83 / 149
なんということだ・・・
不便。 2
しおりを挟む最初はどうあれ、スタートしたお菓子作り。
ここで再び問題が発生!!
なんと・・・
お菓子作りが上手くいかない・・・。
リュカ(さん付けは止めてくれと懇願されました)は、お菓子作りが上手いと料理長も言ってたのに、上手くお菓子が焼きあがらなかったり、塩と砂糖を間違って入れたり、分量もちゃんと計ったのに固まる筈の生地が固まらず再度、粉を追加したり・・・・。
とにかく、上手くいかない・・・。
これには二人して泣きそうになった・・・。
最終的には、料理長にも泣きついてお菓子を作ってもらった。
でも料理長のお菓子は上手くいくの。
で、料理長が見守る中で私とリュカがお菓子を作ると失敗する・・・。
これはつまり・・・私の『お菓子製作不利』ってのが発動しているのでは?!
で、リュカだけで作って貰ったらあら不思議!上手に出来ましたー!!だった・・・。
何と言う理不尽!!!
お菓子不利が、手伝っただけでも発動するなんて!!!
なんだ?私はリュカの隣で、レシピを読み上げるだけの人か?!
これは作ってるとは言わない!!!!
「ルーチェ様、こればっかりはどうしようもないっす・・・」
うぅ・・・リュカの優しさが辛い。
あんなにも一緒に頑張ってきたのに、最終で「私が居ない方がいいじゃん・・・」って投げ出した様なものだ・・・。
でも私がちょっとでも手を加えると失敗するので、見かねた総料理長がシリウスに進言して、コック・見習いの中で今後パティシエを目指す人達を募集して、チームを結成した。
リーダーは勿論リュカ。
チーム名は「美味しい夜明けを!」
・・・・どんな夜明けだよって言ったら、「お菓子業界に新しい風と革命を起こすチームなのです!」ってリュカに力説された・・・。
取り敢えず、リュカはお菓子界の風雲児になるそうですよ。
で、ですね。
ここでとっても不便な事が起きた。
今回、私が発見したレシピは『焼き菓子』を主に集めたレシピで、焼き菓子と言えば焼く時が一番重要になってくる。
すなわち、オーブンの熱管理!これが重要。
前世ではオーブンレンジさんが、百八十度と設定すればその温度にしてくれて、その熱を保ちつつ更に設定した時間で焼いてくれる。
でも、この世界にはオーブンレンジは当たり前だがない。
んじゃどうやってお菓子を焼いているのかというと・・・カンだ!!
それを聞いた時、ウソーンって思ったのと同時に凄いとも思った。
だって、お茶菓子として出されていたお菓子は、ちゃんと焼けていた。
でだ、なんで?ってここで疑問に思ったの。
だって、お菓子を常時食べる人が居ないのに、お菓子が上手く焼けている・・・不思議でしょ?
え?ナニが?って?
・・・お菓子を作った事が無い人だと疑問だろうが、お菓子って繊細な食べ物なんだよ。
分量はきっちり計らないとダメだし、作る手順も守らないとダメ。
例えば『バターに【砂糖】→卵→小麦粉』のと『バターに卵→【砂糖】→小麦粉』では、焼きあがった時に膨らみと口どけも変わってくる。
つまり、手順でも変わってくるわけだから焼き加減でも美味しさが変わってくることになる。
ここで判明したのが・・・焼く時は『炎の精霊と契約している人』がオーブンを任されてたの!!!
でも、今回のお菓子開発チーム『美味しい夜明け』のメンバーには炎の精霊と契約している人が居ない。
んじゃ魔道具で・・・ってなったが今度は、魔道具では微調整が出来ないんだよ!!!
だったら、オーブン担当の人にお願いしたら?ってなったらそれがダメだった・・・。
担当の人もそう何人もいるわけじゃ無いし、『美味しい夜明け』のメンバーも普段は料理を作っていて空いている時間で、お菓子の研究をしている。
つまりは休憩も無しで、オーブン担当者を酷使するのはちょっと・・・となったのだ。
何とも言えないこの感じ・・・。
早速ですが、行き詰まりました。
私にオーブンレンジ開発しろってか?!
0
あなたにおすすめの小説
貧乏育ちの私が転生したらお姫様になっていましたが、貧乏王国だったのでスローライフをしながらお金を稼ぐべく姫が自らキリキリ働きます!
Levi
ファンタジー
前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救おうと心に決めた!
※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる