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「友里、とりあえずココでいいか?」



創さんが、わたしの荷物が入った段ボールを持ち、寝室の空いているスペースに置いてくれる。




創さんとの結婚が決まってから、大忙しな数日間だった。
創さんのご両親に挨拶に行き、婚姻届を出し、役所や銀行やスマホなど細々したものの手続き。




そして、迷惑を掛けてしまった会社にも挨拶に行って。
でも、会社内の女性達からはすごく祝福してもらい、アポを取り行っていたからかプレゼントまで貰った。




「もう少し落ち着いてから、新しい所に引っ越そうな?」




新居を探し引っ越しするには時間がなかったので、創さんの部屋にしばらく一緒に住むことに。




でも、広めのリビングと、大きめのベッドを置いても更にスペースのある寝室で。





「このままでもいいんじゃないかな?」




と言うと・・・。





創さんは優しく笑いながら、荷物を整理しているわたしの隣に座る。





「子ども・・・出来るかもしれねーし。」
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