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砂川さんが私の背中に向かって言ってくる気配を感じ、私の口からは乾いた笑い声が漏れた。
「砂川さんも出来ないよ。
私がしたいエッチは私の穴に男のモノを入れて欲しいだけじゃなくて、ちゃんと大切にして欲しいエッチだから。
心は込められていなくてもちゃんと私のことを大切にしてくれるエッチ。
だから砂川さんにも絶対に出来ないよ。」
「出来るよ。」
「出来ないよ。
私の身体を触ったり胸を触ったり穴を触ったりなんて砂川さん出来ないでしょ?
私の身体の上に砂川さんが乗って、普通の男女がするようなエッチなんて砂川さんには出来ないでしょ?」
「出来るよ。」
「嘘つかないでよ・・・っ!!!!」
叫びながら砂川さんのことを振り向いた。
砂川さんの少し後ろには驚いている田代の顔もなんとなく見えたけれど、止まらず叫び続ける。
「砂川さんは出来ないよ・・・!!
そんな変な嘘つかないでよ・・・!!
砂川さんがいくら優しくても私がいくら可哀想でも、そんな酷い嘘をついてこないでよ・・・!!!」
また叫んだ私に砂川さんは怖いくらい真剣な顔で私のことを見詰め返してくる。
「嘘じゃないよ、俺は変わったから。
だから純愛ちゃんのことを大切にするだけじゃなくて心を込めたセックスだって出来るよ。」
「出来ないよ・・・!!!
本当にするつもりもないのに口だけのそんな言葉なんて全然嬉しくないから!!
全然慰めなんかにならないから!!!」
「おい・・・っ、純!!」
田代が慌てた顔で私に近付いてきた。
「何怒ってるんだよ?
砂川さんがお前とセックスが出来るって言ってくれてるんだぞ?
砂川さんがうちの会社にいる時はお前ら仲が良かっただろ。
お前とセックスが出来るっていう貴重な男にそんなムキになって否定するなよ。」
田代が私の腕を両手で掴みながら宥めてきた。
田代が私の身体に触れたのが子どもの頃からいつぶりなのか全然分からないけれど、嬉しくもドキドキもすることもない。
落ち着くどころか一気に泣きそうになりながら田代の腕を掴み返す。
そして田代の肩に少しだけ自分のオデコをつけながら笑顔を作る。
泣きそうになりながらも笑顔になる。
「砂川さんは私とエッチするつもりなんて全然ないよ・・・。
だから簡単にそんなことを言うんだよ・・・。
口だけだったら何でも言えるじゃん・・・。
砂川さんだって凄い営業マンだったくらいだもん、本気を出せば口は上手いんだよ・・・。」
田代の腕を両手で強く握り締めながら泣くのを必死に我慢する。
「純、お前・・・どうしたんだよ?」
田代の腕が動き、私の頭の上に手を置いた。
そしてそのまま頭を上げられ・・・
田代にこんな顔を見られてしまった。
そう思ったけれど・・・
私の顔を大きな手が覆ってきて・・・
「ゎっ・・・・・・!?」
そのまま身体にも“何か”の力が加わり、私の身体は田代の身体から強引に引き剥がされた。
「口だけじゃないよ。
俺は本当に出来るから。」
私のすぐ耳元で砂川さんのそんな声が聞こえ・・・
砂川さんの手で顔を覆われながら、砂川さんの腕で身体を動かされながら、私の足は強引に前に進まされる。
「砂川さん!!!あざっっっす!!!
明日お礼の品をお持ちします!!!」
田代の喜んでいる声が静かな廊下に響いた。
「砂川さんも出来ないよ。
私がしたいエッチは私の穴に男のモノを入れて欲しいだけじゃなくて、ちゃんと大切にして欲しいエッチだから。
心は込められていなくてもちゃんと私のことを大切にしてくれるエッチ。
だから砂川さんにも絶対に出来ないよ。」
「出来るよ。」
「出来ないよ。
私の身体を触ったり胸を触ったり穴を触ったりなんて砂川さん出来ないでしょ?
私の身体の上に砂川さんが乗って、普通の男女がするようなエッチなんて砂川さんには出来ないでしょ?」
「出来るよ。」
「嘘つかないでよ・・・っ!!!!」
叫びながら砂川さんのことを振り向いた。
砂川さんの少し後ろには驚いている田代の顔もなんとなく見えたけれど、止まらず叫び続ける。
「砂川さんは出来ないよ・・・!!
そんな変な嘘つかないでよ・・・!!
砂川さんがいくら優しくても私がいくら可哀想でも、そんな酷い嘘をついてこないでよ・・・!!!」
また叫んだ私に砂川さんは怖いくらい真剣な顔で私のことを見詰め返してくる。
「嘘じゃないよ、俺は変わったから。
だから純愛ちゃんのことを大切にするだけじゃなくて心を込めたセックスだって出来るよ。」
「出来ないよ・・・!!!
本当にするつもりもないのに口だけのそんな言葉なんて全然嬉しくないから!!
全然慰めなんかにならないから!!!」
「おい・・・っ、純!!」
田代が慌てた顔で私に近付いてきた。
「何怒ってるんだよ?
砂川さんがお前とセックスが出来るって言ってくれてるんだぞ?
砂川さんがうちの会社にいる時はお前ら仲が良かっただろ。
お前とセックスが出来るっていう貴重な男にそんなムキになって否定するなよ。」
田代が私の腕を両手で掴みながら宥めてきた。
田代が私の身体に触れたのが子どもの頃からいつぶりなのか全然分からないけれど、嬉しくもドキドキもすることもない。
落ち着くどころか一気に泣きそうになりながら田代の腕を掴み返す。
そして田代の肩に少しだけ自分のオデコをつけながら笑顔を作る。
泣きそうになりながらも笑顔になる。
「砂川さんは私とエッチするつもりなんて全然ないよ・・・。
だから簡単にそんなことを言うんだよ・・・。
口だけだったら何でも言えるじゃん・・・。
砂川さんだって凄い営業マンだったくらいだもん、本気を出せば口は上手いんだよ・・・。」
田代の腕を両手で強く握り締めながら泣くのを必死に我慢する。
「純、お前・・・どうしたんだよ?」
田代の腕が動き、私の頭の上に手を置いた。
そしてそのまま頭を上げられ・・・
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そう思ったけれど・・・
私の顔を大きな手が覆ってきて・・・
「ゎっ・・・・・・!?」
そのまま身体にも“何か”の力が加わり、私の身体は田代の身体から強引に引き剥がされた。
「口だけじゃないよ。
俺は本当に出来るから。」
私のすぐ耳元で砂川さんのそんな声が聞こえ・・・
砂川さんの手で顔を覆われながら、砂川さんの腕で身体を動かされながら、私の足は強引に前に進まされる。
「砂川さん!!!あざっっっす!!!
明日お礼の品をお持ちします!!!」
田代の喜んでいる声が静かな廊下に響いた。
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