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「え!!??えぇぇ!!!??」
会計の所に表示された驚愕の金額に、私は大声を出してしまった。
「たっか!!!!
ブラジャーなんてパンツと一緒で2千円くらいで売ってるのに!!!
・・・あ、ごめんなさい。」
目の前に店員がいることを忘れていて、思わず失礼なことを言ってしまった。
私は慌てて財布の中身を確認するけど、当たり前だけど全然足りない。
急いでクレジットカードを出そうと、カード入れの所から取り出そうとした時・・・
「これで。」
と、シューが・・・
自分のクレジットカードを、店員さんに渡していて。
「え!?いいよ!私のだし!!
引退してから短期のバイトもよく入ってるし、ちゃんと貯金もあるから!!」
大急ぎで、自分のクレジットカードも店員さんに渡す。
店員さんは困ったように、私とシューのクレジットカードを交互に見ていて・・・。
「いつかの、お返しさせてよ。」
誰よりも可愛い顔で、シューが私を見た。
「俺はあの日、夏生が買い物に付き合ってくれなければ、一生・・・。
自分で1人では、女の子の服屋に入れなかったから。」
そんな、懐かしい話をした。
会計の所に表示された驚愕の金額に、私は大声を出してしまった。
「たっか!!!!
ブラジャーなんてパンツと一緒で2千円くらいで売ってるのに!!!
・・・あ、ごめんなさい。」
目の前に店員がいることを忘れていて、思わず失礼なことを言ってしまった。
私は慌てて財布の中身を確認するけど、当たり前だけど全然足りない。
急いでクレジットカードを出そうと、カード入れの所から取り出そうとした時・・・
「これで。」
と、シューが・・・
自分のクレジットカードを、店員さんに渡していて。
「え!?いいよ!私のだし!!
引退してから短期のバイトもよく入ってるし、ちゃんと貯金もあるから!!」
大急ぎで、自分のクレジットカードも店員さんに渡す。
店員さんは困ったように、私とシューのクレジットカードを交互に見ていて・・・。
「いつかの、お返しさせてよ。」
誰よりも可愛い顔で、シューが私を見た。
「俺はあの日、夏生が買い物に付き合ってくれなければ、一生・・・。
自分で1人では、女の子の服屋に入れなかったから。」
そんな、懐かしい話をした。
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