燕飛ぶのは帰るため

綿入しずる

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燕飛ぶのは帰るため 一

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「じゃあよろしく」
「ハイ旦那、お待ちしとります」
 手を揃え頭を下げる馴染みの厨人さんに手を振って、家に帰る。――おまちしとります、という響きが耳に残っていた。俺も、あいつが無事帰るのが待ち遠しいあまりに。
 今回は西のシンの州都、ジッチンまで飛んでいる。僻地戦地ではないのが幸い、発つ前にもおよそ五日で戻るだろうと見立てがされていたし、一日と半も経ち、向こうに着いたとのソウの伝文も受けたと帰還の予定を改めて伝えられた。――どうせならすべて、あれで済ませてくれればよいのに。あの虫だか魚だか、一晩で国の端から都まで飛ぶと言うではないか。文しか咥えられないとはいえ、なら文ならば、あれでよいはずだ。
 などと言えば、ザクロは怒るだろう。俺の仕事をとるんじゃないよと。その表情も口振りも簡単に蘇ってくるのだから、もう何度聞いたものだか。
 ザクロは務めが大好きだ。だものだから困ってしまう。慣れていて誰よりも速く飛ぶから、御上にも重宝されている。ほんの五日で帰るのもあれが優秀だからだ。でもほんの五日、心配で長い。すぐ帰るのにと皆からかうが、早い旅だからこそ俺は心配なのだ。
 燕の巣に、稀に一羽大きく育つものが現れる。兄弟を食った雛であるとか、化け鳥が燕に子育てをやらせているとか、様々に言われる。燕たちが巣を離れるのに合わせて独り立ちし、その後は峰で暮らす。四、五年ほどかけて人を乗せることができるほどの大きな鳥へと成長するのを早いうちに見つけて手懐けると、空を翔ける最速の騎となる。それが酋燕シュエだ。ザクロはその鳥に乗る伝令燕乗えんじょうだった。
 酋燕は速いが、他の四つ足の騎と違い、乗り手に構わぬ速さと飛び方である。しがみつくようにして乗ることになる。飛ぶ速度と体力を削がぬごく小柄な乗り手が、よく訓練してその任に当たる。重要な文書や荷だけ運ぶのに限って使われる、その分稼ぎはよいが――つまり危ないのだ。落ちることも多くある。だからいつも人手不足で、皆なっては落ちる、なる前に落ちる……
 子供の頃に、そんな話を聞いたときには恐ろしくて縮まったものだ。俺には絶対無理だ、と言って、母には大笑いされた。俺は自他ともに認める怖がりだ。命がけの仕事なんてできるわけがなかった。
 だから配属された守宮署の近くで小柄な人たちを見かけるようになり、あれが燕乗だと教えられたときは甚く尊敬した。女も多い中に、ザクロが居た。初めはあれも娘かと思った。それくらい華奢に見えた。こんな子供が命がけで働いているのかと敬服するやら恐ろしいやら。同じ官人といえ、ただ掃除などして暮らす俺にはつくづく縁のない世界だと思っていた。のだが。
 ただ、たまたま、休憩に腰掛ける場所が同じだったのだ。仕事の合間、庭を眺めてぼんやりとする、そんな場所が偶然被った。そういう。

 足音に顔を上げればばっちりと目が合った。白髪の人々の持つなんとなく儚く見える印象とは真逆の、目力を持つくっきりと墨塗ったような黒目だった。子供のような細い手足はしかし弱くなく――むしろいかにも力強く見えた。その体躯と、宮の一角でもしかと足を包む形の靴を履いて脚絆を巻いた足元に、彼が例の燕乗の一人だと気づいた。
 俺が休んでいたのは庇の下に設けられた、三人ほどが座れる簡単なつくりのこしかけだった。どこの物というわけでもなく、皆が座って憩っている場所だった。
「そこ、隣、座らせてください」
「――あ。ああ、どうぞ」
 男にしては少し高い声が言うのに、一瞬、遅れて答えた。わざわざ訊く人などあまり居ないが、目が合ってしまったから訊いたのだろう。軽く頭を下げて隣というにはやや遠く、座の端に腰を下ろした彼はふうと息を吐く。動いてきた後のようで汗が滲んでいた。
「燕乗だよな」
「はい、そう。去年から」
 つい言ってしまった。話しかけようとして話しかけたというより、知らぬ人と並んだのに、その流れでは何かちょっと緊張してしまってつい口が動いた。言ってしまえば、自分が話しかけたのだからとその後も何か言おうとした。へえ、と相槌打って紡ぐ。
「よく酋燕など乗れるねえ。俺なんか駆駒ククでも怖いのに」
 四つの蹄で天ではなく地を駆けるもの、その中でもよくいるのには数度乗せてもらったことがあるが、あれでも十分高さが出るし、ままならなくて怖い。短い時間でも気疲れしてしまって呆れられるほどだった。
 比べるべくもないことをしみじみ呟くと燕乗は笑った。隠さぬ笑いっぷりで身を揺らして、先程まで硬く素気なかった声が解れた。
「そりゃ最初はもう、死ぬかと思って、どうにか降りてきても立てなくなったけど。慣れます。癖になっちゃって」
「癖」
「もう飛ぶのが楽しい」
 可笑しがって笑っていたのが、どこか熱の入った笑みになった。思いがけない返答に俺は暫し言葉を失った。
 ――そのあと少し、休憩を切り上げるまでぽつぽつと話したのの内容はあまり覚えていない。自己紹介くらいはしたはずだ。次に会ったときには懐こく笑って、守宮の、と呼んで挨拶してくれたから。
 二度目にはちゃんと名乗りあって、もう少しお互いのことを話した。子供だと思った彼、ザクロは俺と二つしか年が違わなかった。歳は十七、出身はこの辺ではなくチュウ州。小柄な者の多い家系で昔から背が伸びず、此処に来てからもこれなのでもう見込みがないなと、嫌でもなさそうに笑う。
 ザクロ。花も美しく濃い赤のたまのような実が零れるほどに数多つくから、宝を多く得るとして縁起のよい木の名だ。しかしあの果実は食べ頃にぱっくりと割れる。その様がこう……落ちて頭を割るのを連想させて不吉なので、此度燕乗になるには名を変えてはどうかと言われたこともあるそうだ。でも祖父さんが決めてくれた名前だから、他にしっくり来る名なんて無いし、と肩を竦める。
 それからは会うと声をかけてくれるようになった。少しずつ、休憩の時間に話して仲良くなった。
 茶菓子など分けてやって、そのうち、もうちょっと話したいし何処かで茶でもしようと誘った。数回目で酒になった。見た目の割にザクロは酒好きだった。店で、外で、家に招いて飲んだ。飲むほど打ち解けて親密になった。
「内緒だけどね、――不敬と言うなよ」
 酔っぱらってこそっと顔を寄せて、小さな声で言う。
「勅を読み上げるときってのは、最、っ高で。広げた黒紙銀墨がまあそりゃ綺麗で。あれはどこでも、暗くても照らさなくても勝手にきらきら光るんだけど――深く息して、それを読むと、皆々平伏して有難がって聞くものだから自分が天子様になった気分になる」
 実に楽しそうに笑み、俺に秘密を打ち明ける。得意気に教えてくれる。
 彼は燕乗の仕事が――飛ぶこと自体も、物を運ぶ務めも、好きだった。
 運んでいる物が大事であればあるほど、冴えて気持ちいいのだと言う。抱えているときの緊張感が、体の芯まで染み渡ると堪らないそうだ。何度聞かされたことか。その中でもやっぱり一番は勅令など帝の御命によるもので、世の誰もが知る、が見たことは無い特別な書状を自身はもう三度目にしたと自慢する。
 皆が深く頭を下げて聞き入る中で、特別な銀の墨で書かれた御言葉を、己の声で発するのだ。俺には想像もつかない。横で囁くこの声が、そんな立派な風になるところ。
「今のは聞かなかったことに」
 大体そう結んで酒を飲み笑う。
 その頃には――いやもっと前から、ザクロのことを好きになっていた。小柄な体や伸ばしっぱなしで長い髪は小娘のようであるのに、強くて格好良くて、憧れる。なんとも憎めず可愛いらしい奴で、一緒に居て楽しかった。
 好きになるほど、俺はあいつが酋燕に乗るのが心配になった。ザクロはここ十年二十年見ないほどに達者だと聞くが、なんと言ってもあの酋燕だ。他の騎とはわけが違う。飛ぶたび、守り袋を握って祈らずにいられない。通りがかりに辻の祠など気になっては、少し掃除をして手を合わせたりする。彼の名に、弾けた柘榴の実を思い浮かべては身震いする。

 思い結ばれ晴れて匹偶めおとになり、数年もすれば少しは慣れるかと思ったがむしろ増すばかり。心配で堪らなく、言っては叱られる。自分でもこんなことばかりはちょっと悪いと思うのだけど。
 でも今回だって五日が長くて、長くて。その前から雪解けで俺の仕事が増える時期で共に居る時間が減り、これが終わったら晩酌でもしようなと約束していたところに急な指令が来たものだから――いや燕乗の仕事などいつも急であるが。だから猶更。
 それで肉を買って料理を頼んできてしまった。喜ぶだろうなと思えば、やっぱりその日が待ち遠しい。天が荒れたりすれば帰りが遅れることもある、そうすると用意も無駄になる。安いものじゃないのに。でも帰ってきてから頼んで、いざその日が来たらまた飛ぶよう言われてしまって結局楽しめなかったこともあるのでいつだって同じだ。無事に、見立てのとおり帰れるようにと願掛けがてら、奮発した。
 顔を思い浮かべてあれこれお願いしている間はよかったが、まだ今日は一人で飯だと思うと気が落ちる。近所の子供たちが日暮れまで粘って遊んでいる声が逆に寂しい。ああでも、うちも煮炊きの煙が上がっているな。自分で粥くらい炊けると言ったのに、トチさんはまた落ち着かないでいる俺を気にしてやりに来てくれたのか。いっそ一緒に食べていかないかと誘ってみようか。彼女も一人だろうし。
 考えながら垣を越して家に入ると、聞き慣れた軽い足音がした。駆け込んでくる白い姿に動転して悲鳴を上げそうになる。
「おかえり!」
 それは逆だ。俺が言おう言おうと待ち構えていたのに。いやしかし、早すぎる。
「ザクロ、えっ、なんでいる」
 帰りは明日の夜頃、今はまだ飛んでいるはずだった伴侶は髪を括り袖を捲って、煮炊きの真っ最中の様子だ。何かまずいことがあって此処にいる雰囲気ではないが。
「急いで帰ってきた。蟹があるぞ! 食わせてもらったのが美味くって、俺なら持ち帰れると思ってさ。なんとまだ生きてる。今湯掻く。あとな、かぶらの漬けたのと、味噌も買ってきたから――」
「蟹!?」
「うん、好きだろ」
 俺が言葉をつかえさせているのに、ザクロの声は明るく張り切りしゃきしゃきしている。本当にいつもどおりだ。頭は割れてない。ちゃんと生きてる。ああよかった――
 いやしかし、蟹。そんなことで。
「そんなことで急ぐんじゃないよ莫迦……」
 聞いていたより一日も早い。行きは文を届けるのに急ぎで、帰りは何も持たないので並程度。今回はそれでよかったはずなのに、これは帰りも全速力で飛んだ計算だ。休息の時間も短かったのではあるまいか。安堵と喜びと呆れに肩を落としながら言うと、ザクロはむっと口を尖らせた。
「早く飛んだほうが短い時間で済むから危なくないと何度言ったら」
「急がなくていい。無事帰ってくれ。思わぬところでお前の姿を見ると、どこかで落ちて魂だけそこにいるんじゃないかと思ってしまう」
「だから無事だろお。お前の小心も底知らずだな。遅れても早くても駄目か。難しい」
 腕を組み、俺を睨み上げる。負けじとその目を見返す。
「だってな本当に心配なんだぞお前」
「俺を信用しろ。百年に一度の逸材だぞ。落ちるもんか」
 俺は本当に案じているのに、喧嘩を買うような口振りで言うのだから困ってしまう。
 ザクロは聞かない。これについては特に譲らない。……これはそうでないと俺もまずい。怖い、落ちるかも、なんて言われた日には絶対二度と飛ばせてはやらない。だからそう言ってやってくれないといけないが。
「折角早く帰ってきたのにお小言ばかりはないんじゃないか。そんな面をして。もっと旦那に言うことがあるだろう? いいかげん臍を曲げるぞ」
 あまつさえそう言われては。それは俺だって、文句を言いたいんじゃない。こうやって顔が見られてどんなに安心しているか。どれほどお前を待っていたか。
「……――俺だって、お前が帰ってきたら食わせてやろうと思って猪肉を頼んできた。鍋に丁度いいやつを。酒も、お前の好きな郷里くにのがあるって」
「……それはいい」
 教えてやるとザクロは瞬き一つで笑顔になる。ころっと機嫌がよくなった。よかった。組んでいた腕も解いてしまう。あまりにあっさり調子がいいので、俺もつられて笑ってしまった。
 肉鍋はこいつの好物だ。酒はなんでも好きだが、特に育った場所のものはやっぱり口に合うらしい。
「明後日だぞ。ゆっくり落ち着いて食える日にと頼んできたんだ。まさか丸一日も早いとは」
 ちょっとだけ、小言を足す。ちゃんと帰ってくるようにとの願掛けでもあったとまでは言わない。俺の心が勝手に心配してしまうだけで、信じてないわけではないのだ。こいつは本当に上手な乗り手らしいから。そんなものなくたって帰ってきてくれるとは、分かっているのだ。
「分かってる! 今日は蟹だもんな。毎日御馳走だ。――ああ言い合ってたら鍋が沸く。蟹見るか蟹」
「うん」
 いつもの調子で喋り安心したら一気に腹が減ってきて、鳴りそうだ。ザクロは料理も上手い。さっき頼んできた厨人さんだって昔から馴染みで俺たちの好みをよく知ってる。こうなったらただ楽しみだ。
 ザクロと一緒に食う飯はすこぶる美味い。匹偶ふうふのよさをいつも実感する。
 こっちは今帰ってきたところだというのに、構わず腕を引っ張ってくるのにも眉が下がる。歩きながら、思い出して言った。
「無事でなにより。おかえりザクロ」
「ああただいま。その顔が見たかったんだよ」
 見上げてくる顔が一際満面の笑みになる。俺もそうだった。心底、ほっとした。
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