そうだ、逃走しよう。

アリス・ホームズ

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魔物との戦い

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今日で、ここに来てから二カ月たつ。


初めのころより体力がつき、自分にあったトレーニングや武器の使い方が

身についてきた。




そして、今回の訓練は前の短剣をつかって魔物と戦ったように、

今度は鉄扇で魔物と戦うそうです。




私は、対人戦が得意なようで、魔物を倒すなどの実践の訓練は苦手

ということも考慮してのことです。




前回、戦った時は魔物を始めて倒してゆだんしてしまい、

結果的には良かったものの、魔獣に尾行されているのに気がつく事が

できなかったので、今回はお屋敷に着くまで気を緩めずにがんばることにした。

そして、森ならではの地形と自分のすばやさをよく利用しようと思っています。




今回も、師匠(ギルバート叔父様)とリサちゃん・リナちゃんの4人で

魔の森に魔物討伐にいきます。

魔獣のリアンはお屋敷でお留守番です。







周囲に気をつけながら、森の中を進んでいくと

30メートルくらい先から、魔物の気配がしてきました。




ざっと5匹くらいのようなので、一人で倒すことになりました。

そう、何を隠そうと私は対人戦の集団の不意を突くような暗殺者のような

戦い方が得意なのです。




しかも、ここは森。

隠れるところがたくさんあります。

この状況は私にとって、好都合なのです。




「(さあ、準備といきますか!)」




相手の不意を突くため、木の上に登りました。

実は私、小さい頃から木登りが得意で6メートルくらいなら

飛び下りても全く問題がないのです。

(しかし、マリーによく怒られましたが。)

ここは戦場。

そんなことをしても、誰にもおこられません。

しかもこれを生かすべき時でしょう。




そんなことを考えながら、木に登って相手を待ちかまえながら

勝つための算段をたてていると、ついにやってきました。




狼の集団の魔物4匹と、、それとは別に、

虎の魔物一匹があらわれました。

虎の魔物は木に登ることができるので、厄介です。




これは、さっさと決着をつけた方がよさそうなので、

奇襲をかけようと思います。




私は気配を消して木の上から飛び降りました。

不意を突いて、一気に移動して反応速度が遅い狼の魔物

のうち一匹を倒すことができました。




しかしまだ混乱しているうちに狼の魔物をもう一匹倒して、

ようやく相手に気付くことができたようです。

これで、あと魔物は三匹。




狼の魔物は得意の集団行動で一斉に飛びかかってきましたが問題ありません。




こういう状況に最も向いているのが鉄扇だからです。

くるくるとターンして蝶のように舞い、狼を全滅することができました。




あとは反応速度が早く、木にも上ることのできる一番厄介な虎の魔物です。




これこそ、不意を衝くしかないようです。
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