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勝也だけじゃなくて、やっぱり・・・樹里ちゃんも良い子だった・・・。
それに、今も・・・変わらず、良い子で・・・可愛い・・・。





私よりも背が高くなった樹里ちゃんを抱き締め、頭をソッと撫でる・・・。






「頑張ったね・・・。
頑張ったね、樹里ちゃん。
よく、頑張ったね・・・。」






それだけ伝えると・・・樹里ちゃんが大きな声で、子どもみたいに・・・泣いた・・・。






樹里ちゃんを抱き締めている姿を見ていたお母さんが・・・
しばらくしてから、勝也の方を見た。






そして・・・







「お父さんに、ソックリね?」






と・・・。
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