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椅子から、立ち上がる・・・。
泣きながら、眞砂先生と向き合う・・・。
「そんな酷いこと、何で言えるんですか!?」
眞砂先生は少し驚いた後、私を見て鼻で笑った・・・。
「あなた達の為に言ってるの!!!
こんな子がクラスに1人でもいたらみんなの為にならない!!!
こういう子はクラスにいる“資格”がないの!!!」
怒鳴り続ける眞砂先生を見ながら、勝也の言葉を思い出す・・・。
“眞砂先生が可哀想”
そう言って眞砂先生を心配していた勝也・・・。
眞砂先生の為に、校長室に行った勝也・・・。
眞砂先生の悪口なんて、一言も言わなかった勝也・・・。
最後まで、眞砂先生の心配をしていた勝也・・・。
「何も知らないのに!!!
眞砂先生は何も分からないのに!!!
そんなこと・・・そんな酷いこと言わないでくださいよ!!!」
もっと、色々と言いたいのに・・・
頭が回らない・・・
ちゃんと、説明したいのに・・・
勝也が、どんなに優しくて・・・
どんなに、良い子なのか・・・
ちゃんと説明したいのに・・・
出来ない。
モヤモヤモヤモヤモヤモヤ
モヤモヤモヤモヤモヤモヤ
止まらない・・・・
止められない・・・・
いつも出て来てしまう、この言葉が・・・
止められない・・・・
「眞砂先生・・・・私、キライ!!!!」
泣きながら、眞砂先生と向き合う・・・。
「そんな酷いこと、何で言えるんですか!?」
眞砂先生は少し驚いた後、私を見て鼻で笑った・・・。
「あなた達の為に言ってるの!!!
こんな子がクラスに1人でもいたらみんなの為にならない!!!
こういう子はクラスにいる“資格”がないの!!!」
怒鳴り続ける眞砂先生を見ながら、勝也の言葉を思い出す・・・。
“眞砂先生が可哀想”
そう言って眞砂先生を心配していた勝也・・・。
眞砂先生の為に、校長室に行った勝也・・・。
眞砂先生の悪口なんて、一言も言わなかった勝也・・・。
最後まで、眞砂先生の心配をしていた勝也・・・。
「何も知らないのに!!!
眞砂先生は何も分からないのに!!!
そんなこと・・・そんな酷いこと言わないでくださいよ!!!」
もっと、色々と言いたいのに・・・
頭が回らない・・・
ちゃんと、説明したいのに・・・
勝也が、どんなに優しくて・・・
どんなに、良い子なのか・・・
ちゃんと説明したいのに・・・
出来ない。
モヤモヤモヤモヤモヤモヤ
モヤモヤモヤモヤモヤモヤ
止まらない・・・・
止められない・・・・
いつも出て来てしまう、この言葉が・・・
止められない・・・・
「眞砂先生・・・・私、キライ!!!!」
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