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「お!!!今日昼休みでもやってる!!!
やっっっと来れた!!!!」
静まり返っていた店内に、大きな大きな男の人が大きな大きな声でそう言った。
「なんだ!?みんなしてこっち見て!!!
・・・あ!!!!不倫じゃねーぞ!?
和ちゃんが育休中だからってそんなことしてねーからな!?
誰も和ちゃんに変なこと言うなよ!!!」
初めて見る男の人で、こんなに存在感だけしかないような人を見たことがなくて驚いていると・・・
その男の人が剛士君の方を見た。
「剛士!!
随時身体出来上がってきたな!!!
副社長が毎回剛士のジムに付き合ってるんだろ!!??」
剛士君と知り合いらしく、その男の人が剛士君に近付いてきた。
「健吾さんが副社長のジムに付き合ってくださいよ。
あの人トレーナーよりも煩くてしんどいっす。」
「嫌だよ、俺だって!!!
家にも妹の家にもトレーニングマシーンあるからジム行かねーし、バスケしてるし!!!」
「バスケしてないで、奥さんの子育て協力しろよ。」
「俺の母ちゃんとやけに仲良くなってて、母ちゃんと2人でベッタリ子育てしてるんだよ・・・。」
健吾さんという男の人が歩いてきて、手に持っていた黒いタンブラーを剛士君の隣にいる私に見せてきた。
「和ちゃん・・・俺の奥さんがブラックコーヒー大好きで。
これに入れて貰うこと出来る?
育休中だけど、ちゃんとうちの経理部に籍置いてるから!!!」
「はい。」
この大きな大きな男の人の大きな大きな手からタンブラーを受け取った時・・・
健吾さんの大きな大きな身体が少し横にずれて・・・
「あと、笠原さんにお客さん連れてきた!!!」
そう言われ、大きな大きな身体の向こう側に見えたのは・・・
見えたのは・・・
「女王様・・・!!!??」
私のもう1人の憧れの女性、女王様だった・・・。
やっっっと来れた!!!!」
静まり返っていた店内に、大きな大きな男の人が大きな大きな声でそう言った。
「なんだ!?みんなしてこっち見て!!!
・・・あ!!!!不倫じゃねーぞ!?
和ちゃんが育休中だからってそんなことしてねーからな!?
誰も和ちゃんに変なこと言うなよ!!!」
初めて見る男の人で、こんなに存在感だけしかないような人を見たことがなくて驚いていると・・・
その男の人が剛士君の方を見た。
「剛士!!
随時身体出来上がってきたな!!!
副社長が毎回剛士のジムに付き合ってるんだろ!!??」
剛士君と知り合いらしく、その男の人が剛士君に近付いてきた。
「健吾さんが副社長のジムに付き合ってくださいよ。
あの人トレーナーよりも煩くてしんどいっす。」
「嫌だよ、俺だって!!!
家にも妹の家にもトレーニングマシーンあるからジム行かねーし、バスケしてるし!!!」
「バスケしてないで、奥さんの子育て協力しろよ。」
「俺の母ちゃんとやけに仲良くなってて、母ちゃんと2人でベッタリ子育てしてるんだよ・・・。」
健吾さんという男の人が歩いてきて、手に持っていた黒いタンブラーを剛士君の隣にいる私に見せてきた。
「和ちゃん・・・俺の奥さんがブラックコーヒー大好きで。
これに入れて貰うこと出来る?
育休中だけど、ちゃんとうちの経理部に籍置いてるから!!!」
「はい。」
この大きな大きな男の人の大きな大きな手からタンブラーを受け取った時・・・
健吾さんの大きな大きな身体が少し横にずれて・・・
「あと、笠原さんにお客さん連れてきた!!!」
そう言われ、大きな大きな身体の向こう側に見えたのは・・・
見えたのは・・・
「女王様・・・!!!??」
私のもう1人の憧れの女性、女王様だった・・・。
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