52 / 236
4
4-10
しおりを挟む
それに驚いていると、驚いているのは私だけではないようで。
今日も少ない人数の総務部の人達、その皆がチラチラと元気さんのことを見ている。
「おはようございます。」
「おはよう、国光さん。
今日も可愛くお化粧しててやっぱり可愛いね。」
女の先輩がそんな嬉しいことを言ってくれ、そして困った顔で笑っている。
「だからかな、元気君。
可愛くお化粧をしてる国光さんを見たからか、昨日から国光さんに対して変なことになってるよね?
好きな女の子とも上手くいってないみたいだし。」
「上手くいってないんですか?」
「上手くいってないって昨日も言ってたよ?」
私が元気君の家に行ってしまったからかもしれない・・・。
自分がいない家にまで上げて、付き合う前なのにエッチまでしていて。
あの凄く可愛い女の人と上手くいっていないらしい。
あの可愛い女の人は“好きで好きで大好きな人”と幸せになれるようだけど・・・。
そう思いながら元気さんの方を見ないように自分のデスクに着いた。
元気さんの方からペラっペラの外国語が聞こえてきたけれど、見ないように気を付けながら。
今日も少ない人数の総務部の人達、その皆がチラチラと元気さんのことを見ている。
「おはようございます。」
「おはよう、国光さん。
今日も可愛くお化粧しててやっぱり可愛いね。」
女の先輩がそんな嬉しいことを言ってくれ、そして困った顔で笑っている。
「だからかな、元気君。
可愛くお化粧をしてる国光さんを見たからか、昨日から国光さんに対して変なことになってるよね?
好きな女の子とも上手くいってないみたいだし。」
「上手くいってないんですか?」
「上手くいってないって昨日も言ってたよ?」
私が元気君の家に行ってしまったからかもしれない・・・。
自分がいない家にまで上げて、付き合う前なのにエッチまでしていて。
あの凄く可愛い女の人と上手くいっていないらしい。
あの可愛い女の人は“好きで好きで大好きな人”と幸せになれるようだけど・・・。
そう思いながら元気さんの方を見ないように自分のデスクに着いた。
元気さんの方からペラっペラの外国語が聞こえてきたけれど、見ないように気を付けながら。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
25
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる