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51話 日本の家庭料理
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ミツキさんとの楽しい会話も終わり、夕飯をご馳走してくれると言うことで、裏庭に行ってシェミィとカエデとクロエさんを呼びに行くと……
「んんー!いいね、楽しい」
「た、楽しいの……?」
「ん!」
クロエさんがシェミィの尻尾に捕まって引き摺られていた。
シェミィも特に気にするような事もなく、クロエさんを引き摺りながら走り回っている。
「カエデ、これは一体……?」
「あぁご主人様、少し前までクロエちゃんとシェミィで模擬戦的な物やシェミィの使えそうな技の特訓してたんだけど……途中から遊びに変わっちゃったみたいで……」
「な、なるほど……それで尻尾に掴まって引き摺られてるのか」
見た感じあれだな、ロープに縛られた人が馬に引き摺られるあれみたいだな……名前何だったかな?銃の決闘するような世界でよく見るやつ……忘れた。
「本人嫌がってないからそのままにしてるけど……良いのかな」
「まぁ、シェミィも嫌なら嫌って態度を取るだろう。気にしなくていいんじゃないか?」
「だね。ねぇご主人様、私も彼女から色々教えて貰ってとある事を練習中なの、武闘会始まるまでクロエちゃんと訓練してもいいかな?」
「あぁ構わないぞ、ミツキさんにも言っとけよ」
「うん!」
こうして話してる間もクロエさんはシェミィの尻尾に掴まり引きずられていたが、こちらの会話が聞こえていたのか、こちらに大ジャンプしてきて綺麗な着地を決める、凄いジャンプ力だ。
「んふ、シェミィもカエデも素質あって筋もいいから教えがいがある。きっと驚く、楽しみにしてるといい」
「おう、楽しみにしてる。クロエさん達は武闘会見に来たりしないのか?」
「クロエでいい。勿論弟子の活躍見に行く、主もきっと良いと言ってくれる」
「情けない所は見せられないな、頑張らないと」
何もなくとも頑張るつもりだったが、尚更頑張る理由が増えた。
「そうだ、そろそろ飯にするらしいから戻って来てほしいって言ってたぞ」
「ご飯!すぐ戻らないと!」
ピューって効果音が似合うかのような走りっぷり、ご飯が大好きなんだな……
「猫人もこうして見ると可愛いな、シェミィも人だったらきっとこんな風に可愛いんだろうな……撫でてやりたい」
「きっとすぐ叶いますよ……ご主人様」
ボソッとカエデが何か言ったような気がした。
「ん?何か言ったか?」
「ううん、何も!私達も早く行こ!」
「そだな、行くか」
リビングに戻ると、豪華でボリューミーな食事が並んでいた。
大きな大皿に盛り付けられた骨付きチキンにトンカツや野菜炒め、各個人に肉じゃがもある、そして味噌汁……あぁ、日本だ……
とんでもなく量が多いけど。
そして、1番最後に出てきたのが思いがけない物だった。
それは、米だ。
王国、サンビーク、ノイシュと見てきて未だに発見していなかった米、この世界にはないと思っていた……あったんだ、お米が……
「どうですかコウガさん、日本の家庭を感じるでしょう?」
「あぁ……泣きそうだ、まさか米があるなんて……」
「ふふ、そうでしょう。苦労しましたよ……お米が見付からなくて、探しに探してようやく見つけたんです」
「ナイスだミツキさん……!」
「喜んで頂けて嬉しいですよ」
軽く心の中で泣いていたと思う、半分諦めてたからな……もう米が食えないって。
しっかり味わうとしようか……!
「どうですか?再現度は」
「俺もハンバーグを作ったりはしたが、ここまで再現された食事は初めてだ、しかし量がえぐくないか?」
「ふふ、食事が始まればすぐ分かりますよ、さぁ食べましょう!」
全員席に座って食事が始まる、そしてミツキさん達の食事で目を見開いた。
クロエとレインさんのおかず争奪戦がいきなり始まったのだ。
そしてクロエの取り分け皿には大量の食事が……あの小さい身体の何処に入るんだ?
「あっ!それ私が狙ってた部位のお肉!」
「ふっ、早い者勝ち」
「ムッキィィィィ!」
クロエとレインさんがやり合ってる中、華麗なスルー術で小皿におかずを取り分けてミツキさんの前に置いていくヴィーネ。
なんて華麗なお手前だ……あの2人の争奪戦の合間を縫っていくなんて。
「さ、皆さんも食べてください!」
「はい!」
俺は久しぶりの米と味噌汁を楽しむ、しっかり噛んで味わいながら。
カエデ達も物珍しく食事を見てから、食べたい物をお皿に取り分けてから口に運ぶ。
1口食べるとカエデの目が輝いた、かなり美味しかったようで食べるスピードがUPする。
他のみんなはしっかりと味わいながら食事をしていた、やはりお米が初めて食べるらしく、特に米はしっかり噛んで味わいながら食べていたように見えた。
食事を食べ終わって片付けを手伝う、あの大量にあったおかずが全て無くなり、約半分くらいをクロエが胃袋の中へ収めてしまった。
本当に、何処に入ったんだ?あの大量のおかず……
まぁ気にしても仕方ないので、片付けに集中するとする。
ある程度片付け終わると、カエデがミツキさんに話しかけた。
「ミツキさん、武闘会が始まるまでクロエさんと特訓する事になったんですが、良いですか?」
「良いですよ、お迎え必要ですか?」
「主、私が迎え行くから問題ない」
「分かった、無理させないようにね。まぁクロエなら大丈夫だろうけどね」
「さすが主、分かってる」
2人の信頼関係は深いみたいだ、やっぱり俺と同じく奴隷だろうと関係ないってタイプだな。
片付けも終わり、ミツキさんは俺達を宿近くまで転移で送ってくれた。
「コウガさん、カエデさんがクロエと特訓するのなら、コウガさん達もツバキやレイン、ティナと特訓してはどうですか?」
「え、良いのか?」
「ええ、コウガさん達に武闘会で活躍して欲しいですから。みんなもいいよね?」
「あぁ、構わないぞ」
「主人の頼みなら喜んで」
「私も構わないわよ、私達にもいい刺激になるだろうしね」
「決まりですね、朝また迎えに来るので」
「分かりました、皆さんよろしくお願いします!サリーナはどうする?」
「私はお姉ちゃんと居るよ、武闘会では敵になるからね」
「分かった」
明日よりミツキさんPTに特訓して貰える事になった、かなり有難い。
俺達は魔物相手ならかなりの数してきたが、対人経験が少ないからな。
「じゃ、また明日」
「はい!また明日」
ミツキさん達が転移でシュッと消えていった。
俺達はサリーナさんを夫婦に返して自室へ戻って湯浴みをした。
カリナさんが凄くイキイキしていて、カリオンさんは少し疲れていた顔をしていた気がする、きっとハッスルしたのだろう……
湯浴み後、ソルトの尻尾を綺麗にすると決めていたので、ソルトを呼び出す。
「どうしたんすか?」
「あぁ、尻尾の手入れをしてあげようと思ってな。尻尾、ゴワゴワして絡まってそうに見えたからな、最近忙しくて自分でも手入れ出来てなかったろ?」
「まぁ確かにそうっすね、ならお願いするっす」
「了解」
ソルトにうつ伏せになってもらい、尻尾を手入れする姿勢になる。
「ソルト、気持ちがいい所とか逆に嫌な事とかもあればすぐに言って欲しい、人によって感じ方が違うから教えて貰えると調整しやすい」
「分かったっす」
俺は櫛とオイルを取り出しオイルは手に届く所に置いて、手入れ開始だ。
櫛を尻尾の先端に入れて少しずつ絡まった毛を梳いていく、一気にやると毛が抜けて痛いからな。
「おっ……ちょっと気持ちいいっす……」
「先端は割と感じやすいらしいからな、その調子で良い悪い言ってくれな」
「あいっす」
俺は丁寧に優しく櫛を入れていく、やはり毛が少し太くて砂が絡みにくい毛質になっている、それなのに毛が絡まってるって事は、長らく手入れ出来ていなかったみたいだ。
「カエデに比べて毛が太いんだな」
「そうっすね、普通の狼よりは毛質太めで量が少ないっす。環境が環境っすから」
櫛入れも順調に進み、尻尾の根元まできた。
「んっ……ふう……」
「やっぱり根元は弱いか」
「んっ……すね、大体尻尾を持つ人は分かってっ……ふー、くれると思うっす」
やはり根元はみんな弱い所らしい、前世でも尻尾の根元は敏感な動物が多く、その刺激が好きな子と嫌いな子がいた。
転生してきてからは、今の所気持ちがいいと感じる子ばかりだが、この刺激が嫌いな子はいるのだろうか?興味はある。
カエデとは細かいところでまた違った感じ方してくれるので可愛いなぁ……新鮮だ。
「んっ!?そこ凄いっす……っ」
どうやらソルトは尻尾の根元の裏側が凄く弱いらしい、ゆっくりと優しく丁寧に、ソフトな櫛タッチで梳く。
「んんんっ!」
ソルトの尻尾と腰がぷるぷると震え出す、たまらんなぁ……
ふふふ、快感の渦に呑まれるがいいさ……!
しっかり櫛で梳いた後、オイルでマッサージも行う。
終始感じまくったソルトは、手入れが終わった頃には腰が砕け、立てなくてフラフラになっていた。
それを見ていたカエデも、私にもして欲しいとせがまれたので手入れをした。
やはりカエデもソルトと同様腰が砕けてしまったようで、メイランがカエデを抱えてベッドに寝かせてくれたので、俺もソルトをカエデの隣に寝かせる。
因みにベッドは2つだったので、今日はメイランと共に寝る事に。
せっかくなのでドラゴン形態になって、尻尾を絡ませながら眠る。
こうするとメイランは寝付きがよく快眠出来るらしい。
武闘会まであと3日。
「んんー!いいね、楽しい」
「た、楽しいの……?」
「ん!」
クロエさんがシェミィの尻尾に捕まって引き摺られていた。
シェミィも特に気にするような事もなく、クロエさんを引き摺りながら走り回っている。
「カエデ、これは一体……?」
「あぁご主人様、少し前までクロエちゃんとシェミィで模擬戦的な物やシェミィの使えそうな技の特訓してたんだけど……途中から遊びに変わっちゃったみたいで……」
「な、なるほど……それで尻尾に掴まって引き摺られてるのか」
見た感じあれだな、ロープに縛られた人が馬に引き摺られるあれみたいだな……名前何だったかな?銃の決闘するような世界でよく見るやつ……忘れた。
「本人嫌がってないからそのままにしてるけど……良いのかな」
「まぁ、シェミィも嫌なら嫌って態度を取るだろう。気にしなくていいんじゃないか?」
「だね。ねぇご主人様、私も彼女から色々教えて貰ってとある事を練習中なの、武闘会始まるまでクロエちゃんと訓練してもいいかな?」
「あぁ構わないぞ、ミツキさんにも言っとけよ」
「うん!」
こうして話してる間もクロエさんはシェミィの尻尾に掴まり引きずられていたが、こちらの会話が聞こえていたのか、こちらに大ジャンプしてきて綺麗な着地を決める、凄いジャンプ力だ。
「んふ、シェミィもカエデも素質あって筋もいいから教えがいがある。きっと驚く、楽しみにしてるといい」
「おう、楽しみにしてる。クロエさん達は武闘会見に来たりしないのか?」
「クロエでいい。勿論弟子の活躍見に行く、主もきっと良いと言ってくれる」
「情けない所は見せられないな、頑張らないと」
何もなくとも頑張るつもりだったが、尚更頑張る理由が増えた。
「そうだ、そろそろ飯にするらしいから戻って来てほしいって言ってたぞ」
「ご飯!すぐ戻らないと!」
ピューって効果音が似合うかのような走りっぷり、ご飯が大好きなんだな……
「猫人もこうして見ると可愛いな、シェミィも人だったらきっとこんな風に可愛いんだろうな……撫でてやりたい」
「きっとすぐ叶いますよ……ご主人様」
ボソッとカエデが何か言ったような気がした。
「ん?何か言ったか?」
「ううん、何も!私達も早く行こ!」
「そだな、行くか」
リビングに戻ると、豪華でボリューミーな食事が並んでいた。
大きな大皿に盛り付けられた骨付きチキンにトンカツや野菜炒め、各個人に肉じゃがもある、そして味噌汁……あぁ、日本だ……
とんでもなく量が多いけど。
そして、1番最後に出てきたのが思いがけない物だった。
それは、米だ。
王国、サンビーク、ノイシュと見てきて未だに発見していなかった米、この世界にはないと思っていた……あったんだ、お米が……
「どうですかコウガさん、日本の家庭を感じるでしょう?」
「あぁ……泣きそうだ、まさか米があるなんて……」
「ふふ、そうでしょう。苦労しましたよ……お米が見付からなくて、探しに探してようやく見つけたんです」
「ナイスだミツキさん……!」
「喜んで頂けて嬉しいですよ」
軽く心の中で泣いていたと思う、半分諦めてたからな……もう米が食えないって。
しっかり味わうとしようか……!
「どうですか?再現度は」
「俺もハンバーグを作ったりはしたが、ここまで再現された食事は初めてだ、しかし量がえぐくないか?」
「ふふ、食事が始まればすぐ分かりますよ、さぁ食べましょう!」
全員席に座って食事が始まる、そしてミツキさん達の食事で目を見開いた。
クロエとレインさんのおかず争奪戦がいきなり始まったのだ。
そしてクロエの取り分け皿には大量の食事が……あの小さい身体の何処に入るんだ?
「あっ!それ私が狙ってた部位のお肉!」
「ふっ、早い者勝ち」
「ムッキィィィィ!」
クロエとレインさんがやり合ってる中、華麗なスルー術で小皿におかずを取り分けてミツキさんの前に置いていくヴィーネ。
なんて華麗なお手前だ……あの2人の争奪戦の合間を縫っていくなんて。
「さ、皆さんも食べてください!」
「はい!」
俺は久しぶりの米と味噌汁を楽しむ、しっかり噛んで味わいながら。
カエデ達も物珍しく食事を見てから、食べたい物をお皿に取り分けてから口に運ぶ。
1口食べるとカエデの目が輝いた、かなり美味しかったようで食べるスピードがUPする。
他のみんなはしっかりと味わいながら食事をしていた、やはりお米が初めて食べるらしく、特に米はしっかり噛んで味わいながら食べていたように見えた。
食事を食べ終わって片付けを手伝う、あの大量にあったおかずが全て無くなり、約半分くらいをクロエが胃袋の中へ収めてしまった。
本当に、何処に入ったんだ?あの大量のおかず……
まぁ気にしても仕方ないので、片付けに集中するとする。
ある程度片付け終わると、カエデがミツキさんに話しかけた。
「ミツキさん、武闘会が始まるまでクロエさんと特訓する事になったんですが、良いですか?」
「良いですよ、お迎え必要ですか?」
「主、私が迎え行くから問題ない」
「分かった、無理させないようにね。まぁクロエなら大丈夫だろうけどね」
「さすが主、分かってる」
2人の信頼関係は深いみたいだ、やっぱり俺と同じく奴隷だろうと関係ないってタイプだな。
片付けも終わり、ミツキさんは俺達を宿近くまで転移で送ってくれた。
「コウガさん、カエデさんがクロエと特訓するのなら、コウガさん達もツバキやレイン、ティナと特訓してはどうですか?」
「え、良いのか?」
「ええ、コウガさん達に武闘会で活躍して欲しいですから。みんなもいいよね?」
「あぁ、構わないぞ」
「主人の頼みなら喜んで」
「私も構わないわよ、私達にもいい刺激になるだろうしね」
「決まりですね、朝また迎えに来るので」
「分かりました、皆さんよろしくお願いします!サリーナはどうする?」
「私はお姉ちゃんと居るよ、武闘会では敵になるからね」
「分かった」
明日よりミツキさんPTに特訓して貰える事になった、かなり有難い。
俺達は魔物相手ならかなりの数してきたが、対人経験が少ないからな。
「じゃ、また明日」
「はい!また明日」
ミツキさん達が転移でシュッと消えていった。
俺達はサリーナさんを夫婦に返して自室へ戻って湯浴みをした。
カリナさんが凄くイキイキしていて、カリオンさんは少し疲れていた顔をしていた気がする、きっとハッスルしたのだろう……
湯浴み後、ソルトの尻尾を綺麗にすると決めていたので、ソルトを呼び出す。
「どうしたんすか?」
「あぁ、尻尾の手入れをしてあげようと思ってな。尻尾、ゴワゴワして絡まってそうに見えたからな、最近忙しくて自分でも手入れ出来てなかったろ?」
「まぁ確かにそうっすね、ならお願いするっす」
「了解」
ソルトにうつ伏せになってもらい、尻尾を手入れする姿勢になる。
「ソルト、気持ちがいい所とか逆に嫌な事とかもあればすぐに言って欲しい、人によって感じ方が違うから教えて貰えると調整しやすい」
「分かったっす」
俺は櫛とオイルを取り出しオイルは手に届く所に置いて、手入れ開始だ。
櫛を尻尾の先端に入れて少しずつ絡まった毛を梳いていく、一気にやると毛が抜けて痛いからな。
「おっ……ちょっと気持ちいいっす……」
「先端は割と感じやすいらしいからな、その調子で良い悪い言ってくれな」
「あいっす」
俺は丁寧に優しく櫛を入れていく、やはり毛が少し太くて砂が絡みにくい毛質になっている、それなのに毛が絡まってるって事は、長らく手入れ出来ていなかったみたいだ。
「カエデに比べて毛が太いんだな」
「そうっすね、普通の狼よりは毛質太めで量が少ないっす。環境が環境っすから」
櫛入れも順調に進み、尻尾の根元まできた。
「んっ……ふう……」
「やっぱり根元は弱いか」
「んっ……すね、大体尻尾を持つ人は分かってっ……ふー、くれると思うっす」
やはり根元はみんな弱い所らしい、前世でも尻尾の根元は敏感な動物が多く、その刺激が好きな子と嫌いな子がいた。
転生してきてからは、今の所気持ちがいいと感じる子ばかりだが、この刺激が嫌いな子はいるのだろうか?興味はある。
カエデとは細かいところでまた違った感じ方してくれるので可愛いなぁ……新鮮だ。
「んっ!?そこ凄いっす……っ」
どうやらソルトは尻尾の根元の裏側が凄く弱いらしい、ゆっくりと優しく丁寧に、ソフトな櫛タッチで梳く。
「んんんっ!」
ソルトの尻尾と腰がぷるぷると震え出す、たまらんなぁ……
ふふふ、快感の渦に呑まれるがいいさ……!
しっかり櫛で梳いた後、オイルでマッサージも行う。
終始感じまくったソルトは、手入れが終わった頃には腰が砕け、立てなくてフラフラになっていた。
それを見ていたカエデも、私にもして欲しいとせがまれたので手入れをした。
やはりカエデもソルトと同様腰が砕けてしまったようで、メイランがカエデを抱えてベッドに寝かせてくれたので、俺もソルトをカエデの隣に寝かせる。
因みにベッドは2つだったので、今日はメイランと共に寝る事に。
せっかくなのでドラゴン形態になって、尻尾を絡ませながら眠る。
こうするとメイランは寝付きがよく快眠出来るらしい。
武闘会まであと3日。
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