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朝、キッチンに陸と並ぶ・・・。
「今日は・・・結構上手に出来た?」
「うん、これまでで1番おにぎりだな!」
鮭フレークを混ぜたご飯、そこに海苔を巻いたおにぎりを、小さめに切ったラップで包み・・・
「お母さん!!!これ!!!!」
「ありがとう・・・まさか、樹里が料理を始めるなんて。
掃除と洗濯もやれば出来る子だったのね。」
「お兄ちゃんに申し訳なさすぎて、最近はたまにお姉ちゃんの所の家事しに行ってる。」
「聞いたわよ。身体動かしにくいから助かってるってこの前莉央が言ってたわ。」
玄関に向かうお母さんについていくと、陸が慌てて向かってきた。
「お母さん!これも間に合いましたから!!」
そして、お弁当箱が入った袋をお母さんに渡している。
「いつもありがとう、陸。
陸がこっちに住んでくれてるから、私も助かってるけど・・・本当に、いつでも2人で新居を探してもいいのよ?」
「いえ、樹里のお父さんが建てたこの家が樹里の家で・・・俺の家にもさせてもらっていますから。」
「お父さんもきっと喜んでるわ、ありがとうね。」
お母さんはそう言って笑いながら・・・チラッと陸の左手を見た。
「早く2人とも指輪しておきなさいよ!
樹里はフラれても仕方ないけど、陸みたいな人だと結婚してても取られるわよ!?」
「それは死ぬギリギリまで保留中なの!!」
「今日は・・・結構上手に出来た?」
「うん、これまでで1番おにぎりだな!」
鮭フレークを混ぜたご飯、そこに海苔を巻いたおにぎりを、小さめに切ったラップで包み・・・
「お母さん!!!これ!!!!」
「ありがとう・・・まさか、樹里が料理を始めるなんて。
掃除と洗濯もやれば出来る子だったのね。」
「お兄ちゃんに申し訳なさすぎて、最近はたまにお姉ちゃんの所の家事しに行ってる。」
「聞いたわよ。身体動かしにくいから助かってるってこの前莉央が言ってたわ。」
玄関に向かうお母さんについていくと、陸が慌てて向かってきた。
「お母さん!これも間に合いましたから!!」
そして、お弁当箱が入った袋をお母さんに渡している。
「いつもありがとう、陸。
陸がこっちに住んでくれてるから、私も助かってるけど・・・本当に、いつでも2人で新居を探してもいいのよ?」
「いえ、樹里のお父さんが建てたこの家が樹里の家で・・・俺の家にもさせてもらっていますから。」
「お父さんもきっと喜んでるわ、ありがとうね。」
お母さんはそう言って笑いながら・・・チラッと陸の左手を見た。
「早く2人とも指輪しておきなさいよ!
樹里はフラれても仕方ないけど、陸みたいな人だと結婚してても取られるわよ!?」
「それは死ぬギリギリまで保留中なの!!」
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