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なんということだ・・・
まさかの・・・ 1
しおりを挟むあの質疑応答から、2か月が経とうとしております。
うん。相変わらず私は城内に居りますよ。
なんかねぇ~・・・まだ犯罪組織は捕まっていないそうですよ。
もう春なんですけどねぇ~。
何だかんだ言っても、生活に不便が無いので困らないんだけどね。
ただ・・・・最近ね、ジルが一緒に居られなくなったのよ。
ほら、ジルって婚活がイヤで隠居生活の様な、現実逃避をしてたでしょ?
シリウスとアロイスさん曰く、ジルは何だかんだで優秀なんだって。
だけど心に深い傷を負った為、ジルの好きに暫くしてあげようってなったらしい。
まぁ所謂、病気療養?的な?
だけど、この度目出度く私と一緒に王都に返り咲いたから、再び働こうね~ってなりました。
ジルも相当抵抗したよ。
そりゃもう私を引き合いに出して・・・。
でも城内に居る間は安全だし、場内で迷子になっても精霊達が居るから安心だし。ってなりました。
ジルには裏切り者―!!って言われたが、心外だ!!
私は快くジルを貸し出しただけに過ぎない!
そう、貸し出したんだけど・・・。
ジルが忙しくなった分、私は暇になった・・・。
だってさ、魔法の練習で訓練所を半壊?したでしょ?
魔法使わせると被害が甚大じゃない・・・との事で、魔法の練習はダメになった。
その代わりに、勉強をすることに!
元々、塔では絵本を読んでの勉強をしていたし願ったりかなったりだ。
覚える事は沢山ある。
此処に来るまでの目標としては、「美味しい物を食べる」・「魔法を習う」・「長生きして、老後は膝に猫を乗せて縁側でまったり」大まかにこの三点だ。
んで、この三点のうち「魔法を習う」はオワッタ・・・。いろいろな意味で。
リリーアさんからは、『魔法は精霊に言葉とイメージを伝えて、力を貸してもらうものですから』と言われて終了した。
因みに、プーロと訓練場を半壊した後に身分証を確認したら・・・
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
名前:ルーチェフルール
年齢:15歳
種族:人族
出身:ハイラント王国、モートン侯爵家
体力:Eランク
魔力:SSランク
獲得:初級魔法・最上級魔法
特記事項:名付け親はエルタニン王国ジル、白の愛し子、全属性持ち、元軟禁者、転生者、迷子、菓子製作不利、ちょっと残念
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
って・・・・。
ん?どこが変わったかって?
ココだよ。
獲得:初級魔法・最上級魔法 ←ここ。
初級の次ってさ、中級とかだよね?
なんで色々とすっ飛ばして、最上級ってなるなかね?
可笑しくない?
しかも、初級と最上級の中間部分は取得出来てない事になってるし・・・。
リーリアさんに聞いたら、『もう少し、威力の弱い魔法が使えたら表示されると思いますよ』って右斜め下を見ながら答えられた。
そうですか・・・目を合わせられないくらいに、望が薄いのですね・・・。
で、私は考えた!!
ここで魔法が~とかに時間を割くならば、中途半端になっていた勉強を頑張ろうと!!!
思い立ったが吉日で、すぐにシリウスにお願いしたら、先生を付けてくれた。
最初はマナーレッスンだの、ダンスレッスンとか芸術だとか・・・諸々を習う予定だったのだが・・・・そんなにいっぱいムリ。
との一言で、シリウスが『ちょっとずつやろう』って言ってくれたので、まずは読み書きと計算を・・・・って言っても、計算は出来るから読み書きを重点的にしながらの、歴史や宗教とかを学ぶ事になった。
勉強は楽しいよ?
でもね・・・シリウスがちょこちょこ顔を出すから、その度に休憩になるの。
そこをアロイスさんが回収。
まるでコントだな・・・。って思った私は悪くない。
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