【完】秋の夜長に見る恋の夢

Bu-cha

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この和やかな雰囲気の中でもう1度聞いてみる。



「それで、結月と結婚する予定はあるの?」



そしたら、隼人はお茶も飲んでいないのにまたむせた。



「・・・お前、俺が結月といる所見たことあったか?」



「私はないけど・・・。」



武蔵の夢で見た。
私のことを相川薬品に連れて行ってくれた日の夜、武蔵が隼人の部屋に私を迎えに行ってしまった時。



その時に隼人の部屋にいたのは結月だった。
服が乱れている結月だった。
隼人は確認をした。
結月が女の子を今でも好きなのかどうか。



それから、結月を味方につけたのだと思う。
結月は男の人と結婚出来ないから。
だから事実婚の婿養子となり、隼人はあんなことをして相川社長と結月を相川薬品から遠ざけることにした。



でも・・・



武蔵を通して見た隼人はあの時・・・



あの時から、結月に恋をしているような顔をしていた。



それくらい・・・



それくらい・・・



結月は・・・



「「愛されるおバカ。」」



また隼人と言葉が重なり、2人で笑った。
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