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「腹減った~!!」
手を洗っている勝也に向かって、報告をする・・・。
「また1品失敗しちゃった。」
「どれ?」
「料理名が“肉”になった肉じゃが。」
「見事にジャガイモ消したな!」
勝也がお肉を手で摘まみ、一口食べる。
「調味料は間違ってなさそうだけどな?
煮詰まってるけど。」
「それはネットで調べたからね。
料理、これからもっと頑張るから・・・次は、失敗しないようにするから。」
これなのかな、と思っている。
料理以外は、そこまで特に問題はないと自分では思っていて・・・。
“胃袋を掴む”と聞くくらい、それほど重要なことだとやっと気付いた・・・。
遅すぎた・・・。
勝也がいつも文句も言わず全て食べてくれるから、甘えていた。
それに・・・
「汁と融合したジャガイモにも、俺は負けね~!!!」
勝也が面白そうに、楽しそうに、いつも失敗した料理を食べてくれていて。
そんな姿も、好きだった・・・。
手を洗っている勝也に向かって、報告をする・・・。
「また1品失敗しちゃった。」
「どれ?」
「料理名が“肉”になった肉じゃが。」
「見事にジャガイモ消したな!」
勝也がお肉を手で摘まみ、一口食べる。
「調味料は間違ってなさそうだけどな?
煮詰まってるけど。」
「それはネットで調べたからね。
料理、これからもっと頑張るから・・・次は、失敗しないようにするから。」
これなのかな、と思っている。
料理以外は、そこまで特に問題はないと自分では思っていて・・・。
“胃袋を掴む”と聞くくらい、それほど重要なことだとやっと気付いた・・・。
遅すぎた・・・。
勝也がいつも文句も言わず全て食べてくれるから、甘えていた。
それに・・・
「汁と融合したジャガイモにも、俺は負けね~!!!」
勝也が面白そうに、楽しそうに、いつも失敗した料理を食べてくれていて。
そんな姿も、好きだった・・・。
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