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第85話 探りを入れる
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「で、わたしはこの屋敷に来た理由だけど、捕まえた者達に尋問したら、色々な情報が出て来たわ」
「色々な情報?」
「わたしの暗殺の他にもイヴァン皇太子の暗殺とか色々な計画を話してくれたわ」
「大胆な事を行おうとしたのね。でも捕まえた者達の中に幹部とか居たの?」
「いいえ、捕まえた者達は皆下っ端よ」
「下っ端で色々な計画を知っているなんて、おかしくないかしら?」
「そうなのよ。其処が気になったよ。其処で」
カルディアはザガードを見た。
「ザガード。頼みたい事があるんだけど」
「わたしが出来る事であれば」
ザガードはそう答えてチラリとリエリナを見る。
リエリナも話を聞いてから考えるという態度を取っていた。
「それで、わたしは何をすればいいのですか?」
「ある女性に探りを入れて欲しいの」
「探りですか」
「待ちなさい。そんなの貴女の家の間諜にでもやらせればいいじゃない」
「それが難しいのよ」
カルディアはそう言って、懐に手を入れて其処から紙を出した。
「探りを入れる女性はこの人なのだから」
カルディアが紙を広げて、其処に描かれている女性を見せた。
ザガード達は覗き込むようにその紙を見た。
「「っ⁉ この方は⁉」」
ザガード達はその紙に描かれている女性を見て驚愕した。
其処に描かれていたのは、ローザアリアであった。
「どうして、ローザアリア様に探りを入れるのですかっ」
ザガードは意味が分からず訊ねた。
「今までの話を聞いて、誰が一番得をすると思う?」
カルディアにそう言われて、ザガードは口籠らせながら言った。
「クラ―トゲシャプ家ですね」
「その通り」
採点する先生みたいな顔で言うカルディア。
もし、先程のカルディアが言った事が為されたら一番得をするのはライアンだ。
そして、ライアンの後援をしているクラ―トゲシャプ家だ。
「でも、それでどうしてザガードがローザアリア様に探りを入れる必要があるの?」
「そんなの貴方達がローザアリアとそれなりに親しくしているからよ。うちで使っている密偵だったら近付く事もできはしないわ」
「確かにその通りだけど・・・・・・」
リエリナはどう答えたらいいか迷っていた。
家同士は対立してはいるが、個人的にはそれなりに親しくしているローザアリアに探りを入れるとのは心情的にしたくないようであった。
どうするべきか悩むリエリナ。
「お嬢様。お願いがございます」
悩んでいるリエリナに優しく話しかけるザガード。
「なにかしら?」
「その探り入れの件。どうかわたしにご命令を」
「良いの?」
「はい。御家を守る為とあれば」
ザガードはリエリナの目を見ながら告げる。
「・・・・・・分かったわ。カルディア。その話を受けるわ」
ザガードの熱意に押されたのかリエリナは承諾した。
「助かるわ。じゃあ、明日にでもローザアリアのスケジュールを手に入れるようにするから、それを見てどんな風に探るかは任せるわ。吉報を待っているわ」
「はい」
カルディアの言葉にザガードはしっかりと頷いた。
「色々な情報?」
「わたしの暗殺の他にもイヴァン皇太子の暗殺とか色々な計画を話してくれたわ」
「大胆な事を行おうとしたのね。でも捕まえた者達の中に幹部とか居たの?」
「いいえ、捕まえた者達は皆下っ端よ」
「下っ端で色々な計画を知っているなんて、おかしくないかしら?」
「そうなのよ。其処が気になったよ。其処で」
カルディアはザガードを見た。
「ザガード。頼みたい事があるんだけど」
「わたしが出来る事であれば」
ザガードはそう答えてチラリとリエリナを見る。
リエリナも話を聞いてから考えるという態度を取っていた。
「それで、わたしは何をすればいいのですか?」
「ある女性に探りを入れて欲しいの」
「探りですか」
「待ちなさい。そんなの貴女の家の間諜にでもやらせればいいじゃない」
「それが難しいのよ」
カルディアはそう言って、懐に手を入れて其処から紙を出した。
「探りを入れる女性はこの人なのだから」
カルディアが紙を広げて、其処に描かれている女性を見せた。
ザガード達は覗き込むようにその紙を見た。
「「っ⁉ この方は⁉」」
ザガード達はその紙に描かれている女性を見て驚愕した。
其処に描かれていたのは、ローザアリアであった。
「どうして、ローザアリア様に探りを入れるのですかっ」
ザガードは意味が分からず訊ねた。
「今までの話を聞いて、誰が一番得をすると思う?」
カルディアにそう言われて、ザガードは口籠らせながら言った。
「クラ―トゲシャプ家ですね」
「その通り」
採点する先生みたいな顔で言うカルディア。
もし、先程のカルディアが言った事が為されたら一番得をするのはライアンだ。
そして、ライアンの後援をしているクラ―トゲシャプ家だ。
「でも、それでどうしてザガードがローザアリア様に探りを入れる必要があるの?」
「そんなの貴方達がローザアリアとそれなりに親しくしているからよ。うちで使っている密偵だったら近付く事もできはしないわ」
「確かにその通りだけど・・・・・・」
リエリナはどう答えたらいいか迷っていた。
家同士は対立してはいるが、個人的にはそれなりに親しくしているローザアリアに探りを入れるとのは心情的にしたくないようであった。
どうするべきか悩むリエリナ。
「お嬢様。お願いがございます」
悩んでいるリエリナに優しく話しかけるザガード。
「なにかしら?」
「その探り入れの件。どうかわたしにご命令を」
「良いの?」
「はい。御家を守る為とあれば」
ザガードはリエリナの目を見ながら告げる。
「・・・・・・分かったわ。カルディア。その話を受けるわ」
ザガードの熱意に押されたのかリエリナは承諾した。
「助かるわ。じゃあ、明日にでもローザアリアのスケジュールを手に入れるようにするから、それを見てどんな風に探るかは任せるわ。吉報を待っているわ」
「はい」
カルディアの言葉にザガードはしっかりと頷いた。
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