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近くのコンビニで、ショートケーキが2つ入っているパックを買った。
ラスボスにおんぶをされたまま、また夜道を帰っていく。
「あそこ、右。」
指を指しながら、ラスボスに道を教える。
普段あんまりコンビニに行かないから、ラスボスは近くでもコンビニの場所がよく分かっていない。
私が言った通りに、ラスボスが歩いていく。
「懐かしいな。
これ、よくやったな。」
「うん。今はスマホの地図アプリで音声案内してくれるからね。
どこにでも行けるようになってよかったね?」
「その入力する方に時間掛かるけどな!」
「道行く人によくやってもらってるんでしょ?」
「世界は優しい人で溢れてるんだよ!!」
「私は・・・そう思えない。」
同窓会での出来事を思い出して、ラスボスの太い首にギュッと抱き付く。
「私は、コミュ障だから。」
「お!懐かしい言葉出てきたな!!」
「ラスボスの会社のカップル達を破局させるくらい、コミュ障だから。」
「あの程度で別れたなら、いずれ別れてたから気にすんな!
別れた奴らもみんな新しい相手いたり結婚してるしな!」
ラスボスにおんぶをされたまま、また夜道を帰っていく。
「あそこ、右。」
指を指しながら、ラスボスに道を教える。
普段あんまりコンビニに行かないから、ラスボスは近くでもコンビニの場所がよく分かっていない。
私が言った通りに、ラスボスが歩いていく。
「懐かしいな。
これ、よくやったな。」
「うん。今はスマホの地図アプリで音声案内してくれるからね。
どこにでも行けるようになってよかったね?」
「その入力する方に時間掛かるけどな!」
「道行く人によくやってもらってるんでしょ?」
「世界は優しい人で溢れてるんだよ!!」
「私は・・・そう思えない。」
同窓会での出来事を思い出して、ラスボスの太い首にギュッと抱き付く。
「私は、コミュ障だから。」
「お!懐かしい言葉出てきたな!!」
「ラスボスの会社のカップル達を破局させるくらい、コミュ障だから。」
「あの程度で別れたなら、いずれ別れてたから気にすんな!
別れた奴らもみんな新しい相手いたり結婚してるしな!」
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