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本編
17、レインの激闘
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「おい、いい事を教えてやる。薬学上…………毒と薬の区別はないんだぜ………!」
右手が緑に、左手が青に光り出したレイン。
「例えば…ハリケイソウのシトキシンとカラバミグサのマトリキシン。それぞれじゃ薬扱いだが………調合すれば」
両手を合わせた。
凄まじい臭気を放っている合わせた手は、確実に死を運んでくることを予見しているようだった。
「超猛毒に………なる!」
思い切り床を蹴ってイノセンスに突撃するレイン。
「無邪気な炎」
「箱庭ッ!」
とっさに箱庭から大量の耐火植物を召喚して後ろに跳ぶ。
が、爆風によって壁に打ち付けられてしまった。
「聖なる器………拡散罠魔法エビル=トラップ」
毒が凝縮されて数十粒のカプセルになる。
それと同時に部屋のそこかしこに魔法陣を貼った。
「いやぁ、やるねぇ☆ちょっと楽しくなってきたよっ!」
一瞬にして距離を詰めたイノセンス。
「無邪気な竜巻」
凄まじい爆風でドアを突き破り、向かいの廊下の壁にめり込むレイン。
「チッ………くらいやがれ…!」
罠魔法、発動!
「トラップNo.5!………陽炎……………」
イノセンスの背後の空間がゆらりと揺らめいて、やがてイノセンスを飲み込む。
瞬間、イノセンスは気絶した。
哺乳類にとって「脳」は死に直結する。
犬は捕まえたウサギを振るだけで殺せる。
それは、哺乳類にとっていかに脳震盪が死活問題になるかを表している。
「陽炎は…………空間そのものを歪め、揺らめかせる。…………効いたろ」
傷の手当てをしたらあいつらの援護にむかは無くては。
回復をしようとした、その時。
「あらぁ~、やられちゃったのね」
背後から声がする。
ハッと振り返ると、いつのまにか窓が開いていて艶かしいドレスの女性が。
「イノセンス、ちょっと油断しがちなのよ~」
「お前は…………!」
見覚えがある。
「私は妖艶道化師♡よろしくねぇ」
「誰がッ!」
「あら、私とやるっての?今ならこの子回収するだけにしといたげるからやめときなさい♡」
それは正直ありがたい。
こいつらは殺してやりたいが、今の戦いで傷を負いすぎた。
「…………………………くそッ!いつか、いつかお前も殺す!」
「あら、大歓迎♡じゃあね」
イノセンスを抱えたベウは、窓から夜の闇に紛れて消えていった。
「あぁ、アイツらのトコに行かないと………いや。信じてやるのもまた、信頼か…………」
傷の手当てをして、硬い床だが横になれることをひどく愛おしく思った。
右手が緑に、左手が青に光り出したレイン。
「例えば…ハリケイソウのシトキシンとカラバミグサのマトリキシン。それぞれじゃ薬扱いだが………調合すれば」
両手を合わせた。
凄まじい臭気を放っている合わせた手は、確実に死を運んでくることを予見しているようだった。
「超猛毒に………なる!」
思い切り床を蹴ってイノセンスに突撃するレイン。
「無邪気な炎」
「箱庭ッ!」
とっさに箱庭から大量の耐火植物を召喚して後ろに跳ぶ。
が、爆風によって壁に打ち付けられてしまった。
「聖なる器………拡散罠魔法エビル=トラップ」
毒が凝縮されて数十粒のカプセルになる。
それと同時に部屋のそこかしこに魔法陣を貼った。
「いやぁ、やるねぇ☆ちょっと楽しくなってきたよっ!」
一瞬にして距離を詰めたイノセンス。
「無邪気な竜巻」
凄まじい爆風でドアを突き破り、向かいの廊下の壁にめり込むレイン。
「チッ………くらいやがれ…!」
罠魔法、発動!
「トラップNo.5!………陽炎……………」
イノセンスの背後の空間がゆらりと揺らめいて、やがてイノセンスを飲み込む。
瞬間、イノセンスは気絶した。
哺乳類にとって「脳」は死に直結する。
犬は捕まえたウサギを振るだけで殺せる。
それは、哺乳類にとっていかに脳震盪が死活問題になるかを表している。
「陽炎は…………空間そのものを歪め、揺らめかせる。…………効いたろ」
傷の手当てをしたらあいつらの援護にむかは無くては。
回復をしようとした、その時。
「あらぁ~、やられちゃったのね」
背後から声がする。
ハッと振り返ると、いつのまにか窓が開いていて艶かしいドレスの女性が。
「イノセンス、ちょっと油断しがちなのよ~」
「お前は…………!」
見覚えがある。
「私は妖艶道化師♡よろしくねぇ」
「誰がッ!」
「あら、私とやるっての?今ならこの子回収するだけにしといたげるからやめときなさい♡」
それは正直ありがたい。
こいつらは殺してやりたいが、今の戦いで傷を負いすぎた。
「…………………………くそッ!いつか、いつかお前も殺す!」
「あら、大歓迎♡じゃあね」
イノセンスを抱えたベウは、窓から夜の闇に紛れて消えていった。
「あぁ、アイツらのトコに行かないと………いや。信じてやるのもまた、信頼か…………」
傷の手当てをして、硬い床だが横になれることをひどく愛おしく思った。
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