230 / 236
17
17-12
しおりを挟む
そしたら、店内からも2階からも物凄く大きな悲鳴にも似たような沢山の声が聞こえてきて・・・
ドタバタと大きな大きな音が聞こえたかと思ったら・・・
「元気・・・!!!!お帰りなさい!!!」
と、1番先に飛び出してきた女の子・・・
その女の子が元気さんに勢い良く抱き付いて、その勢いで私と繋がれた手が離れそうになった。
その瞬間、元気さんがまた強く握り締めてくれ離れることはなかった。
離れることはなかったけど・・・
元気さんに勢い良く抱き付いたその女の子を見る。
真琴さんだった・・・。
真琴さんが綺麗な顔をグシャグシャにし、泣きながら元気さんに強く抱き締めている。
元気さんは真琴さんを嬉しそうな顔で見下ろして、それから空いている手を真琴さんの頭の上にのせた。
「ただいま、真琴。」
そしたら、宝多米店の純米酒のお店の扉からゾロゾロと沢山の人が出てきた。
こんなに沢山の人が2階にいたのかと驚くくらいで・・・
元気さんくらいの年齢の男の人や女の人が沢山出て来て、その中の1人、長峰さんの所の息子さんが真琴さんのお腹に手を回し自分の方に引くと、真琴さんがゆっくりと離れた。
「お帰り、元気。」
「正志!!!ただいま!!!」
長峰さんの息子さんに大きな笑顔を向けた後、元気さんが私の方を見た。
「この2人、俺の1つ下の幼馴染みで!!」
そう説明はしてくれたけど・・・
沢山の男の人と女の人がワッと元気さんを取り囲んで「お帰り!」「お帰り!!」「お帰り!!!」と声を掛けていて・・・
元気さんから離すことなく手を繋がれている私まで囲まれていて、凄いことになっている。
それに慌てていた時・・・
「元気!!?元気か!!!!?
帰って来たのか!!!?」
男の人の大きな大きな叫び声が聞こえた。
ドタバタと大きな大きな音が聞こえたかと思ったら・・・
「元気・・・!!!!お帰りなさい!!!」
と、1番先に飛び出してきた女の子・・・
その女の子が元気さんに勢い良く抱き付いて、その勢いで私と繋がれた手が離れそうになった。
その瞬間、元気さんがまた強く握り締めてくれ離れることはなかった。
離れることはなかったけど・・・
元気さんに勢い良く抱き付いたその女の子を見る。
真琴さんだった・・・。
真琴さんが綺麗な顔をグシャグシャにし、泣きながら元気さんに強く抱き締めている。
元気さんは真琴さんを嬉しそうな顔で見下ろして、それから空いている手を真琴さんの頭の上にのせた。
「ただいま、真琴。」
そしたら、宝多米店の純米酒のお店の扉からゾロゾロと沢山の人が出てきた。
こんなに沢山の人が2階にいたのかと驚くくらいで・・・
元気さんくらいの年齢の男の人や女の人が沢山出て来て、その中の1人、長峰さんの所の息子さんが真琴さんのお腹に手を回し自分の方に引くと、真琴さんがゆっくりと離れた。
「お帰り、元気。」
「正志!!!ただいま!!!」
長峰さんの息子さんに大きな笑顔を向けた後、元気さんが私の方を見た。
「この2人、俺の1つ下の幼馴染みで!!」
そう説明はしてくれたけど・・・
沢山の男の人と女の人がワッと元気さんを取り囲んで「お帰り!」「お帰り!!」「お帰り!!!」と声を掛けていて・・・
元気さんから離すことなく手を繋がれている私まで囲まれていて、凄いことになっている。
それに慌てていた時・・・
「元気!!?元気か!!!!?
帰って来たのか!!!?」
男の人の大きな大きな叫び声が聞こえた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
25
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる