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「ありがとう・・・。」
樹里もどこにあるのか知らない茶葉で、陸がお茶をいれてくれた。
その前は、お父さんの仏壇の前で両手を合わせていたし・・・。
「可愛いな!夏生から?」
「そう!よく分かったね?」
「夏生から、樹里の好きな色聞かれたりしてたからな!」
「なんで・・・陸に?」
「みんな知ってるからだろ?」
「うちらが、樹里が小学校4年生の時から知り合いだって?」
「それも含めだろ?
こういう話はすぐに回るからな。
樹里のことも、就活生の中で話題になってるくらいだし・・・。」
陸がそんなことを言ってきて、心当たりがないので首を傾げた。
「就活生のSNSとか匿名の掲示板で・・・面接官の樹里のことがすげー話題になってる。
それで取材の申し込みもいくつかあって、副社長が受けようとしてるのを何回も止めた。」
「樹里・・・変なこと言ったりしてないけど。
何も言わないで、座って見てただけだよ?」
「樹里は・・・可愛いからな。」
「うん・・・樹里は、可愛い。」
「そんな可愛い樹里が、子どもみたいな赤いリボンを付けてツインテールにして・・・
サイズの合わないうちの商品を着て、更に俺の大きめのジャケットまで羽織ってたら・・・すげー目立つよな。」
樹里もどこにあるのか知らない茶葉で、陸がお茶をいれてくれた。
その前は、お父さんの仏壇の前で両手を合わせていたし・・・。
「可愛いな!夏生から?」
「そう!よく分かったね?」
「夏生から、樹里の好きな色聞かれたりしてたからな!」
「なんで・・・陸に?」
「みんな知ってるからだろ?」
「うちらが、樹里が小学校4年生の時から知り合いだって?」
「それも含めだろ?
こういう話はすぐに回るからな。
樹里のことも、就活生の中で話題になってるくらいだし・・・。」
陸がそんなことを言ってきて、心当たりがないので首を傾げた。
「就活生のSNSとか匿名の掲示板で・・・面接官の樹里のことがすげー話題になってる。
それで取材の申し込みもいくつかあって、副社長が受けようとしてるのを何回も止めた。」
「樹里・・・変なこと言ったりしてないけど。
何も言わないで、座って見てただけだよ?」
「樹里は・・・可愛いからな。」
「うん・・・樹里は、可愛い。」
「そんな可愛い樹里が、子どもみたいな赤いリボンを付けてツインテールにして・・・
サイズの合わないうちの商品を着て、更に俺の大きめのジャケットまで羽織ってたら・・・すげー目立つよな。」
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