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「樹里ちゃん・・・」
泣きながら・・・小さな声で樹里ちゃんの名前を呼ぶと、樹里ちゃんは大きな目に涙を沢山溜めて・・・
「本当に、すぐ泣いちゃうんだから!
それに、やっぱり樹里の方が可愛い!!!」
そう、叫んで・・・
そう、叫んだかと思ったら・・・
勢い良く、私に抱き付いてきた・・・。
「でも・・・やっぱり、樹里の次に可愛いのは、莉央!!!
莉央は・・・可愛い!!!!」
そんな嬉しいことを言ってくれて、泣きながら頷く・・・。
「もっと早く会いたかった!!
樹里・・・大学3年なのにこんな格好してるんだよ!?
こんな子どもみたいな赤いリボン・・・恥ずかしかったんだから!!!
もっと、可愛い格好もしたかったの!!!」
その話に、私は驚く・・・。
樹里ちゃんは・・・私と会っていた時と同じ格好を、今でも続けてくれていた・・。
それは、きっと・・・きっと・・・
「莉央はしっかりしてない所もあるから!
樹里がしっかりしないと!!!
莉央が・・・気付かないと可哀想だから!!
樹里がしっかりしててあげたの!!」
泣きながら・・・小さな声で樹里ちゃんの名前を呼ぶと、樹里ちゃんは大きな目に涙を沢山溜めて・・・
「本当に、すぐ泣いちゃうんだから!
それに、やっぱり樹里の方が可愛い!!!」
そう、叫んで・・・
そう、叫んだかと思ったら・・・
勢い良く、私に抱き付いてきた・・・。
「でも・・・やっぱり、樹里の次に可愛いのは、莉央!!!
莉央は・・・可愛い!!!!」
そんな嬉しいことを言ってくれて、泣きながら頷く・・・。
「もっと早く会いたかった!!
樹里・・・大学3年なのにこんな格好してるんだよ!?
こんな子どもみたいな赤いリボン・・・恥ずかしかったんだから!!!
もっと、可愛い格好もしたかったの!!!」
その話に、私は驚く・・・。
樹里ちゃんは・・・私と会っていた時と同じ格好を、今でも続けてくれていた・・。
それは、きっと・・・きっと・・・
「莉央はしっかりしてない所もあるから!
樹里がしっかりしないと!!!
莉央が・・・気付かないと可哀想だから!!
樹里がしっかりしててあげたの!!」
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