45 / 47
第45話
しおりを挟む
屋上へ繋がる階段の終点に遮蔽物はない。
夜空の湛える微かな月明かりが慧を照らした。階段の最後の段差を前に、慧は空を仰ぐ。
昨日も聞いたローターの回転音が鼓膜を揺らす。その気になれば飛びたてるはずだが、回転音は一定のリズムを刻む。
状況を確かめるには、屋上に立つしかない。
両手に愛用の直刀を握る。千奈美との戦闘で気力を使い果たした彼に、宝典魔術に匹敵する〝解錠〟を発動できるだけの余力はない。
けれども、己の信じる結末に辿り着けることを疑おうともしなかった。
階段をのぼりきり、屋上に出る。
飛翔直前のヘリが放つ風圧に、青色の制服の裾が踊る。怯む様子もなく、彼は歩みを進める。
藤沢が待っていた。
フリーフロムの頭目はヘリに搭乗せず、転落防止の欄干さえない平坦な屋上の中央にいた。敢然と、階下より現れた慧を見据える。
瞬間、機体後部の扉が開いた。
開放された機内から、大口径機関銃の銃口が覗く。
ヘリが床を離れる。六つの銃口を束ねた機関銃が緩慢に回転する。しだいに加速し、破壊的な音に豹変する。
間一髪、咄嗟にのぼりきったばかりの階段を滑り降りる。
ローターの回転音を凌駕する銃声。あまりに激しく、小型の爆弾が秒間に数十発と炸裂しているように錯覚する。機関銃の猛攻は屋上を抉り、階段室の壁を削り取る。破砕された欠片が、慧の傍らを転げ落ちる。
乱射は数秒で収まった。
再び屋上に歩み出る。藤沢は同じ位置に立っていた。
「千奈美とは決着がついたか」
「逃げるつもりじゃなかったのか。あんなものを用意して、殺すためだけに使うとは贅沢だな」
「冗談がうまくなった。そんな安い代物ではないぞ」
「他の道もあっただろうに」
「道を見つけるだけなら難しくはない。選べるだけの余地がないだけだ」
堂々たる立ち姿ながらも、諦めた口調。藤沢は暗い空を見上げた。
彼の視線の先に、夜空に紛れ込んだ異物がある。慧も目で追いかける。
アジトの広場を掃射して、ヘリは高度をあげて大きく旋回する。ヘリが狙う本命の標的は、敵の総大将の状況を鑑みれば明白だ。
慧は胸ポケットからイヤホンマイクを取り出す。右耳に装着して、通信回線の先にいる相手に語りかける。
「見えているか、俊平」
《ああ。よく見えているよ》
「どうやら俺を狙うつもりらしい。頼まれてくれるか?」
《答えるまでもない。他でもない友人の頼みならね》
「言っておくが、余計な気遣いは無用だ。俺たちの標的は目の前にいる」
《もうひとりはどうなったんだい?》
「解決済みだ。こちらで合図を出す」
藤沢にも聞こえているはずの会話。だが彼は唇を結ぶだけ。黙して部下の搭乗するヘリを凝視する。
ヘリが旋回を終える。遥か上空から、
慧の立つ屋上に墜落するがごとく加速する。
五感の覚醒をしていない慧に、銃撃の予備動作を知る術はない。
音量のボリュームを一息に上げたように、ローターの回転音が急激に喧しさを増す。
「――やってくれ」
《了解》
ヘリから銃弾の豪雨。初めは慧から大きく外れていたが、無数の弾痕は地を這うように彼に寄る。
慧は号令を出すだけで微動しない。
当たるはずがないのだと、そう確信していたのだ。
不意に地表の森林から一筋の流れ星が発生し、雲間を貫く。暗闇に支配される地点から放たれたのは、橙色の閃光。比類なき燦然とした輝きが、銃声を撒き散らすヘリを貫通した。
最も警戒していた兵器の結末にしては、あまりに味気ない。
機体の爆発と共に、アジトに響いていた騒音がぴたりと止む。夜空に溶けていた怪物は巨大な火の玉と化し、不自然に傾いたまま落ちていった。
藤沢は部下の死に際を見守っていた。
敵の背中を眺める慧の耳に、協力者の報告が届く。
《第三六宝典魔術、カーネリアン・エッジ。カーネリアンの石言葉は勇気だ。君の夢を叶えるに相応しい流星といったところかな?》
「ああ、これで俺の目的は」
《なにいってるんだい上倉。君の願いはまだ叶っていないだろう?》
守るもの全てを失った男の後ろ姿に、慧は友人の言葉の意味を悟る。
「……そうだな」
呟くような返事。反応はないが、待つつもりもない。
ヘリが落下して黒煙を上げた後も、藤沢は硬直していた。機体が見えなくなってからは、残骸から立ちのぼる煙を眺める。
呆然自失の男に、慧は一歩近づいた。
「終わりだ、藤沢智弘」
暗に投降を促す言い方に、フリーフロムの最後の生き残りであり、頭目でもある男は振り返る。
慧にとっては親と同等なほど見飽きた顔。数日前に見たときより何年分も老けているように感じた。そのせいか、全てを失ったにも関わらず、藤沢の表情はどこか穏やかそうだった。満たされた者のソレといってもいい。
「慧、お前は死ぬことが恐いと思うか?」
「恐い。まだやらなくちゃいけないことが山のようにあるからな。それができなくなるのは、恐怖と表現するより他にない」
「俺も同じだった。たとえ秩序に背く行為でも、自分のやりたいようにやって生きてきた。だからかわからないが、俺はもう死ぬことが恐くない。どうせいつか死ぬのなら、終わり方としては悪くない」
「大勢の人を犠牲にしておいて……というのは、俺に許された台詞じゃないか。最後まで勝手な男だな」
「後悔することも少なくないが、全てが身から出た錆というのは気楽なものだ。存外、間違いだらけの人生でもなかったらしい」
「お前は、俺にその役目を――」
動揺する慧の隙を突くように、藤沢は着ていた作業着のポケットから素早く拳銃を引き抜く。
銃口は真っ直ぐに慧の額を捉える。
引き金に、指がかけられる。
「――銃をおろして」
凛々しい声が、慧の意識の外から割り込んだ。
夜空の湛える微かな月明かりが慧を照らした。階段の最後の段差を前に、慧は空を仰ぐ。
昨日も聞いたローターの回転音が鼓膜を揺らす。その気になれば飛びたてるはずだが、回転音は一定のリズムを刻む。
状況を確かめるには、屋上に立つしかない。
両手に愛用の直刀を握る。千奈美との戦闘で気力を使い果たした彼に、宝典魔術に匹敵する〝解錠〟を発動できるだけの余力はない。
けれども、己の信じる結末に辿り着けることを疑おうともしなかった。
階段をのぼりきり、屋上に出る。
飛翔直前のヘリが放つ風圧に、青色の制服の裾が踊る。怯む様子もなく、彼は歩みを進める。
藤沢が待っていた。
フリーフロムの頭目はヘリに搭乗せず、転落防止の欄干さえない平坦な屋上の中央にいた。敢然と、階下より現れた慧を見据える。
瞬間、機体後部の扉が開いた。
開放された機内から、大口径機関銃の銃口が覗く。
ヘリが床を離れる。六つの銃口を束ねた機関銃が緩慢に回転する。しだいに加速し、破壊的な音に豹変する。
間一髪、咄嗟にのぼりきったばかりの階段を滑り降りる。
ローターの回転音を凌駕する銃声。あまりに激しく、小型の爆弾が秒間に数十発と炸裂しているように錯覚する。機関銃の猛攻は屋上を抉り、階段室の壁を削り取る。破砕された欠片が、慧の傍らを転げ落ちる。
乱射は数秒で収まった。
再び屋上に歩み出る。藤沢は同じ位置に立っていた。
「千奈美とは決着がついたか」
「逃げるつもりじゃなかったのか。あんなものを用意して、殺すためだけに使うとは贅沢だな」
「冗談がうまくなった。そんな安い代物ではないぞ」
「他の道もあっただろうに」
「道を見つけるだけなら難しくはない。選べるだけの余地がないだけだ」
堂々たる立ち姿ながらも、諦めた口調。藤沢は暗い空を見上げた。
彼の視線の先に、夜空に紛れ込んだ異物がある。慧も目で追いかける。
アジトの広場を掃射して、ヘリは高度をあげて大きく旋回する。ヘリが狙う本命の標的は、敵の総大将の状況を鑑みれば明白だ。
慧は胸ポケットからイヤホンマイクを取り出す。右耳に装着して、通信回線の先にいる相手に語りかける。
「見えているか、俊平」
《ああ。よく見えているよ》
「どうやら俺を狙うつもりらしい。頼まれてくれるか?」
《答えるまでもない。他でもない友人の頼みならね》
「言っておくが、余計な気遣いは無用だ。俺たちの標的は目の前にいる」
《もうひとりはどうなったんだい?》
「解決済みだ。こちらで合図を出す」
藤沢にも聞こえているはずの会話。だが彼は唇を結ぶだけ。黙して部下の搭乗するヘリを凝視する。
ヘリが旋回を終える。遥か上空から、
慧の立つ屋上に墜落するがごとく加速する。
五感の覚醒をしていない慧に、銃撃の予備動作を知る術はない。
音量のボリュームを一息に上げたように、ローターの回転音が急激に喧しさを増す。
「――やってくれ」
《了解》
ヘリから銃弾の豪雨。初めは慧から大きく外れていたが、無数の弾痕は地を這うように彼に寄る。
慧は号令を出すだけで微動しない。
当たるはずがないのだと、そう確信していたのだ。
不意に地表の森林から一筋の流れ星が発生し、雲間を貫く。暗闇に支配される地点から放たれたのは、橙色の閃光。比類なき燦然とした輝きが、銃声を撒き散らすヘリを貫通した。
最も警戒していた兵器の結末にしては、あまりに味気ない。
機体の爆発と共に、アジトに響いていた騒音がぴたりと止む。夜空に溶けていた怪物は巨大な火の玉と化し、不自然に傾いたまま落ちていった。
藤沢は部下の死に際を見守っていた。
敵の背中を眺める慧の耳に、協力者の報告が届く。
《第三六宝典魔術、カーネリアン・エッジ。カーネリアンの石言葉は勇気だ。君の夢を叶えるに相応しい流星といったところかな?》
「ああ、これで俺の目的は」
《なにいってるんだい上倉。君の願いはまだ叶っていないだろう?》
守るもの全てを失った男の後ろ姿に、慧は友人の言葉の意味を悟る。
「……そうだな」
呟くような返事。反応はないが、待つつもりもない。
ヘリが落下して黒煙を上げた後も、藤沢は硬直していた。機体が見えなくなってからは、残骸から立ちのぼる煙を眺める。
呆然自失の男に、慧は一歩近づいた。
「終わりだ、藤沢智弘」
暗に投降を促す言い方に、フリーフロムの最後の生き残りであり、頭目でもある男は振り返る。
慧にとっては親と同等なほど見飽きた顔。数日前に見たときより何年分も老けているように感じた。そのせいか、全てを失ったにも関わらず、藤沢の表情はどこか穏やかそうだった。満たされた者のソレといってもいい。
「慧、お前は死ぬことが恐いと思うか?」
「恐い。まだやらなくちゃいけないことが山のようにあるからな。それができなくなるのは、恐怖と表現するより他にない」
「俺も同じだった。たとえ秩序に背く行為でも、自分のやりたいようにやって生きてきた。だからかわからないが、俺はもう死ぬことが恐くない。どうせいつか死ぬのなら、終わり方としては悪くない」
「大勢の人を犠牲にしておいて……というのは、俺に許された台詞じゃないか。最後まで勝手な男だな」
「後悔することも少なくないが、全てが身から出た錆というのは気楽なものだ。存外、間違いだらけの人生でもなかったらしい」
「お前は、俺にその役目を――」
動揺する慧の隙を突くように、藤沢は着ていた作業着のポケットから素早く拳銃を引き抜く。
銃口は真っ直ぐに慧の額を捉える。
引き金に、指がかけられる。
「――銃をおろして」
凛々しい声が、慧の意識の外から割り込んだ。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】魔王を殺された黒竜は勇者を許さない
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
幼い竜は何もかも奪われた。勇者を名乗る人族に、ただ一人の肉親である父を殺される。慈しみ大切にしてくれた魔王も……すべてを奪われた黒竜は次の魔王となった。神の名づけにより力を得た彼は、魔族を従えて人間への復讐を始める。奪われた痛みを乗り越えるために。
だが、人族にも魔族を攻撃した理由があった。滅ぼされた村や町、殺された家族、奪われる数多の命。復讐は連鎖する。
互いの譲れない正義と復讐がぶつかり合う世界で、神は何を望み、幼竜に力と名を与えたのか。復讐を終えるとき、ガブリエルは何を思うだろうか。
ハッピーエンド
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/02……完結
2023/12/21……エブリスタ、トレンド#ファンタジー 1位
2023/12/20……アルファポリス、男性向けHOT 20位
2023/12/19……連載開始
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
東京ダンジョン物語
さきがけ
ファンタジー
10年前、世界中に突如として出現したダンジョン。
大学3年生の平山悠真は、幼馴染の綾瀬美琴と共に、新宿中央公園ダンジョンで探索者として活動していた。
ある日、ダンジョン10階層の隠し部屋で発見した七色に輝く特殊なスキルストーン。
絶体絶命の危機の中で発動したそれは、前代未聞のスキル『無限複製』だった。
あらゆる物を完全に複製できるこの力は、悠真たちの運命を大きく変えていく。
やがて妹の病を治すために孤独な戦いを続ける剣士・朝霧紗夜が仲間に加わり、3人は『無限複製』の真の可能性に気づき始める。
スキルを駆使して想像を超える強化を実現した彼らは、誰も到達できなかった未踏の階層へと挑んでいく。
無限の可能性を秘めた最強スキルを手に、若き探索者たちが紡ぐ現代ダンジョンファンタジー、ここに開幕!
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる