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そして、“その時に”・・・。
寝転がるアヤメさんその上に股がり、ソレを私の中に何とか入れようとするけれど・・・入らない。
「瞳、ガチガチ過ぎ・・・。
力抜いて?」
「力を・・・それは、どうやってでしょう・・・。」
私が聞くと、アヤメさんは困った顔で笑い、スラッとした美しい手を私の下半身にまた伸ばしてきた・・・。
「少し、ほぐすから。」
「いいですから・・・っ!!」
私は慌ててアヤメさんの手を掴む。
「私がアヤメさんを抱くというお約束ですから・・・。」
「抱かれる私が触れてもいいんだよ?」
「そうなんですか・・・?」
私が聞くとアヤメさんが優しい笑顔で頷いた。
でも・・・
「私が、アヤメさんを抱きます・・・。
ちゃんとアヤメさんのバージンを貰いますから・・・。
それがアヤメさんにとって1番幸せな顔でいられる写真なように思います・・・。」
「分かった・・・。
ありがとう・・・。」
アヤメさんが優しく笑い、その瞳にもっと熱が籠ったのを私は瞬きをしながら見た。
そんな私の太ももをアヤメさんがポンポンと優しく叩く。
「ガチガチ過ぎだから、力を抜いて?
息、してね?」
「息・・・。」
「何度も、吸って吐いて。
ちゃんと息をして?」
「はい・・・。」
アヤメさんの優しい指導の元、避妊をしていないアヤメさんのソレが私の中に全て入った。
アヤメさんは何度も避妊しようとしたけれど、私はそれを止めた。
それをしたら違うような気がして・・・。
なんとなくだけど、違うような気がして・・・。
「これは・・・私・・・生きて帰らないといけなくなったね・・・。」
「え・・・?」
「あの男を殺した後、私は生きて帰って来るから・・・。
その後に死のうと思っていたけど、生きて帰ってくる・・・。
“何か”あったら、絶対に名取の方に言ってね?」
「何か・・・?」
裂けるように痛い中、何度も瞬きをしてアヤメさんを見下ろす。
そんな私をアヤメさんが美しく・・・幸せそうな顔で笑った・・・。
涙を流しながら、笑った・・・。
「綺麗・・・。」
思わず口からこの言葉が出てきた。
だって、それくらいアヤメさんは美しかったから。
「ありがとう・・・。」
アヤメさんは涙を次々に流しながら私を見る。
アヤメさんのその顔やその姿、アヤメさんのソレが私の中に入った場面を何度も瞬きし・・・
痛いけど、苦しいけど、私は少し動いた・・・。
どうやって動いていいのか分からなかったけど、アヤメさんは段々激しく泣いてしまって・・・。
そんなアヤメさんに聞けなかったので、とにかく一生懸命動いて・・・。
そしたらしばらくして、アヤメさんは綺麗な両手を私に伸ばして・・・
私の腕を優しく掴み自分の胸の上に私をゆっくりと倒した・・・。
アヤメさんが優しく私を抱き締める・・・。
泣きながらも色っぽく顔を歪め、私を見詰め・・・
「瞳、ありがとう・・・。
好きだよ、大好き・・・。」
そんなことを言ってくれた・・・。
憧れの女性でもあるアヤメさんがそんなことを言ってくれた・・・。
何度も何度も瞬きをしながらアヤメさんの顔を見る・・・。
アヤメさんの涙は止まっていた。
美しく、幸せそうな顔だった。
アヤメさんが私を少しだけ強く抱き締め・・・
私ではなく、下にいるアヤメさんが初めて少し動き・・・
最後にアヤメさんが少しだけ色っぽい声を漏らし終わった・・・。
アヤメさんの動きは止まったけれど、私の中にあるアヤメさんのソレは・・・なんだか動いているように思った。
寝転がるアヤメさんその上に股がり、ソレを私の中に何とか入れようとするけれど・・・入らない。
「瞳、ガチガチ過ぎ・・・。
力抜いて?」
「力を・・・それは、どうやってでしょう・・・。」
私が聞くと、アヤメさんは困った顔で笑い、スラッとした美しい手を私の下半身にまた伸ばしてきた・・・。
「少し、ほぐすから。」
「いいですから・・・っ!!」
私は慌ててアヤメさんの手を掴む。
「私がアヤメさんを抱くというお約束ですから・・・。」
「抱かれる私が触れてもいいんだよ?」
「そうなんですか・・・?」
私が聞くとアヤメさんが優しい笑顔で頷いた。
でも・・・
「私が、アヤメさんを抱きます・・・。
ちゃんとアヤメさんのバージンを貰いますから・・・。
それがアヤメさんにとって1番幸せな顔でいられる写真なように思います・・・。」
「分かった・・・。
ありがとう・・・。」
アヤメさんが優しく笑い、その瞳にもっと熱が籠ったのを私は瞬きをしながら見た。
そんな私の太ももをアヤメさんがポンポンと優しく叩く。
「ガチガチ過ぎだから、力を抜いて?
息、してね?」
「息・・・。」
「何度も、吸って吐いて。
ちゃんと息をして?」
「はい・・・。」
アヤメさんの優しい指導の元、避妊をしていないアヤメさんのソレが私の中に全て入った。
アヤメさんは何度も避妊しようとしたけれど、私はそれを止めた。
それをしたら違うような気がして・・・。
なんとなくだけど、違うような気がして・・・。
「これは・・・私・・・生きて帰らないといけなくなったね・・・。」
「え・・・?」
「あの男を殺した後、私は生きて帰って来るから・・・。
その後に死のうと思っていたけど、生きて帰ってくる・・・。
“何か”あったら、絶対に名取の方に言ってね?」
「何か・・・?」
裂けるように痛い中、何度も瞬きをしてアヤメさんを見下ろす。
そんな私をアヤメさんが美しく・・・幸せそうな顔で笑った・・・。
涙を流しながら、笑った・・・。
「綺麗・・・。」
思わず口からこの言葉が出てきた。
だって、それくらいアヤメさんは美しかったから。
「ありがとう・・・。」
アヤメさんは涙を次々に流しながら私を見る。
アヤメさんのその顔やその姿、アヤメさんのソレが私の中に入った場面を何度も瞬きし・・・
痛いけど、苦しいけど、私は少し動いた・・・。
どうやって動いていいのか分からなかったけど、アヤメさんは段々激しく泣いてしまって・・・。
そんなアヤメさんに聞けなかったので、とにかく一生懸命動いて・・・。
そしたらしばらくして、アヤメさんは綺麗な両手を私に伸ばして・・・
私の腕を優しく掴み自分の胸の上に私をゆっくりと倒した・・・。
アヤメさんが優しく私を抱き締める・・・。
泣きながらも色っぽく顔を歪め、私を見詰め・・・
「瞳、ありがとう・・・。
好きだよ、大好き・・・。」
そんなことを言ってくれた・・・。
憧れの女性でもあるアヤメさんがそんなことを言ってくれた・・・。
何度も何度も瞬きをしながらアヤメさんの顔を見る・・・。
アヤメさんの涙は止まっていた。
美しく、幸せそうな顔だった。
アヤメさんが私を少しだけ強く抱き締め・・・
私ではなく、下にいるアヤメさんが初めて少し動き・・・
最後にアヤメさんが少しだけ色っぽい声を漏らし終わった・・・。
アヤメさんの動きは止まったけれど、私の中にあるアヤメさんのソレは・・・なんだか動いているように思った。
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