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想いの幕が上がる(2)
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燈ノ杜学園・演劇部。
地区大会を目前に控えた夏休みの朝。普段より静かな校内に、練習のために集まった部員たちの声が響く。
午前中はいつもの部室で基礎練と稽古に集中し、昼過ぎ、全員で会場となる市の文化ホールへと向かった。
文化祭とは違い、観客数も舞台規模も段違いの本番の舞台。
ホールの客席に足を踏み入れた瞬間、翠心の呼吸がふっと止まった。
何段にもせり上がる座席。高い天井。ライトが無音で吊られる、天井の奥の奥まで。
「……この場所で公演をするのか……広い……」
思わず漏れた言葉は、誰に言うでもない独り言だったが、隣にいた桔平がふっと笑う。
「ビビってんのか?」
「いや……まだ全然実感湧かねぇけど、でも……ちゃんと、立ってみたいって思った」
「ふーん、やっぱお前、舞台向いてんじゃねぇの?」
「うっせ……」
ぼそっと呟いてから、翠心はステージを見上げた。光の差すその場所に、来週、自分が立つのだ。
---
部活終わり、夕暮れの道。ふたりは並んで歩きながら、会話の練習を繰り返していた。
何度も、何度も、台詞を口にする。立ち止まり、立ち位置を確認するように振り返り合って、また歩き出す。
「練習しても、しても、なんか不安になるな……」
翠心が呟いたその言葉は、空に溶けそうなほど小さくて。
「……いよいよ来週末には地区大会だな」
桔平の声は、いつになく静かだった。
翠心は足を止めて、桔平の方を見ずに言った。
「俺、何があっても絶対に最後まで演じきるから」
「……うん」
その言葉に返事をした桔平の目には、何かを誓うような強さが宿っていた。
ふたりはまた歩き出した。まだ遠いようで、もうすぐそこの、勝負の舞台へ向けて。
---
8月、真夏の空は澄み切っていた。
朝の空気はすでに熱を含み、歩道のアスファルトからはうっすらと陽炎が揺れている。
燈ノ杜学園・演劇部のメンバーたちは、朝の集合場所に集まっていた。制服ではなく、私服の上にそれぞれの衣装を抱えて。
「おはようございます!」
「今日、よろしくお願いします!」
会場の大ホールには、すでに何校かの演劇部が到着しており、入口付近では挨拶の声が飛び交っていた。
扉から漏れる冷房の涼しさが、一瞬だけ汗ばんだ肌を癒やす。
演劇部特有の、少し芝居がかった礼儀正しさと、夏の朝の熱気が混ざり合っていた。
「向こうの学校、去年の県大会出場校じゃない?」と蓮真が隣でひそひそとつぶやく。
「へえ……」と翠心は返すものの、まだ緊張のせいで視界が狭まっていた。
---
スケジュールに従い、燈ノ杜学園の本番は午後の部。午前中は客席から他校の舞台を観ることになっていた。
薄暗いホールにスポットライトが灯り、ひとつ目の学校の公演が始まる。
静かなセリフの応酬、緻密な動線、熱と緊張が舞台上から押し寄せる。
客席で並んで座る翠心たちも、息をのむように見つめていた。
「……すげぇ……」と桔平がぽつりと漏らす。
演劇の経験が浅い翠心にとって、それはまるで“プロの芝居”のように見えた。
間のとり方、感情の流れ、観客との呼吸――自分たちはあの域に届いているのか?
次の学校は打って変わってコメディタッチ。観客の笑いを自然に引き出し、テンポの良いセリフ回しが印象的だった。
「ジャンルは違っても、全部レベル高いな……」と遥登が感心するように頷く。
「なんか、すげぇプレッシャーになってきたんですけど……」と蓮真が小声で呟く。
「大丈夫だよ」と悠嵩が穏やかに笑い、「俺らは俺らの舞台をやろう」と、静かに背中を押した。
翠心は客席に座ったまま、手のひらをぎゅっと握る。汗で少し湿っているけれど、それ以上に胸の奥が熱くなっていた。
(俺たちの出番は……あと少し)
真夏の陽光の下で、カーテンの奥に待つ光の舞台へ――。
---
午後の控え室。
白く塗られた壁に、衣装の布擦れやスプレーの匂い、緊張と高揚が入り混じった空気が漂っている。
部員たちはそれぞれ椅子に座りながら、鏡の前で舞台メイクを仕上げ、衣装の最終チェックに余念がない。
翠心は、眉を整えてもらいながら深呼吸を繰り返していた。
自分の顔が、いつもと少し違う。照明に映えるように濃く描かれた陰影に、少しずつ気持ちが“役者”になっていくのを感じる。
「……これでよし」
遥登がそう言って、翠心の額から手を離す。
「翠心、似合ってるぞ」
隣の桔平がニヤッと笑う。
「お前のメイクこそ、やけに決まってるな。狐の目……鋭すぎるって」
「役作りよ。俺の美しさは、照明で完成する」
桔平が軽口を叩くと、少しだけ部屋の空気が和らいだ。
---
控え室の隅では、凌央が主導で発声練習を始めていた。
「さ、始めるぞー!『あめんぼの歌』、いっせーの!」
部員たちは一斉に声を揃えた。
「あめんぼあかいな あいうえお~」
口を大きく開け、息をしっかり使って、言葉を押し出すように。
みんなの声が天井に響いて、まるで小さな舞台のようになった。
---
そして、本番が迫る時間。
みんなで舞台袖へ移動する前、凌央が手を上げて言った。
「――円陣、組もうか」
自然と全員が輪になった。真ん中に手を重ねていく。
翠心の手も、桔平の手も、蓮真の手も、3年の先輩たちの手も、重なり合い、ひとつの熱をつくる。
「ここまで来たな」
悠嵩が、ふっと笑う。
「悔いのない舞台にしよう。みんなで、心をひとつにして」
「やってやろうぜ!」
凌央が力強く言い、みんながそれに続いた。
「燈ノ杜、演劇部!!」
「「「全力で!!!」」」
円陣の声が割れんばかりに響く。
---
本番開始
舞台袖。
照明の準備が完了し、客席のざわめきが遠くに聞こえる。
「もうすぐだな……」
翠心がそっと呟くと、隣の桔平が言う。
「大丈夫。お前はやれる。ずっと一緒に稽古してきた、俺が保証する」
翠心は小さく頷き、強く息を吸い込んだ。
――暗転。
照明が落ち、静寂が訪れた。
舞台監督の小さな「スタンバイ」の声。
幕が上がる。
一瞬、すべての音が消え、視界が開けていく。
翠心の中にあった不安は、役の感情と共に、すっと背後へと流れていった。
スポットライトの下で始まる“物語”。
あの日、みんなで作り始めた『花に宿る』が、いまこの瞬間、観客の前で命を持ち、息をする。
声が、動きが、呼吸が、全員の鼓動と重なっていく。
舞台は、始まった――。
地区大会を目前に控えた夏休みの朝。普段より静かな校内に、練習のために集まった部員たちの声が響く。
午前中はいつもの部室で基礎練と稽古に集中し、昼過ぎ、全員で会場となる市の文化ホールへと向かった。
文化祭とは違い、観客数も舞台規模も段違いの本番の舞台。
ホールの客席に足を踏み入れた瞬間、翠心の呼吸がふっと止まった。
何段にもせり上がる座席。高い天井。ライトが無音で吊られる、天井の奥の奥まで。
「……この場所で公演をするのか……広い……」
思わず漏れた言葉は、誰に言うでもない独り言だったが、隣にいた桔平がふっと笑う。
「ビビってんのか?」
「いや……まだ全然実感湧かねぇけど、でも……ちゃんと、立ってみたいって思った」
「ふーん、やっぱお前、舞台向いてんじゃねぇの?」
「うっせ……」
ぼそっと呟いてから、翠心はステージを見上げた。光の差すその場所に、来週、自分が立つのだ。
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部活終わり、夕暮れの道。ふたりは並んで歩きながら、会話の練習を繰り返していた。
何度も、何度も、台詞を口にする。立ち止まり、立ち位置を確認するように振り返り合って、また歩き出す。
「練習しても、しても、なんか不安になるな……」
翠心が呟いたその言葉は、空に溶けそうなほど小さくて。
「……いよいよ来週末には地区大会だな」
桔平の声は、いつになく静かだった。
翠心は足を止めて、桔平の方を見ずに言った。
「俺、何があっても絶対に最後まで演じきるから」
「……うん」
その言葉に返事をした桔平の目には、何かを誓うような強さが宿っていた。
ふたりはまた歩き出した。まだ遠いようで、もうすぐそこの、勝負の舞台へ向けて。
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8月、真夏の空は澄み切っていた。
朝の空気はすでに熱を含み、歩道のアスファルトからはうっすらと陽炎が揺れている。
燈ノ杜学園・演劇部のメンバーたちは、朝の集合場所に集まっていた。制服ではなく、私服の上にそれぞれの衣装を抱えて。
「おはようございます!」
「今日、よろしくお願いします!」
会場の大ホールには、すでに何校かの演劇部が到着しており、入口付近では挨拶の声が飛び交っていた。
扉から漏れる冷房の涼しさが、一瞬だけ汗ばんだ肌を癒やす。
演劇部特有の、少し芝居がかった礼儀正しさと、夏の朝の熱気が混ざり合っていた。
「向こうの学校、去年の県大会出場校じゃない?」と蓮真が隣でひそひそとつぶやく。
「へえ……」と翠心は返すものの、まだ緊張のせいで視界が狭まっていた。
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スケジュールに従い、燈ノ杜学園の本番は午後の部。午前中は客席から他校の舞台を観ることになっていた。
薄暗いホールにスポットライトが灯り、ひとつ目の学校の公演が始まる。
静かなセリフの応酬、緻密な動線、熱と緊張が舞台上から押し寄せる。
客席で並んで座る翠心たちも、息をのむように見つめていた。
「……すげぇ……」と桔平がぽつりと漏らす。
演劇の経験が浅い翠心にとって、それはまるで“プロの芝居”のように見えた。
間のとり方、感情の流れ、観客との呼吸――自分たちはあの域に届いているのか?
次の学校は打って変わってコメディタッチ。観客の笑いを自然に引き出し、テンポの良いセリフ回しが印象的だった。
「ジャンルは違っても、全部レベル高いな……」と遥登が感心するように頷く。
「なんか、すげぇプレッシャーになってきたんですけど……」と蓮真が小声で呟く。
「大丈夫だよ」と悠嵩が穏やかに笑い、「俺らは俺らの舞台をやろう」と、静かに背中を押した。
翠心は客席に座ったまま、手のひらをぎゅっと握る。汗で少し湿っているけれど、それ以上に胸の奥が熱くなっていた。
(俺たちの出番は……あと少し)
真夏の陽光の下で、カーテンの奥に待つ光の舞台へ――。
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午後の控え室。
白く塗られた壁に、衣装の布擦れやスプレーの匂い、緊張と高揚が入り混じった空気が漂っている。
部員たちはそれぞれ椅子に座りながら、鏡の前で舞台メイクを仕上げ、衣装の最終チェックに余念がない。
翠心は、眉を整えてもらいながら深呼吸を繰り返していた。
自分の顔が、いつもと少し違う。照明に映えるように濃く描かれた陰影に、少しずつ気持ちが“役者”になっていくのを感じる。
「……これでよし」
遥登がそう言って、翠心の額から手を離す。
「翠心、似合ってるぞ」
隣の桔平がニヤッと笑う。
「お前のメイクこそ、やけに決まってるな。狐の目……鋭すぎるって」
「役作りよ。俺の美しさは、照明で完成する」
桔平が軽口を叩くと、少しだけ部屋の空気が和らいだ。
---
控え室の隅では、凌央が主導で発声練習を始めていた。
「さ、始めるぞー!『あめんぼの歌』、いっせーの!」
部員たちは一斉に声を揃えた。
「あめんぼあかいな あいうえお~」
口を大きく開け、息をしっかり使って、言葉を押し出すように。
みんなの声が天井に響いて、まるで小さな舞台のようになった。
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そして、本番が迫る時間。
みんなで舞台袖へ移動する前、凌央が手を上げて言った。
「――円陣、組もうか」
自然と全員が輪になった。真ん中に手を重ねていく。
翠心の手も、桔平の手も、蓮真の手も、3年の先輩たちの手も、重なり合い、ひとつの熱をつくる。
「ここまで来たな」
悠嵩が、ふっと笑う。
「悔いのない舞台にしよう。みんなで、心をひとつにして」
「やってやろうぜ!」
凌央が力強く言い、みんながそれに続いた。
「燈ノ杜、演劇部!!」
「「「全力で!!!」」」
円陣の声が割れんばかりに響く。
---
本番開始
舞台袖。
照明の準備が完了し、客席のざわめきが遠くに聞こえる。
「もうすぐだな……」
翠心がそっと呟くと、隣の桔平が言う。
「大丈夫。お前はやれる。ずっと一緒に稽古してきた、俺が保証する」
翠心は小さく頷き、強く息を吸い込んだ。
――暗転。
照明が落ち、静寂が訪れた。
舞台監督の小さな「スタンバイ」の声。
幕が上がる。
一瞬、すべての音が消え、視界が開けていく。
翠心の中にあった不安は、役の感情と共に、すっと背後へと流れていった。
スポットライトの下で始まる“物語”。
あの日、みんなで作り始めた『花に宿る』が、いまこの瞬間、観客の前で命を持ち、息をする。
声が、動きが、呼吸が、全員の鼓動と重なっていく。
舞台は、始まった――。
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