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ポケットに入れていたスマホが震え、スマホを開いた。
時間を見ると22時・・・。
人事部のあの子は大変らしい。
有給休暇の消化が終わり、今の会社の退職日翌日から出勤することになった。
なるべく早く入社をしたかったから。
11月下旬の半端な日にも関わらず、花崎さんは快く返事をしてくれた。
メールに添付された内定通知書、それと入社初日の案内の内容を確認しながら、鼻歌を歌う。
シャンパンを口に含み、花崎さんのことを思い出すと自然と笑顔になった。
「今日もご機嫌ですか?」
持っていたシャンパングラスをソッと優男が取り上げ、ほとんど空になっていたグラスにシャンパンをゆっくり丁寧に注いでいく。
「そうね。凄く気分が良い。」
優男を見上げながら言うと、優男は無言で、そのうえ無表情のまま・・・私にワイングラスを渡した。
「アナタも少し付き合ってよ。」
「いえ。明日も仕事ですので。」
時間を見ると22時・・・。
人事部のあの子は大変らしい。
有給休暇の消化が終わり、今の会社の退職日翌日から出勤することになった。
なるべく早く入社をしたかったから。
11月下旬の半端な日にも関わらず、花崎さんは快く返事をしてくれた。
メールに添付された内定通知書、それと入社初日の案内の内容を確認しながら、鼻歌を歌う。
シャンパンを口に含み、花崎さんのことを思い出すと自然と笑顔になった。
「今日もご機嫌ですか?」
持っていたシャンパングラスをソッと優男が取り上げ、ほとんど空になっていたグラスにシャンパンをゆっくり丁寧に注いでいく。
「そうね。凄く気分が良い。」
優男を見上げながら言うと、優男は無言で、そのうえ無表情のまま・・・私にワイングラスを渡した。
「アナタも少し付き合ってよ。」
「いえ。明日も仕事ですので。」
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