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私の言葉に青さんの瞳は大きく揺れた。
そんな青さんに向かって私は微笑みながら続ける。
「分家の秘書でもない人間が財閥の掃除をしていくのは普通だったら無理だもんね。
強い覚悟と強い意思を持つ動機と、何が起きたとしても強く動ける人間しかあんな仕事は出来ない。
バイトだったとしても出来ない。」
お兄ちゃんが見付けた多くの“友達”や私のお母さんの“友達”、奥様の“友達”達が今では増田清掃を支えてくれている。
「“お兄ちゃん”からの研修を受けた後、俺はめちゃくちゃ怖くなった。
財閥ってマジで恐ろしいモノだなと思ったし、会長ではなく副会長に立候補したあいつの大変さもそこで理解した。
どんな縁も大切にしていく俺でも、この縁とはこれ以上関わらない方が良いと思った。」
青さんは苦笑いをしながら私のことを見詰めた。
「バイトを紹介してくれたあいつに謝る為に俺は“あの日”、あの家までの道を歩いてた。
“やっぱりやらない”って言う為に。
そしたら、お前が・・・望が、俺の前をトボトボ歩いてたんだよ。」
「うん・・・。」
「めちゃくちゃトボトボ歩いててさ。」
「うん・・・。」
「家の周りをグルグル、トボトボ歩いててさ。」
「うん・・・。」
「何分も何時間も歩いてたんだよ。」
「うん・・・。」
「トボトボだけど1度も立ち止まることなく、歩いてたんだよ・・・。」
「うん・・・。」
「秘書は、分家の奴よりも強くなくてはいけない。
分家の奴が立ち止まってしまった時、それでも秘書は前に進む為に。
その秘書を追って隣を、前を歩かせる為に。
秘書が歩き続ける限り分家の奴は歩くことを止めない。
分家の奴らはそうやって育てられているから。」
「うん・・・。
実際の徒歩の話ではないけどね。」
「でも俺には充分過ぎるほどの動機になった。」
青さんがそう言って、苦しそうに片手で胸をおさえた。
「あんなにちっこい望がトボトボでも歩き続けてるのに、俺はバイト初日で辞めようとしてた。」
「それが普通だよ。」
「それは俺の普通じゃねーよ。」
青さんが怒りながら目を鋭くした。
「“うち”はそんな風には育てられてない。
出会った色んな縁を大切にするように育てられた。
だから俺の家は成金になれた。」
青さんがそう言って、胸をおさえていた手をまた私の顔に・・・頬に伸ばしてきた。
私の頬に青さんの指先が少しだけ触れることなく、青さんの大きい手が一気に私の頬を優しく包んだ。
「俺は、ちっこいのに頑張って前に進んでいく後ろ姿を持つ女の子との縁を切れなかった。
この縁を切るような俺は男じゃねーから、俺のチ○コも切らないといけないと思い込むくらい、望との縁を切るわけにいかないと思った。」
「なにそれ・・・っ?」
「何も笑えねーよ。
秘書生命の怪談話を聞いた後だぞ?
“お兄ちゃん”、俺のチ○コを指差しながら話してくるし。
最後は、“好きな女と1回やったからもういいんじゃない?
そのチ○コ、男の中の男である青さんの弱みになるから切ることにした。
必要になった時には返すから、それまでは俺がこの手に握っておく。”だぞ?
俺のチ○コ生命を脅かされた後だったしいつも以上にチ○コを大事に思ってた時だったんだよ!!」
それには笑いながら頷く。
青さんに対してではなくお兄ちゃんに頷く。
ここまで計算していた。
お兄ちゃんはここまで先を歩いていた。
小関の“家”の為に、一美さんの幸せの為に、ここまで先の未来を歩いていた。
「青さん。」
私は青さんの名前を呼び、泣きながら笑った。
私には演技なんて出来ないからこれは本当の涙で本当の笑顔。
「青さんがうちの財閥を崩壊させたとしても、一平さんは奥さんと離婚なんてしないよ。」
青さんは一平さんと私の縁を“夫婦”として結ばせる為に、ここまで歩いてきてくれた。
分家の家とも秘書の家とも何も関係のない“家”の青さんが。
お兄ちゃんには分かっていた。
いや、お父さんとお兄ちゃんを説得した一平さんには分かっていた。
青さんは“こういう人”だと分かっていた。
分家の人間や秘書が抜けてしまったうちの財閥は今とても不安定で。
“綺麗で正しい”ことだけをしていてもあの巨大な組織は綺麗になんて回せない。
大昔から受け継がれてきた“家”の名と、その“家”を支える存在が必要な時が何度でも出てくる。
今この瞬間にも出てきてしまう。
私はこれから、“汚いこと”をする。
凄く凄く“汚いこと”を。
お兄ちゃんからの“指示通り”、今から私は動く。
小関の“家”の人間の・・・一平さんの幸せには増田財閥の繁栄と維持が組み込まれているから。
私の頬を包んでくれている青さんの大きな手に自分の手を重ねた。
「私が可哀想だったから、エッチがそんなに気持ち良くないみたいな話をしてくれてたんですか?」
聞いた私に青さんは即答した。
「いや、それは本当。
俺は基本的には本当のことしか言わない。
だからお前に三山さんの案件のことで本当の話が出来ないのはめちゃくちゃ気合入れてめちゃくちゃ疲れた。」
その答えを聞けて“嬉しい”と思いながら、自分の頬を青さんの手に擦り付けた。
「青さんが増田財閥を崩壊させても私が一平さんと結ばれる未来はない。
もう・・・ない。」
さっきよりも溢れてきた涙が青さんの手の中に溜まっていく。
「遅いよ、青さん。」
泣きながら文句を言う。
「一平さん、ちゃんと好きになった女の子と結婚しちゃったもん・・・っっ」
「・・・でも、あいつが愛してるのはお前だよ。
死ぬまで愛し抜くのはお前のことだよ。
だから・・・」
「青さん。」
青さんの言葉を遮り、青さんのことを呼んだ。
「お兄ちゃんは私に秘書の仕事をさせなかったけど、私は今でも秘書の仕事をするつもりでいる。
私だってお兄ちゃんみたいな完璧な秘書になりたいもん。」
一平さんの第2ボタンを強く握り締めながら続けた。
「私、何でも出来ます・・・。
もう、何でも出来ます・・・。
キスも前戯も・・・えっちだって何でも出来ます・・・。
だから・・・だから、小関の“家”に・・・一平さんが奥さんと幸せに暮らしているあの家に、帰ります・・・。
私は小関の“家”の秘書だから・・・。
それが私の世界だから・・・。」
青さんの片手をギュッと握る。
「だから青さん・・・。
最後に、最後に・・・私にくれませんか・・・?
ピーコートよりももっと大きくて高い物だけど、私ピーコートよりも欲しい・・・っ。
青さんの会社、欲しいです・・・っ。」
そんな青さんに向かって私は微笑みながら続ける。
「分家の秘書でもない人間が財閥の掃除をしていくのは普通だったら無理だもんね。
強い覚悟と強い意思を持つ動機と、何が起きたとしても強く動ける人間しかあんな仕事は出来ない。
バイトだったとしても出来ない。」
お兄ちゃんが見付けた多くの“友達”や私のお母さんの“友達”、奥様の“友達”達が今では増田清掃を支えてくれている。
「“お兄ちゃん”からの研修を受けた後、俺はめちゃくちゃ怖くなった。
財閥ってマジで恐ろしいモノだなと思ったし、会長ではなく副会長に立候補したあいつの大変さもそこで理解した。
どんな縁も大切にしていく俺でも、この縁とはこれ以上関わらない方が良いと思った。」
青さんは苦笑いをしながら私のことを見詰めた。
「バイトを紹介してくれたあいつに謝る為に俺は“あの日”、あの家までの道を歩いてた。
“やっぱりやらない”って言う為に。
そしたら、お前が・・・望が、俺の前をトボトボ歩いてたんだよ。」
「うん・・・。」
「めちゃくちゃトボトボ歩いててさ。」
「うん・・・。」
「家の周りをグルグル、トボトボ歩いててさ。」
「うん・・・。」
「何分も何時間も歩いてたんだよ。」
「うん・・・。」
「トボトボだけど1度も立ち止まることなく、歩いてたんだよ・・・。」
「うん・・・。」
「秘書は、分家の奴よりも強くなくてはいけない。
分家の奴が立ち止まってしまった時、それでも秘書は前に進む為に。
その秘書を追って隣を、前を歩かせる為に。
秘書が歩き続ける限り分家の奴は歩くことを止めない。
分家の奴らはそうやって育てられているから。」
「うん・・・。
実際の徒歩の話ではないけどね。」
「でも俺には充分過ぎるほどの動機になった。」
青さんがそう言って、苦しそうに片手で胸をおさえた。
「あんなにちっこい望がトボトボでも歩き続けてるのに、俺はバイト初日で辞めようとしてた。」
「それが普通だよ。」
「それは俺の普通じゃねーよ。」
青さんが怒りながら目を鋭くした。
「“うち”はそんな風には育てられてない。
出会った色んな縁を大切にするように育てられた。
だから俺の家は成金になれた。」
青さんがそう言って、胸をおさえていた手をまた私の顔に・・・頬に伸ばしてきた。
私の頬に青さんの指先が少しだけ触れることなく、青さんの大きい手が一気に私の頬を優しく包んだ。
「俺は、ちっこいのに頑張って前に進んでいく後ろ姿を持つ女の子との縁を切れなかった。
この縁を切るような俺は男じゃねーから、俺のチ○コも切らないといけないと思い込むくらい、望との縁を切るわけにいかないと思った。」
「なにそれ・・・っ?」
「何も笑えねーよ。
秘書生命の怪談話を聞いた後だぞ?
“お兄ちゃん”、俺のチ○コを指差しながら話してくるし。
最後は、“好きな女と1回やったからもういいんじゃない?
そのチ○コ、男の中の男である青さんの弱みになるから切ることにした。
必要になった時には返すから、それまでは俺がこの手に握っておく。”だぞ?
俺のチ○コ生命を脅かされた後だったしいつも以上にチ○コを大事に思ってた時だったんだよ!!」
それには笑いながら頷く。
青さんに対してではなくお兄ちゃんに頷く。
ここまで計算していた。
お兄ちゃんはここまで先を歩いていた。
小関の“家”の為に、一美さんの幸せの為に、ここまで先の未来を歩いていた。
「青さん。」
私は青さんの名前を呼び、泣きながら笑った。
私には演技なんて出来ないからこれは本当の涙で本当の笑顔。
「青さんがうちの財閥を崩壊させたとしても、一平さんは奥さんと離婚なんてしないよ。」
青さんは一平さんと私の縁を“夫婦”として結ばせる為に、ここまで歩いてきてくれた。
分家の家とも秘書の家とも何も関係のない“家”の青さんが。
お兄ちゃんには分かっていた。
いや、お父さんとお兄ちゃんを説得した一平さんには分かっていた。
青さんは“こういう人”だと分かっていた。
分家の人間や秘書が抜けてしまったうちの財閥は今とても不安定で。
“綺麗で正しい”ことだけをしていてもあの巨大な組織は綺麗になんて回せない。
大昔から受け継がれてきた“家”の名と、その“家”を支える存在が必要な時が何度でも出てくる。
今この瞬間にも出てきてしまう。
私はこれから、“汚いこと”をする。
凄く凄く“汚いこと”を。
お兄ちゃんからの“指示通り”、今から私は動く。
小関の“家”の人間の・・・一平さんの幸せには増田財閥の繁栄と維持が組み込まれているから。
私の頬を包んでくれている青さんの大きな手に自分の手を重ねた。
「私が可哀想だったから、エッチがそんなに気持ち良くないみたいな話をしてくれてたんですか?」
聞いた私に青さんは即答した。
「いや、それは本当。
俺は基本的には本当のことしか言わない。
だからお前に三山さんの案件のことで本当の話が出来ないのはめちゃくちゃ気合入れてめちゃくちゃ疲れた。」
その答えを聞けて“嬉しい”と思いながら、自分の頬を青さんの手に擦り付けた。
「青さんが増田財閥を崩壊させても私が一平さんと結ばれる未来はない。
もう・・・ない。」
さっきよりも溢れてきた涙が青さんの手の中に溜まっていく。
「遅いよ、青さん。」
泣きながら文句を言う。
「一平さん、ちゃんと好きになった女の子と結婚しちゃったもん・・・っっ」
「・・・でも、あいつが愛してるのはお前だよ。
死ぬまで愛し抜くのはお前のことだよ。
だから・・・」
「青さん。」
青さんの言葉を遮り、青さんのことを呼んだ。
「お兄ちゃんは私に秘書の仕事をさせなかったけど、私は今でも秘書の仕事をするつもりでいる。
私だってお兄ちゃんみたいな完璧な秘書になりたいもん。」
一平さんの第2ボタンを強く握り締めながら続けた。
「私、何でも出来ます・・・。
もう、何でも出来ます・・・。
キスも前戯も・・・えっちだって何でも出来ます・・・。
だから・・・だから、小関の“家”に・・・一平さんが奥さんと幸せに暮らしているあの家に、帰ります・・・。
私は小関の“家”の秘書だから・・・。
それが私の世界だから・・・。」
青さんの片手をギュッと握る。
「だから青さん・・・。
最後に、最後に・・・私にくれませんか・・・?
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青さんの会社、欲しいです・・・っ。」
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