【R18】清掃員加藤望、社長の弱みを握りに来ました！

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そう聞いた俺に望の顔は茹でダコのようにみるみると真っ赤になっていき・・・



「分かりやす・・・っっ！！！」



と、爆笑した。



「いや、でも俺は気付かなかったけどな！！！
この前“お兄ちゃん”が妹の片想いの相手を暴露してきたんだよ！！！
そんなことまでバラすとか酷い兄貴だよな！！？」



両手で真っ赤な頬を覆っている俺の可愛い"ほぼ妹”を見ながらもっと爆笑する。



「それを鎌田にバラした俺も酷い”ほぼ兄貴”だけとな！！！
そしたら驚くことに、鎌田はずっと前から気付いてたらしい！！！！
親友の俺にまで黙ってたとか、あいつ俺に隠し事とか酷い親友だよな！！！」



こんなに可愛くて、でもこんなにも"可哀想”である望に俺は伝える。



「小関の分家の奴は秘書に何も渡さないとか、他の分家よりも過酷なルールを課したからな、亀さん。」



今年の冬もピーコートではなくダッフルコートを着ている望に真剣な気持ちで伝える。



「でも他の分家の奴らも異性の秘書と普通にエロいことしまくってるし、キスとか抱き締めるとか胸触るとか手マ◯とか、それくらいは一平にやって貰えよ。」



増田清掃にいるあのオッサンから"そういう指導”も受けているという、死ぬほど可哀想な望に・・・



もしも俺が一平で、もしも俺が本当の"お兄ちゃん”だったら、望にそんなことは絶対にさせないと、めちゃくちゃ苦しくなりながら・・・



望の為に今の俺では何も出来ないことに、死ぬほど辛くなりながら・・・



本気で、そう伝えた。