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6. 聞いて欲しいのですが、私、アメリアはモブです。
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***
色々とゲームについて語ったが…
多分この世界がゲームと同じなのでは?という考えに行き着いた訳だ。
ただ、丸っとゲームのままという事では無いと思う。
要確認と言ったところか…
でも、叶うならレイチェルの側にいてあげたいと思う。
ちょうど良い事に、私は男爵家の女児だ。
上には6歳上の兄様が1人、女の私が家を継ぐことは無い。
というより家族大好き一家のリンストン家家長兼お父様が「アメリアたんは天使!お嫁になんか出さない!」と0歳児に向かって何か言い出す始末だ。
うむ、私は結構自由の身だった。
リンストン家なんてゲームには出てこなかったし、本格的にモブなのだろうと決定付けた。裕福では無いが、可もなく不可もなくの領地である。無理さえしなければのんびりと暮らせそうだ。
多分スローライフがしたい…がここに当たるのだろう。
…かと言って皆に甘えて領地に籠る気は無い。
成人したら外に出なければならないのだし、あいつらは嫌いだけど公爵家に雇ってもらってメイドとしてレイチェルに仕えれないか?
寝返りをうちながら思考していると、ふと思い出した。
そう言えば、このゲームってステータスという概念があったわよね?
「うあーあう…」
ステータスと言いたかったが、勿論言葉にはならなかった…
それでも、目の前に半透明の板が出現していた。どうやら成功のようだ。発音…関係ないのかと首を捻りながら、表示された項目を読んでいく。
名前:アメリア=リンストン
(リンストン家長女)
性別:女
職業:幼児
レベル:1
HP:500
MP:1000
スキル:武術適正大 魔術適正大
ユニークスキル:成長力促進
加護:女神ミレニディの加護 (ステータス値上昇)、地球神の加護 (異常状態無効)
称号:転生者 世界の愛し子
項目を読み終わった私は遠い目をした。
パッと見地味だけど実はヒロインのレベル10以上に匹敵する数値は置いておいても
ありえないスキルと加護の数々だ…
ああ、これが健康な体と不自由無い生活に当たるのか…と
……
どうやら、私は モブ で チート使い のようです。
「うううあ!うぎゃーん!!!?」
ーどんな!戦闘メイドだよ?!!ー
0歳児の悲痛な声が響き、家族や使用人が駆けつけたのは言うまでもなかった。
************
説明回続きで申し訳ないです!!
ちなみにこの世界のレベル1は
HP、MP共に10から30程度です。
色々とゲームについて語ったが…
多分この世界がゲームと同じなのでは?という考えに行き着いた訳だ。
ただ、丸っとゲームのままという事では無いと思う。
要確認と言ったところか…
でも、叶うならレイチェルの側にいてあげたいと思う。
ちょうど良い事に、私は男爵家の女児だ。
上には6歳上の兄様が1人、女の私が家を継ぐことは無い。
というより家族大好き一家のリンストン家家長兼お父様が「アメリアたんは天使!お嫁になんか出さない!」と0歳児に向かって何か言い出す始末だ。
うむ、私は結構自由の身だった。
リンストン家なんてゲームには出てこなかったし、本格的にモブなのだろうと決定付けた。裕福では無いが、可もなく不可もなくの領地である。無理さえしなければのんびりと暮らせそうだ。
多分スローライフがしたい…がここに当たるのだろう。
…かと言って皆に甘えて領地に籠る気は無い。
成人したら外に出なければならないのだし、あいつらは嫌いだけど公爵家に雇ってもらってメイドとしてレイチェルに仕えれないか?
寝返りをうちながら思考していると、ふと思い出した。
そう言えば、このゲームってステータスという概念があったわよね?
「うあーあう…」
ステータスと言いたかったが、勿論言葉にはならなかった…
それでも、目の前に半透明の板が出現していた。どうやら成功のようだ。発音…関係ないのかと首を捻りながら、表示された項目を読んでいく。
名前:アメリア=リンストン
(リンストン家長女)
性別:女
職業:幼児
レベル:1
HP:500
MP:1000
スキル:武術適正大 魔術適正大
ユニークスキル:成長力促進
加護:女神ミレニディの加護 (ステータス値上昇)、地球神の加護 (異常状態無効)
称号:転生者 世界の愛し子
項目を読み終わった私は遠い目をした。
パッと見地味だけど実はヒロインのレベル10以上に匹敵する数値は置いておいても
ありえないスキルと加護の数々だ…
ああ、これが健康な体と不自由無い生活に当たるのか…と
……
どうやら、私は モブ で チート使い のようです。
「うううあ!うぎゃーん!!!?」
ーどんな!戦闘メイドだよ?!!ー
0歳児の悲痛な声が響き、家族や使用人が駆けつけたのは言うまでもなかった。
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説明回続きで申し訳ないです!!
ちなみにこの世界のレベル1は
HP、MP共に10から30程度です。
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