【R18】清掃員加藤望、社長の弱みを握りに来ました!

Bu-cha

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庄司さんには、”長期出張を終えた鈴木さんの体調が悪いので1ヶ月休ませる“ことだけを伝えていた。
今まで庄司さんが鈴木さんのことについて言ってくることはなかったけれど、4月があと10日くらいで終わる今、鈴木さんのことを青さんに聞いてきた。



「昨日の夜に鈴木の家に行ったら電気もついていなくて電話にも出なくて、今朝出勤前に家に寄った時も留守で、今さっき鈴木からメッセージが来て”体調のことは社長に連絡をしている“と書いてありました。
鈴木、もしかして入院しているくらい体調が悪いんですか?」



「病院に入院はしてねーけど家じゃない場所で療養してる。
・・・お前飯食った?
俺、弁当食いながらで良い?」



「どうぞ。」



「お前は飯食ったの?」



「食べてませんが大丈夫ですので。」



「鈴木よりお前の方が顔色悪いからちゃんと飯食っておけよ?」



「鈴木の具合は良くなっているということですか?」



「今さっき送られてきた写真では日に焼けた男達に囲まれて元気いっぱいな顔で笑ってたぞ?」



「・・・・・・・。」



庄司さんが無言になったのが気になり、何気なく2人の方に視線を移した。



そしたら庄司さんの大きな背中だけが見えて・・・



「飯も食えないくらい死にそうなら、庄司も・・・」



「青さん、うるさい。」



“庄司も鈴木の所に行く?”



そう言おうとした青さんの言葉を途中で遮った。



「そんなことをしたらあっちが可哀想だから絶対に反対。
折角向こうでのんびり過ごせてるんだからこんなのを送り込んじゃダメ。」



「向こうには若いマ◯コとかそんなにねーから、こっちではどうにもなんなかったことでも向こうではどうにかなるかもしれねーし。
田舎だと娯楽はセックスしかねーとかよく聞くじゃん?」



「好きな女と上手くいかなかったからって手頃な女で癒されようなんて、青さんってマジで最低。」



「仕方ねーだろ!!
俺はお前から男として好かれることは絶対に・・・・・って、俺の話にするなよ!!」



「私は女だしあっち派だから絶対に反対だもん。
もっと若くて良い男も絶対にいるし、早く庄司さんのことなんて忘れて鈴木さんも新しい男を・・・・・あ。」



食べ掛けのオニギリで口を塞ごうとした瞬間、庄司さんか勢い良く私に振り向いてきた。
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