【完】急にプロポーズをされたので・・・念の為付き合うのに、付き合って貰った2ヶ月間

Bu-cha

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「まだ・・・今日は終わってない。」



「そうでした・・・。」



「最後の追い上げがある。
瑠美は、俺より最後の追い上げ凄かったよ。
他の人より身体が細いのに、どこにあんなパワーが残ってたのか不思議なくらい、最後の追い上げが凄かった。」



「大会ではいつも・・・一成のことを思いながら泳いでたからね。」




自分で言って自分で笑いながら、一成を見上げる。




「小学校1年生の“一成君”に追い付かれないように・・・最後の方でいつもそれを思い出して、慌てて全力で泳いでた。」




笑って言う私を、一成が驚いた顔で見ている。
そして、嬉しそうに笑って頷いた。




「俺もそうだよ。
そうやって、俺も泳いでるから・・・。
だから、瑠美がいなくなったら俺は泳げなくなる。
だから、俺は・・・泳げなくなった・・・。」




「泳げなく、なった・・・?」





そう、聞いた時・・・
私の名前が呼ばれ、また一成に手を繋がられ診察室へ入った。
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