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「よく分かりましたね!!
私からも“シェフ”と呼ばれたくないらしくて、莉央さんが最初にお店に来るまでは少し悩んでいたんです。」
「そうだったんだ・・・。」
「莉央さんがパフェを作る時に勝也さんのことを“シェフ”って呼んで、勝也さんが“秘書”って呼んでいるのを見て・・・。
この呼び方は2人だけの物だったのが分かりました!」
スッキリした様子でそれを伝え、女の子は別のテーブルへ。
最近は私もレストランにたまに来ているけど、今のところ女の子達がミスをしていないようで安心している。
店員の女の子達の仕事を見ながらジンジャエールを飲んでいると・・・
目の前にコーンポタージュが置かれた。
その手を辿って見上げてみると・・・
「勝也・・・。」
勝也が、“シェフ”の勝也がわざわざ私の席までコーンポタージュを運んでくれた。
これは毎回そうで、この瞬間は私を“特別なお客様”にさせてくれる・・・。
私からも“シェフ”と呼ばれたくないらしくて、莉央さんが最初にお店に来るまでは少し悩んでいたんです。」
「そうだったんだ・・・。」
「莉央さんがパフェを作る時に勝也さんのことを“シェフ”って呼んで、勝也さんが“秘書”って呼んでいるのを見て・・・。
この呼び方は2人だけの物だったのが分かりました!」
スッキリした様子でそれを伝え、女の子は別のテーブルへ。
最近は私もレストランにたまに来ているけど、今のところ女の子達がミスをしていないようで安心している。
店員の女の子達の仕事を見ながらジンジャエールを飲んでいると・・・
目の前にコーンポタージュが置かれた。
その手を辿って見上げてみると・・・
「勝也・・・。」
勝也が、“シェフ”の勝也がわざわざ私の席までコーンポタージュを運んでくれた。
これは毎回そうで、この瞬間は私を“特別なお客様”にさせてくれる・・・。
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