41 / 41
エピローグ ペンギンとは人に鳥と書くと見つけたなり
しおりを挟む
魅惑のご褒美タイム。
人生最高の一夜を終えて、琥珀達は再びダンジョンを探索することになった。
「今回の冒険は前回の続きから。つまり、第二階層からの攻略になります」
シャーロットが一同を見回して、ゆっくりと語る。
「最近では、何故かダンジョンの各階層に本来よりも強い魔物が出現しています。先日のワームも同じです。皆さん、くれぐれも注意してまいりましょう!」
「ああ、私達ならば必ずできる! みんなで元の世界に帰ろう!」
揚羽が引き継いで、力強く宣言をした。
「ん、がんばる。アンバーも」
「キュイキュイ」
ヘリヤに手を握られて、琥珀はしっかりと頷いた。
彼女達の顔を見ると昨晩の出来事が蘇ってきて、鼻血が出てきそうになってしまうが……どうにか堪えながら、決意を固める。
「キュイ!」
(ヘリヤさんは僕が守る! 他のみんなもだ!)
ヘリヤも。
揚羽も甘井も。
付き合いの浅いシャーロットも。
日本にいた頃に自分を苛めていた柊木でさえ。
今の琥珀にとっては、守るべき対象となっていた。
(引きこもりの時間は終わった。これから、どんな試練が待ち受けていたとしても僕は絶対に逃げないぞ!)
琥珀はもう引きこもりのニートではない。
召喚獣のペンギンであり、氷のフェニックスなのだ。
何度、破れることがあっても必ず蘇る。蘇って、彼女達を守ってみせる。
ダンジョンの魔物が相手でも。
イジメっこ達の悪意が相手でも。
国を巻き込むような陰謀が相手でも。
君を守る。
だって……おっぱいが柔らかかったから。
「いこ、アンバー」
「キュウ!」
琥珀はヘリヤの手を握りしめて、ダンジョンへと入っていった。
それから先も、琥珀には多くの苦難と試練とご褒美が訪れた。
五人の美女と美少女に可愛がられたり、かつて自分を苛めていたクラスメイトと相対したり。
クラスメイトの女子が抱えている問題に首を突っ込んだり。
琥珀こと召喚獣アンバーの戦いは、それから先も続いていくのであった。
おわり
人生最高の一夜を終えて、琥珀達は再びダンジョンを探索することになった。
「今回の冒険は前回の続きから。つまり、第二階層からの攻略になります」
シャーロットが一同を見回して、ゆっくりと語る。
「最近では、何故かダンジョンの各階層に本来よりも強い魔物が出現しています。先日のワームも同じです。皆さん、くれぐれも注意してまいりましょう!」
「ああ、私達ならば必ずできる! みんなで元の世界に帰ろう!」
揚羽が引き継いで、力強く宣言をした。
「ん、がんばる。アンバーも」
「キュイキュイ」
ヘリヤに手を握られて、琥珀はしっかりと頷いた。
彼女達の顔を見ると昨晩の出来事が蘇ってきて、鼻血が出てきそうになってしまうが……どうにか堪えながら、決意を固める。
「キュイ!」
(ヘリヤさんは僕が守る! 他のみんなもだ!)
ヘリヤも。
揚羽も甘井も。
付き合いの浅いシャーロットも。
日本にいた頃に自分を苛めていた柊木でさえ。
今の琥珀にとっては、守るべき対象となっていた。
(引きこもりの時間は終わった。これから、どんな試練が待ち受けていたとしても僕は絶対に逃げないぞ!)
琥珀はもう引きこもりのニートではない。
召喚獣のペンギンであり、氷のフェニックスなのだ。
何度、破れることがあっても必ず蘇る。蘇って、彼女達を守ってみせる。
ダンジョンの魔物が相手でも。
イジメっこ達の悪意が相手でも。
国を巻き込むような陰謀が相手でも。
君を守る。
だって……おっぱいが柔らかかったから。
「いこ、アンバー」
「キュウ!」
琥珀はヘリヤの手を握りしめて、ダンジョンへと入っていった。
それから先も、琥珀には多くの苦難と試練とご褒美が訪れた。
五人の美女と美少女に可愛がられたり、かつて自分を苛めていたクラスメイトと相対したり。
クラスメイトの女子が抱えている問題に首を突っ込んだり。
琥珀こと召喚獣アンバーの戦いは、それから先も続いていくのであった。
おわり
11
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる