252 / 295
15
15-13
しおりを挟む
「矢~田~・・・!!!」
入ってきた瞬間に社長が俺の名字を呼ぶ。
それも少し怒りながら。
何事かと思っていると・・・
「お前、加賀製薬の副社長と知り合いなのか!?」
「ああ、はい。小町さん。
兄の奥さんです。」
「そういうこと早く言えよ!!
あの加賀製薬だぞ!?
新卒採用では数人採用されたことがあるけどな・・・。
どんな奴が採用されるのか未だによく分からねー会社なんだよな。」
社長がそんなことを言い出したかと思ったら・・・
戦闘モードになった。
「副社長さんから俺宛に連絡があったぞ。
派遣を頼みたいそうだ、お前を名指しで。」
「・・・小町さん、そうきたか。」
「勝手に断るなよ!!
俺に一旦相談しろ!!」
「いや、俺無理ですって。
これ以上面接入るのは無理ですから。」
「城の面接は俺が・・・一次面接はする!!」
社長がそう言うと葛西さんが面白そうに笑った。
「真知子が派遣されてた時期は1人も採用出来なかったからな!!」
「この2人が見付けた社員、誰1人として辞めないからな・・・。
そこまでの目は俺にもねーよ。」
社長が苦笑いをしながら笑った後、また戦闘モードで俺を見た。
「11月から加賀製薬、副社長さん直属の部下になる人材の採用で矢田を派遣する。
頼んだぞ、矢田。」
社長に、頼まれてしまった・・・。
俺の“指揮者”である社長に・・・。
俺の、俺達の“指揮者”である社長に・・・。
「ガンガンいってこい、矢田!!!」
そう言ってきた社長の心には・・・
大勢の人の顔があった・・・。
その中には、俺の顔も・・・。
良い笑顔で笑えているらしい・・・。
俺はこの人の前で、良い笑顔で笑えているらしい・・・。
入ってきた瞬間に社長が俺の名字を呼ぶ。
それも少し怒りながら。
何事かと思っていると・・・
「お前、加賀製薬の副社長と知り合いなのか!?」
「ああ、はい。小町さん。
兄の奥さんです。」
「そういうこと早く言えよ!!
あの加賀製薬だぞ!?
新卒採用では数人採用されたことがあるけどな・・・。
どんな奴が採用されるのか未だによく分からねー会社なんだよな。」
社長がそんなことを言い出したかと思ったら・・・
戦闘モードになった。
「副社長さんから俺宛に連絡があったぞ。
派遣を頼みたいそうだ、お前を名指しで。」
「・・・小町さん、そうきたか。」
「勝手に断るなよ!!
俺に一旦相談しろ!!」
「いや、俺無理ですって。
これ以上面接入るのは無理ですから。」
「城の面接は俺が・・・一次面接はする!!」
社長がそう言うと葛西さんが面白そうに笑った。
「真知子が派遣されてた時期は1人も採用出来なかったからな!!」
「この2人が見付けた社員、誰1人として辞めないからな・・・。
そこまでの目は俺にもねーよ。」
社長が苦笑いをしながら笑った後、また戦闘モードで俺を見た。
「11月から加賀製薬、副社長さん直属の部下になる人材の採用で矢田を派遣する。
頼んだぞ、矢田。」
社長に、頼まれてしまった・・・。
俺の“指揮者”である社長に・・・。
俺の、俺達の“指揮者”である社長に・・・。
「ガンガンいってこい、矢田!!!」
そう言ってきた社長の心には・・・
大勢の人の顔があった・・・。
その中には、俺の顔も・・・。
良い笑顔で笑えているらしい・・・。
俺はこの人の前で、良い笑顔で笑えているらしい・・・。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる