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「運転?明日何時に出るの?」



「時間はいつもと同じですが・・・
あと、シャンパングラスも1つしかありませんし。」



「そんなの、何でもいいじゃない。
あ、それなら私ので飲んで?
私は何でもいいんだから。」




1人掛けのソファーに座った優男の元へ、シャンパングラスを持っていく。
そして、シャンパングラスを差し出す。




シャンパングラスをジッと見た優男は、数秒それを見詰め・・・
ムシャクシャする笑顔で首を振った。




「いえ。」




たったそれだけ言って、また本を読み始める。





それを眺めながら、私はシャンパンを口に含む・・・






シャンパングラスをローテーブルに置き・・・







そして・・・








両手で優男の顔を掴み持ち上げ、私の口からシャンパンを優男の口の中に流し込んだ・・・。
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