111 / 198
大陸放浪編
旅立ち~噂話~
しおりを挟む
私はルークに言われた通り、街道を走り続けた。
(どんな状況でもつい受け入れて従っちゃう癖、治ってないなぁ)
丘を越えた先に最初の町が見えた。色とりどりレンガで造られた建物と煙突から煙がたなびいている。懐中時計を見ると既に昼に差し掛かっていた。
「ルークさん、町ですよ。お昼どうしますか?」
「んあ?」
ルークが空色の髪を掻きながらむくりと起きた。
「ああ、飯ね。それじゃあ、おれ先に飯食ってくるわ」
「え?」
「え?じゃねぇよ。荷物と馬車に何かあったら困るだろ。御者も従者もいない旅なんだから。それくらい頭使って、自覚してくれ」
そういうとルークは自分の荷物袋からごそごそと毛玉を取り出した。
「ルークさん、それは?」
「あ?見てわかんねぇのか。かつらだよ。おれの頭目立つからな」
「そういえば、この国では珍しい色ですよね。ルークさんってどこ出身なんですか?」
「……知らねぇ。そんじゃ、またあとで」
茶髪のかつらをかぶったルークが軽やかに荷馬車を降りて町の雑踏の中へ消えていった。
待っている間、私は四人に手紙を書くことにした。
「えっと、『前略、お元気ですか……』」
手紙に世界樹が原因で眠り病という病が各地で発病していること、世界樹を治すために管理者である妖精王の加護を取り戻す必要があること、そのためにこれから青嵐の騎士ルークと旅をすることを簡潔に書いた。私は書き終わると、基礎魔法陣に詳細を記入していく。
「何処より参ぜよ、来訪者。我が血を代償に我が呼び声に応えたまえ。我が名はマヤ・クラキ。いざ現れん」
ポンっと現れたのはタンポポのようなふかふかとした鮮やかな黄色の羽根に翡翠色の尾羽を持った愛らしい鳥型の魔獣だった。
「エリス、これを四人に届けて。覚えてるわね?」
「オマカセクダサイ」
エリスはいつも四人と連絡するために使っている魔獣だった。バラバラの場所にいる四人を探し当て、一定以上の魔力と知性、機動力を持つ魔獣は存外に少ない。この役割を果たせる魔獣はエリスしかいなかった。エリスを解き放つと入れ違いにルークが帰って来た。
「よぉー。今、飛んでったのはあんたの魔獣か?」
「お帰りなさい。そうですけど」
「あんた、召喚士なんだな」
「ええ。一応召喚能力も持ってますが、それがどうしました?」
別にとルークが焼き串を食べながら答えた。
「それより、さっさと飯食って来いよ。早く出ないと次の町着くのが夜中になっちまう。ほらほら、行けよ」
ルークは犬でも追い払うように私を荷馬車から降ろした。
追い出された私は小さな町を当ても無く歩く。学校帰りの十歳ほどの子供たちが賑やかに声を上げて駆けていく。その表情には活気があり、衣服も簡素だがきちんとしている。聖フローレンス王国の治世を象徴しているようだった。その時、道の先から食欲を誘う香りが漂ってきた。私はその香りを頼りに小道を進んでいくと、食堂がやっていた。
「いらっしゃい。好きな席に座りな」
ぶっきらぼうに恰幅の良い店主が店内を示した。店内には常連とみられる男たちが数人いて、私に好奇の視線をちらりと寄越した。私はテーブル席に座ると髪の毛を二つに縛ったちょっと化粧の濃いウェイトレスが注文を取りに来た。
「水とパンとここのおすすめってなんですか?」
「あー、ポトフかな。こーんな分厚いベーコンが出てくるんだ」
「じゃあ、それを。あとこれ」
私がウェイトレスにチップを渡すときゃっと声を上げて喜んだ。
「なによぅ、あんた。良い子じゃない。どこの子?」
ウェイトレスは大声で注文を店主に伝えると、私の対面の席に座りこんだ。
「都から来ました。これから南の港町まで行くところです」
「へぇ。なんか面白い服着てるし。それ、どこの服? でも、南の町に行くのは止めた方が良いよぅ」
「どうしてです?」
「ここからだとねぇ、小さいけど一つ山を越さなきゃいけないの。道が細くなってて。そこに盗賊が出るんだよねぇ」
盗賊と私が驚いてそのまま繰り返した。治安の良いフローレンス王国でもまだ野盗がでるなんて知らなかった。
「そう。だから……」
ウェイトレスが話を続けようとしたその時、店主の怒号が店内に響いた。
「出来たぞ!さっさと仕事しねぇと給金減らすからな!」
ウェイトレスが飛び上がってカウンターから食事と水を取りに行った。
「それじゃ、ごゆっくりぃ」
ウェイトレスは食事ののったトレイを私の前に置くといそいそと奥に戻っていった。テーブルの上には丸いライ麦パンとキャベツに人参、玉ねぎと五センチはありそうな分厚いベーコンが湯気を立てて盛られていた。火傷しないように小さく切りながら、ゆっくりと口に入れた。シンプルだがブイヨンと野菜、ベーコンのうま味を感じる一皿だった。
「店主、美味しかったです」
私が会計の後、そう伝えると店主がふんと言って満足そうに腹を揺らした。
食事を終え、馬車に戻るとモップの頭を乗せたようなルークがぼんやりと日向ぼっこをしていた。
「来たか。それじゃ、次の町まで頼む」
ルークは私の気配に明敏に悟るとそそくさと馬車に乗り込んだ。
「ルークさん、今町で盗賊が出るって話を聞いたんですけど。このまま次の町に向かうと日も落ちますし、ここで宿をとるか野宿の準備をしていきませんか?」
「盗賊ぅ?そんなの怖いのか、あんた」
ルークがせせら笑った。
「無用なトラブルは避けるべきかと」
「まぁ、そりゃあそうだが、なんせおれたちには時間が無い。残念だがその意見は却下だ。さぁ、出発だ。世間知らずのお嬢ちゃん」
(どんな状況でもつい受け入れて従っちゃう癖、治ってないなぁ)
丘を越えた先に最初の町が見えた。色とりどりレンガで造られた建物と煙突から煙がたなびいている。懐中時計を見ると既に昼に差し掛かっていた。
「ルークさん、町ですよ。お昼どうしますか?」
「んあ?」
ルークが空色の髪を掻きながらむくりと起きた。
「ああ、飯ね。それじゃあ、おれ先に飯食ってくるわ」
「え?」
「え?じゃねぇよ。荷物と馬車に何かあったら困るだろ。御者も従者もいない旅なんだから。それくらい頭使って、自覚してくれ」
そういうとルークは自分の荷物袋からごそごそと毛玉を取り出した。
「ルークさん、それは?」
「あ?見てわかんねぇのか。かつらだよ。おれの頭目立つからな」
「そういえば、この国では珍しい色ですよね。ルークさんってどこ出身なんですか?」
「……知らねぇ。そんじゃ、またあとで」
茶髪のかつらをかぶったルークが軽やかに荷馬車を降りて町の雑踏の中へ消えていった。
待っている間、私は四人に手紙を書くことにした。
「えっと、『前略、お元気ですか……』」
手紙に世界樹が原因で眠り病という病が各地で発病していること、世界樹を治すために管理者である妖精王の加護を取り戻す必要があること、そのためにこれから青嵐の騎士ルークと旅をすることを簡潔に書いた。私は書き終わると、基礎魔法陣に詳細を記入していく。
「何処より参ぜよ、来訪者。我が血を代償に我が呼び声に応えたまえ。我が名はマヤ・クラキ。いざ現れん」
ポンっと現れたのはタンポポのようなふかふかとした鮮やかな黄色の羽根に翡翠色の尾羽を持った愛らしい鳥型の魔獣だった。
「エリス、これを四人に届けて。覚えてるわね?」
「オマカセクダサイ」
エリスはいつも四人と連絡するために使っている魔獣だった。バラバラの場所にいる四人を探し当て、一定以上の魔力と知性、機動力を持つ魔獣は存外に少ない。この役割を果たせる魔獣はエリスしかいなかった。エリスを解き放つと入れ違いにルークが帰って来た。
「よぉー。今、飛んでったのはあんたの魔獣か?」
「お帰りなさい。そうですけど」
「あんた、召喚士なんだな」
「ええ。一応召喚能力も持ってますが、それがどうしました?」
別にとルークが焼き串を食べながら答えた。
「それより、さっさと飯食って来いよ。早く出ないと次の町着くのが夜中になっちまう。ほらほら、行けよ」
ルークは犬でも追い払うように私を荷馬車から降ろした。
追い出された私は小さな町を当ても無く歩く。学校帰りの十歳ほどの子供たちが賑やかに声を上げて駆けていく。その表情には活気があり、衣服も簡素だがきちんとしている。聖フローレンス王国の治世を象徴しているようだった。その時、道の先から食欲を誘う香りが漂ってきた。私はその香りを頼りに小道を進んでいくと、食堂がやっていた。
「いらっしゃい。好きな席に座りな」
ぶっきらぼうに恰幅の良い店主が店内を示した。店内には常連とみられる男たちが数人いて、私に好奇の視線をちらりと寄越した。私はテーブル席に座ると髪の毛を二つに縛ったちょっと化粧の濃いウェイトレスが注文を取りに来た。
「水とパンとここのおすすめってなんですか?」
「あー、ポトフかな。こーんな分厚いベーコンが出てくるんだ」
「じゃあ、それを。あとこれ」
私がウェイトレスにチップを渡すときゃっと声を上げて喜んだ。
「なによぅ、あんた。良い子じゃない。どこの子?」
ウェイトレスは大声で注文を店主に伝えると、私の対面の席に座りこんだ。
「都から来ました。これから南の港町まで行くところです」
「へぇ。なんか面白い服着てるし。それ、どこの服? でも、南の町に行くのは止めた方が良いよぅ」
「どうしてです?」
「ここからだとねぇ、小さいけど一つ山を越さなきゃいけないの。道が細くなってて。そこに盗賊が出るんだよねぇ」
盗賊と私が驚いてそのまま繰り返した。治安の良いフローレンス王国でもまだ野盗がでるなんて知らなかった。
「そう。だから……」
ウェイトレスが話を続けようとしたその時、店主の怒号が店内に響いた。
「出来たぞ!さっさと仕事しねぇと給金減らすからな!」
ウェイトレスが飛び上がってカウンターから食事と水を取りに行った。
「それじゃ、ごゆっくりぃ」
ウェイトレスは食事ののったトレイを私の前に置くといそいそと奥に戻っていった。テーブルの上には丸いライ麦パンとキャベツに人参、玉ねぎと五センチはありそうな分厚いベーコンが湯気を立てて盛られていた。火傷しないように小さく切りながら、ゆっくりと口に入れた。シンプルだがブイヨンと野菜、ベーコンのうま味を感じる一皿だった。
「店主、美味しかったです」
私が会計の後、そう伝えると店主がふんと言って満足そうに腹を揺らした。
食事を終え、馬車に戻るとモップの頭を乗せたようなルークがぼんやりと日向ぼっこをしていた。
「来たか。それじゃ、次の町まで頼む」
ルークは私の気配に明敏に悟るとそそくさと馬車に乗り込んだ。
「ルークさん、今町で盗賊が出るって話を聞いたんですけど。このまま次の町に向かうと日も落ちますし、ここで宿をとるか野宿の準備をしていきませんか?」
「盗賊ぅ?そんなの怖いのか、あんた」
ルークがせせら笑った。
「無用なトラブルは避けるべきかと」
「まぁ、そりゃあそうだが、なんせおれたちには時間が無い。残念だがその意見は却下だ。さぁ、出発だ。世間知らずのお嬢ちゃん」
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ
鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。
それが約50年前。
聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。
英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。
俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。
でも…英雄は5人もいらないな。
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる