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「イデデデデデ・・・・!!!!」
シューの家のトレーニング部屋に、私の鈍い声が響き続ける。
「結構キツイでしょ?」
「キツイっていうか・・・」
部屋一面に貼られている大きな鏡を前に、私はヘンテコな格好で身動きが取れなくなっている。
「出来ないんだけど!!!!」
「甘く見てたでしょ?ヨガのこと。」
私の前でお手本をするシューは、涼しい顔でヘンテコなポーズをしている。
「さっきの筋トレと言えないような筋トレも、普段と使う筋肉違うし・・・。
毎日こんなことしてるの?」
「ねーちゃんが好きで、小学生の頃から一緒にやってたよ!」
「なるほど・・・だから友里って身体も柔らかいし体幹も強いのか・・・。」
私も、もっと早くトレーニングに組み込めばよかったと少し後悔する。
「よし!友里の姿思い出したら、なんかやる気出てきた!!!」
シューの姉、中学の時のバスケ部のメンバー、1番仲の良かった友里の、それはもう素晴らしい身体を思い出す。
数時間前に食べた、物足りない夜ご飯で満たされていない身体を、更に酷使していく。
シューの家のトレーニング部屋に、私の鈍い声が響き続ける。
「結構キツイでしょ?」
「キツイっていうか・・・」
部屋一面に貼られている大きな鏡を前に、私はヘンテコな格好で身動きが取れなくなっている。
「出来ないんだけど!!!!」
「甘く見てたでしょ?ヨガのこと。」
私の前でお手本をするシューは、涼しい顔でヘンテコなポーズをしている。
「さっきの筋トレと言えないような筋トレも、普段と使う筋肉違うし・・・。
毎日こんなことしてるの?」
「ねーちゃんが好きで、小学生の頃から一緒にやってたよ!」
「なるほど・・・だから友里って身体も柔らかいし体幹も強いのか・・・。」
私も、もっと早くトレーニングに組み込めばよかったと少し後悔する。
「よし!友里の姿思い出したら、なんかやる気出てきた!!!」
シューの姉、中学の時のバスケ部のメンバー、1番仲の良かった友里の、それはもう素晴らしい身体を思い出す。
数時間前に食べた、物足りない夜ご飯で満たされていない身体を、更に酷使していく。
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