ステータスを開いてみると、雷属性と雷耐性以外にも様々なスキルが追加されていた。
このステータスは周りからは見えないらしく、何が増えたのかは私が口頭で伝える事にした。
「鑑定眼、透視、観察眼、完全記憶、力持ち、遠視、危険察知、魔力探知、魔法でコール……」
「お、おぉ……凄い量の補助スキルだな」
「凄いわね、あったら便利なのが沢山」
前を歩いていたソルも、私の声を聞いていたみたいだ。
「あと、マッピングってスキルもありますね……」
「マッピング……?マッピングと言えばマップを記録したり作ったりするって意味だったはずだが……そんなスキル聞いた事ないぞ」
異世界転生の先輩であるレイナでも、マッピングというスキルは知らないようだ。
「1回使ってみていいですか?」
「あぁ、いいぞ」
「マッピング」
そう口にすると、目の前にヴィクトヘルム地図と書かれた大きい地図が浮かび上がった。
「わっ!?」
「おお、これは地図か!?」
どうやら、レイナにもこの地図は見えているみたい。
良かった、私でもちゃんとスキルを使えるようになってた!嬉しいな。
「しかし、この一部しか書かれていないみたいだな」
レイナがそう言いながら地図触れると、触れた部分が拡大されて見やすくなった。
「あっ、拡大された!」
自分達が居るであろう位置に点があり、その周りにはここが森であると判るように描かれていた。
自分の周り一定範囲が、この地図に描かれているかのような感じかな。
よく見ると、自分の現在地より若干北付近も描かれている。
しかし、この広い森ですら地図にはかなり小さく描かれていることを考えると、この地図は世界地図なのでは?と思った。
「もしかしたら、自分が行ったことある場所しか描かれないんじゃないでしょうか?ここを見ると、現在地より北が少しだけ描かれています、これが私達が歩いて来たって事では?」
「確かに、今は南へと移動している、なるほどそうか!だからマッピングなのか!」
そして色んな所をタップしたりして使い方を探っていると、拡大倍率の調整も出来ることが判明。
取り敢えずマッピングのスキルがどんな物なのか把握出来た、簡単にいえば自分で作る世界地図だね。
色んな場所に行けば行くほど、この世界地図は完成されていく……自分だけの地図。
「これは素晴らしいぞ!この世界にこんな精密な地図はないからな、簡単な地図ならあるのだが……」
レイナがそう言うと袋の中から紙らしき物を取り出した、中身を見てみると簡略的な地域地図のような感じだった。
その地図によると、この森を出てすぐ南に街らしきものが描かれている。
「これがここから1番近い街ですか?」
「そうだな、厳密にはトリスターという王国なのだがな」
なるほど、ならまず私はこの国を目指す事になりそうかな。
「取り敢えず、その地図は素晴らしいうえに見た事が無い、だから人前では出さないようにな」
「何故ですか?」
「悪い奴に見られたら悪用される可能性があるからだ、精密な地図になり得ると分かれば、拉致してでも欲しがる奴は居るだろうな」
「ひっ……」
この世界で拉致なんぞされたら、ヤバい事くらい想像出来る。
「大丈夫、私達が守るから」
「あ、ありがとうございます」
ステータス内の詳しいチェックは野営する際に確認する事にした。
そして、ウエストポーチの中身もチェックしてみると、ミルムが言った通り無限収納出来るアイテム袋となっていた。
中に入っている物が全て分かるようになっており、取り出したい物を意識すると取り出せるようになってるみたい。
中にはまだ合羽しか入れていなかったはずだけど、入れた覚えのない色んな色の硬貨が入っていた。
「何これ、硬貨?」
「それ、金硬貨じゃないか!」
「金硬貨?」
「この世界のお金だ。金硬貨は1万ノルンなのだが、日本で言う1万円だと思ってくれ」
「なるほど1万円!でもまだいっぱいあるみたいですよ?」
更に色違いの硬貨を出してみると……
白硬貨が10枚
金硬貨が10枚
銀硬貨が10枚
銅硬貨が10枚
が入っていた。
「白が10枚……100万あるじゃないか!」
「ひゃ、100万!?もしかして、さっきのミルムさんが入れてくれたんですかね?」
「だ、だろうな……暫く生活に困らないように計らってくれたのだろう」
レイナ曰く、銅が100ノルンで銀が1000ノルンと、10倍毎に色が変わるんだそうな……
ポーチの中にはなかったけど、青銅硬貨が10ノルンで鉄硬貨が1ノルンらしいがあまり使われないから覚えるだけでいいって言ってた。
ミルムさん……感謝します、お陰で暫くは食べていけそうです。
アイテム袋と化したポーチの確認も済んだので、どんどん森の中を進んでいく私達。
最初は魔物にも結構出会っていたのだけど、次第に出会う回数が減ってきた気がする、目的の場所に近づいてきたかな?と思っていると、私が転生して来た時のような広場があった。
「ここで野営しようか!周りが見やすくて魔物が来ても分かりやすい、更に近くで水が湧き出してる場所もあるからな、よくここを使うんだ」
「そうなんですね」
レイナとソルがテントを張ろうとしていたので私もお手伝い。
テントなんて設置したことなかったけど、優しく教えてくれたので難なく設置を手伝えた。
「よし、私は木を集めて焚火起こしておくから、2人は水を汲んできてもらえるか?」
「了解」「分かりました!」
私はソルに教えてもらって水湧き場へと歩いて行く、歩いて3分も掛からない場所に水が湧いているのが見えた。
「あっ、あれですか!」
「そうよ、ここの水は飲み水としても使えるから、このタンクに入れて保管しておくの」
ソルがアイテム袋から取り出したのは、日本でも見たことがあるようなポリタンクに似た入れ物だった。
「これは……ポリタンク?」
「確かレイナもそう言っていたわね……レイナやカオリが住んでいた所での名前でしょうけど、この世界ではコンテルと呼ばれる魔道具で、水を常にきれいに保ってくれる術式が組み込まれているのよ」
「魔道具……そうなんですね、覚えておきます」
ポリタ……違った、コンテルに湧き出した水を入れている最中、水溜まりに私の顔が写ったんだけど……
「あ、あれ?」
「ん、カオリ?どうしたの?」
「顔が……何だか少し幼く見えるんですけど……見た目何歳に見えますか?」
私は20歳なんだけど、こんな幼顔じゃなかった気がする……
「んんー、見た目は13~15歳……くらいかしら?」
「え?私……20歳なんですけど」
「あら、そうなの?15と20なんて大して変わらない気はするけど、それにしては童顔に見えるわね」
身体を触るも違和感はない。
ちなみに、高校生になってから20歳になるまで身長は全く伸びず149cm、体重も増えずに40kg±2kgくらい、そして胸も全然育ってくれずAカップ……かなしい。
まぁ要するに、身体自体は多分13~20歳で間違いないはずだけど、顔が少し幼く見えるんだよね。
確か、中学生時代がこんな顔だった気がする……?
「もしかして私……若返っちゃった!?」
身体に違和感がなかったから気付かなかった。
「転生って若返るものなの?レイナはそんな事言っていなかった気がするけど……」
「分からないです、ただ想定にない転生をしてしまったので、その影響かもしれませんね」
「そうかもね、でも老けるよりはいいんじゃない?」
「ふふっ、確かに!」
クスッと笑って返事をする私。
魔物は怖いけど2人が守ってくれるから、まだ森の中だけど少しだけ恐怖感は薄れた気がする。
私は2人に感謝しながら、コンテルに水が貯まるのを待ったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました
星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎
王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝――
路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。
熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。
「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」
甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。
よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、
気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて――
しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!?
「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」
年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。
ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。
【完結】モブ令嬢のわたしが、なぜか公爵閣下に目をつけられています
きゅちゃん
ファンタジー
男爵家の三女エリーゼは、前世の記憶を持つ元社畜OL。社交界デビューの夜、壁際でひとりジュースを飲んでいたところを、王国随一の権力者・ヴァルナ公爵カイルにスカウトされる。魔法省の研究員として採用されたエリーゼは、三年間誰も気づかなかった計算の誤りを着任三日で発見。着々と存在感を示していく。一方、公爵の婚約候補と噂されるクロード侯爵令嬢セラフィーヌは、エリーゼを目障りに思い妨害を仕掛けてくるが...
転生先が意地悪な王妃でした。うちの子が可愛いので今日から優しいママになります! ~陛下、もしかして一緒に遊びたいのですか?
朱音ゆうひ@『桜の嫁入り』発売中です
恋愛
転生したら、我が子に冷たくする酷い王妃になってしまった!
「お母様、謝るわ。お母様、今日から変わる。あなたを一生懸命愛して、優しくして、幸せにするからね……っ」
王子を抱きしめて誓った私は、その日から愛情をたっぷりと注ぐ。
不仲だった夫(国王)は、そんな私と息子にそわそわと近づいてくる。
もしかして一緒に遊びたいのですか、あなた?
他サイトにも掲載しています( https://ncode.syosetu.com/n5296ig/)
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる