【完】可愛いお嫁クンが私を女の子にしてくれる時(他サイトでのカットページも掲載済2023.8.19)

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「しゅう～！！！」



実家に帰ると、玄関をドタバタと走り・・・



「ちょっと兄貴、やめてよ！」



シューに抱き付く兄貴・・・。



「お兄ちゃん、久しぶり～！！」



誰よりも可愛い顔で、笑いながらシューも兄貴を抱き締める・・・。
そう、そう、この感じ・・・。
昔っからこの光景を見て、モヤモヤしてたのを思い出す。



「兄貴！やめてって！！！」



シューと兄貴を無理矢理引き剥がす。



「何だよ！俺としゅうとの再会を邪魔すんなよ！！」



そんな煩い兄貴を無視し、シューの右手を引っ張り廊下を歩き、リビングに入る。



「お帰りー！宗君もお帰りなさい！」



お母さんが嬉しそうに出迎えてくれる。



「おー！帰って来たか！宗ちゃんお帰り！」



と、お父さんにいたっては私には見向きもせず。
そして、シューの姿を見て、ショックを受けた顔になり・・・



「その、格好なの・・・？
今日は、その格好なの・・・？」



と、スーツ姿のシューを見ながら悲しんでいる。



「うん、今日はちゃんとした挨拶したかったから！
今度、また女の子の格好でも遊びに来てもいいかな？」



「当然だよ！遊びに来るとかそんな堅苦しいこと言わないで！！
もう、ここは宗ちゃんの家でもあるんだから、ずっと前から！！」



お父さんの隣で、兄貴が首が取れるくらい何度も頷き・・・
なんだろう、とにかく、2人ともすごく煩い・・・。