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それには苦笑いしか出来なかった。
確かに一夜は童貞だった。
それは私が1番よく知っている。
こいつの童貞を貰ったのは結子になっている私だったから。
4月に入ってから、一夜の動きが少し変わった。
5月22日の結婚まで残り少しになったからだとは思うけど、でも・・・
一夜を見上げながら私は聞いた。
「浮気と不倫はご法度。
“ゆきのうえ商店街”出身の結子の友達もよく言ってる。」
「そうですね、俺の両親も“ゆきのうえ商店街”出身なので。」
「譲も・・・譲も、“ゆきのうえ商店街”出身だよね。
譲も浮気も不倫もご法度なのかな?」
「さあ?そこまでは俺も何とも。
聞いてみればいいんじゃないですか?
自分以外の人ともセックスしているのか。」
「デートはしてるって言ってた。」
結子が悲しそうに言っていた言葉を言うと、一夜は爽やかに笑いながら口を開いた。
「僕もデートはグレーゾーンという認識なので、増田さんのことを何も言えませんね。
でも俺はセックスをする相手は1人だけですね、好きで好きで大好きな女の子とだけ。
覚悟を決めた女の子とだけです。
それ以外の人とするのはあり得ませんね。」
一夜のその言葉をどう受け取っていいのか私には分からない。
だって、一夜がセックスをしている相手は私だから。
毎回セックスをしているわけではないけれど、結子との情報共有によると結子とは1度もセックスはしていない。
4月に入ってから初めてセックスをしたのでまだ1ヶ月と少ししか経っていないけれど、一夜は不思議と私にしかセックスをしてこない。
背中につけられた沢山のキスマークのせいで一夜や譲とのデートを結子と交換っこすることが出来なくなり、昨日も私が一夜とデートをした。
そしたら、会った。
あんな高級ホテルに譲が行くのは予想外で、“翔子”のスマホを持っている結子に私はどこのホテルに入ったのか連絡をしなかった。
確かに一夜は童貞だった。
それは私が1番よく知っている。
こいつの童貞を貰ったのは結子になっている私だったから。
4月に入ってから、一夜の動きが少し変わった。
5月22日の結婚まで残り少しになったからだとは思うけど、でも・・・
一夜を見上げながら私は聞いた。
「浮気と不倫はご法度。
“ゆきのうえ商店街”出身の結子の友達もよく言ってる。」
「そうですね、俺の両親も“ゆきのうえ商店街”出身なので。」
「譲も・・・譲も、“ゆきのうえ商店街”出身だよね。
譲も浮気も不倫もご法度なのかな?」
「さあ?そこまでは俺も何とも。
聞いてみればいいんじゃないですか?
自分以外の人ともセックスしているのか。」
「デートはしてるって言ってた。」
結子が悲しそうに言っていた言葉を言うと、一夜は爽やかに笑いながら口を開いた。
「僕もデートはグレーゾーンという認識なので、増田さんのことを何も言えませんね。
でも俺はセックスをする相手は1人だけですね、好きで好きで大好きな女の子とだけ。
覚悟を決めた女の子とだけです。
それ以外の人とするのはあり得ませんね。」
一夜のその言葉をどう受け取っていいのか私には分からない。
だって、一夜がセックスをしている相手は私だから。
毎回セックスをしているわけではないけれど、結子との情報共有によると結子とは1度もセックスはしていない。
4月に入ってから初めてセックスをしたのでまだ1ヶ月と少ししか経っていないけれど、一夜は不思議と私にしかセックスをしてこない。
背中につけられた沢山のキスマークのせいで一夜や譲とのデートを結子と交換っこすることが出来なくなり、昨日も私が一夜とデートをした。
そしたら、会った。
あんな高級ホテルに譲が行くのは予想外で、“翔子”のスマホを持っている結子に私はどこのホテルに入ったのか連絡をしなかった。
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