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二十四、文字の先生を見つけました
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旦那様の家庭事情を知ってから、私たちの距離は少し縮まったように思う。あれから旦那様の多忙ぶりにも一段落がついたのか、食事は一緒に食べられるようにもなった。その事実を素直に喜べるくらいには、私にとって旦那様と過ごす時間は楽しいものだった。
けれど私、エスティーナには未だ解決していない深刻な悩みが残されている。それは……
文字が読めないっ!
人魚姫だった頃は全く不自由しなかったわけで、そもそも気づきもしなかったけれど、この世界の言語は日本語とは異なる。当然、文字の表記も違う。早急に学習する必要を迫られていた。
このままだとメニューも読めないわ! 自分の注文は自分でしたいじゃない!
「文字の練習……つまり外国語の勉強なんて学生以来ね。こういう時は、スペルを憶えることから始めればいいのかしら?」
果たしてこの世界に言語学習の教材があるのか。たとえあったとしても手に入れることが出来るのか。そして独学でなんとかなるものなのか。考えることは多い。
「いっそ誰かに教えてもらえたらいいわね」
そんなことを考えながらお城の中を歩き回っていた時のこと。
どうして城内を歩き回っているのか? いざという時に迷子になったなんて恥ずかしからよ!
同じような景色ばかりで本当に迷子になりそう……っと、そうじゃないわ。今は文字の勉強についてよね。例えばこの城の見取り図を渡されたって、文字が読めなければ解読出来ないもの。
そんな願望を抱いていたから? 目の前には一冊の本が落ちていた。
「願望が具現化した……」
大人がすれ違っても余裕を残す広い廊下だ。その真ん中にぽつんと落ちている存在は、正直に言ってとても気になる。
「落とし物?」
近付いて周囲を見回しても人の姿はない。拾い上げ、表を見ても裏を見ても、手掛かりは記されていない。持ち主を探すためには仕方がないと、申し訳なく感じながらもページを開いた。
「こんな時、文字が読めたら助かるのよね」
そこにはびっしりと文字が書かれている。もちろん文字の読めない私にとっては暗号のようにしか見えない。今の私では落とし主を捜してあげることも出来ないのだ。
「ニナかイデットさんに届けておけば大丈夫かしら」
「あ、ねえ、そこの君」
この声はエリク様?
私が二人の居場所を訊ねようとすると、それよりも早くエリク様が私に訊ねてきた。
「ちょっと聞きたいんだけど」
「エリク様、ちょうど良いところに」
本を手にしたまま振り返ると、とんでもない悲鳴が聞こえた。目の前にいるエリク様が上げたものだ。
「エリク様?」
「……そうだよ。僕が書いたんだ」
「え?」
それはあまりに小さな声だった。思わず聞き返してしまうとエリク様はさらに声を荒げる。
「笑いたければ笑えばいいだろ! ああそうだよ。僕が、この僕が恋愛小説を書いてたってわけさ!」
「あの、エリク様」
「何! 文句あるわけ!?」
「私、文字は読めません」
その瞬間、エリク様の目が点になった気がする。お互いにいたたまれない沈黙が流れていた。出来る女は何も聞かなかったことにするのが正解?
考え込む私と放心するエリク様。そして遠くからはばたばたと複数の足音が響いていた。
「エリク! それに奥様!? おぞましい叫び声が聞こえましたが何事です!」
あの悲鳴、どこまで聞こえたのかしら……。血相を変えて最初に駆けつけたのは近くにいたであろうイデットさんだ。
「それが――」
「大丈夫! 何も問題ないからイデットさんは仕事に戻ってて!」
私がなんでもないと答えるよりも早くエリク様が指示を飛ばしていた。
「とても大丈夫とは思えない悲鳴でしたが……」
「だ、大丈夫って言ってるでしょ! イデットさんは何も心配しなくていいから! それと、この人借りてくから!」
「……へ? わ、私?」
ずるずると私は腕を引かれて行った。エリク様も男性なだけあって力は強い。そして押しも強かった。
~☆~★~☆~★~☆~★~☆~
近くの部屋に押し込まれると、エリク様は扉の前に立って私の逃げ道を塞いだ。話し終えるまでこの部屋から逃がさないつもりらしい。
「――で、何が望み?」
「望み?」
本気で理解出来ていない私が首を傾げるとエリク様は苛立ちを濃くする。
「だから口止め料!」
「何を黙っていればいいのですか?」
「はあ!? そこまで言わせようっていうの? この性悪!」
「性悪って……」
とっても心外なんですけど。
「僕が小説書いてることだよ! こんなの……こんなのジェス君だって知らないんだから! 僕を笑いものにするつもりなんでしょ!?」
「エリク様は小説を書いているのですね」
「そうだよ! それが何!?」
頭ごなしに怒鳴られると言いにくいものだ。でも私は正直な気持ちを伝えてみた。
「読んでみたいと思っただけですわ」
「はあ? どうせ読んで笑うつもりなんでしょ!」
刺々しい反応に、刺激しないよう慎重に答えていく。
「笑うはずありません。それに口止め料だっていりませんわ」
諭すようにゆっくり告げると、ようやくエリク様も私の話に耳を傾けてくれる。
「小説、君も読むの?」
「大好きなんです。特に恋愛小説、いいですよね。たくさん読んでいましたわ」
前世での話だけど、恋愛小説好きには変わりないし、間違ったことは言ってないはずよ。
「それに、熱心に書かれたものを笑うはずがありません。確かに文字は読めませんでしたが、全て手書きなのですよね。あれだけのページに綴られた物語ですもの、熱意が込められていることは私にもわかります。ですから文字が読めなかったことが残念で……あ! 口止め料は入りませんけれど、少し相談に乗ってもらえませんか?」
「……早く言えば」
そっけない態度ではあるけれど、エリク様からはもうあの刺々しさは消えていた。扉の前に居座る姿も落ち着いて見える。数秒前まではまるで猫の威嚇だった。
「私、文字の勉強をしたいのです。何かいい教材、もしくは先生を知りませんか?」
エリク様は旦那様の側近だ。書類仕事をこなすことも多いはず。ということは書物についても詳しいはず、よね? 人脈も私よりは広いはずだし、誰か適任の先生を知っているかもしれない。
「僕が教えてあげる」
「え、でも」
「僕が教えてあげるって言ってんの。有り難く感謝すれば?」
これは早々に了承した方が良さそうだ。それもエリク様の気が変わらないうちに。
「ありがとうございます! エリク様の文字は、読めなかったけれど、とても丁寧だと思いました。教えてもらえたら嬉しいです」
「ホント、調子くるうんですけど」
「大丈夫ですか?」
「君のせいだよ! もう……」
そっぽを向くエリク様は可愛いと形容するに相応しい。いつものつんけんしていると態度も微笑ましいとは思うけれど。
そんな気持ちで笑みを浮かべていると、エリク様は思い出したように言った。
「あとその丁寧な話し方、いい加減止めて。エリクでいいから」
「え、でも」
「君が僕のことエリク様とか呼んで敬語使ってたら僕までそうしなきゃいけないじゃん! 僕は君のこと、エスティーナ様とか呼びたくないの!」
「では親しい友のようにエスティと呼んでもらえたら嬉しいです。よろしくね、エリク」
手を差し伸べるとエリクは考えておくと言うだけだった。一方的に会話を打ち切られてばかりいたことに比べれば大した進歩だと思う。これからはようやくまともに会話が出来そうだ。
「これ、読んで練習すれば」
エリクが差し出したのはこの状況の元凶ともいえる本だった。あの慌てぶりから、本当にいいのかと、本と彼の表情を交互に見比べてしまう。動けずにいると痺れを切らしたエリクから押し付けるように手渡された。
「僕の小説が読めないって言うの?」
「読んでもいいの?」
「だからそう言ってんの! 感想、ちゃんと聞かせてよね。誰かに見せるの、初めてなんだから……。君がしっかり勉強して読めるようになれたらの話だけど!」
「優秀な先生が見つかったのよ。大丈夫に決まっているわ」
「へえ、言うじゃん」
挑発的なエリクに、私も同じ表情で答えていた。
けれど私、エスティーナには未だ解決していない深刻な悩みが残されている。それは……
文字が読めないっ!
人魚姫だった頃は全く不自由しなかったわけで、そもそも気づきもしなかったけれど、この世界の言語は日本語とは異なる。当然、文字の表記も違う。早急に学習する必要を迫られていた。
このままだとメニューも読めないわ! 自分の注文は自分でしたいじゃない!
「文字の練習……つまり外国語の勉強なんて学生以来ね。こういう時は、スペルを憶えることから始めればいいのかしら?」
果たしてこの世界に言語学習の教材があるのか。たとえあったとしても手に入れることが出来るのか。そして独学でなんとかなるものなのか。考えることは多い。
「いっそ誰かに教えてもらえたらいいわね」
そんなことを考えながらお城の中を歩き回っていた時のこと。
どうして城内を歩き回っているのか? いざという時に迷子になったなんて恥ずかしからよ!
同じような景色ばかりで本当に迷子になりそう……っと、そうじゃないわ。今は文字の勉強についてよね。例えばこの城の見取り図を渡されたって、文字が読めなければ解読出来ないもの。
そんな願望を抱いていたから? 目の前には一冊の本が落ちていた。
「願望が具現化した……」
大人がすれ違っても余裕を残す広い廊下だ。その真ん中にぽつんと落ちている存在は、正直に言ってとても気になる。
「落とし物?」
近付いて周囲を見回しても人の姿はない。拾い上げ、表を見ても裏を見ても、手掛かりは記されていない。持ち主を探すためには仕方がないと、申し訳なく感じながらもページを開いた。
「こんな時、文字が読めたら助かるのよね」
そこにはびっしりと文字が書かれている。もちろん文字の読めない私にとっては暗号のようにしか見えない。今の私では落とし主を捜してあげることも出来ないのだ。
「ニナかイデットさんに届けておけば大丈夫かしら」
「あ、ねえ、そこの君」
この声はエリク様?
私が二人の居場所を訊ねようとすると、それよりも早くエリク様が私に訊ねてきた。
「ちょっと聞きたいんだけど」
「エリク様、ちょうど良いところに」
本を手にしたまま振り返ると、とんでもない悲鳴が聞こえた。目の前にいるエリク様が上げたものだ。
「エリク様?」
「……そうだよ。僕が書いたんだ」
「え?」
それはあまりに小さな声だった。思わず聞き返してしまうとエリク様はさらに声を荒げる。
「笑いたければ笑えばいいだろ! ああそうだよ。僕が、この僕が恋愛小説を書いてたってわけさ!」
「あの、エリク様」
「何! 文句あるわけ!?」
「私、文字は読めません」
その瞬間、エリク様の目が点になった気がする。お互いにいたたまれない沈黙が流れていた。出来る女は何も聞かなかったことにするのが正解?
考え込む私と放心するエリク様。そして遠くからはばたばたと複数の足音が響いていた。
「エリク! それに奥様!? おぞましい叫び声が聞こえましたが何事です!」
あの悲鳴、どこまで聞こえたのかしら……。血相を変えて最初に駆けつけたのは近くにいたであろうイデットさんだ。
「それが――」
「大丈夫! 何も問題ないからイデットさんは仕事に戻ってて!」
私がなんでもないと答えるよりも早くエリク様が指示を飛ばしていた。
「とても大丈夫とは思えない悲鳴でしたが……」
「だ、大丈夫って言ってるでしょ! イデットさんは何も心配しなくていいから! それと、この人借りてくから!」
「……へ? わ、私?」
ずるずると私は腕を引かれて行った。エリク様も男性なだけあって力は強い。そして押しも強かった。
~☆~★~☆~★~☆~★~☆~
近くの部屋に押し込まれると、エリク様は扉の前に立って私の逃げ道を塞いだ。話し終えるまでこの部屋から逃がさないつもりらしい。
「――で、何が望み?」
「望み?」
本気で理解出来ていない私が首を傾げるとエリク様は苛立ちを濃くする。
「だから口止め料!」
「何を黙っていればいいのですか?」
「はあ!? そこまで言わせようっていうの? この性悪!」
「性悪って……」
とっても心外なんですけど。
「僕が小説書いてることだよ! こんなの……こんなのジェス君だって知らないんだから! 僕を笑いものにするつもりなんでしょ!?」
「エリク様は小説を書いているのですね」
「そうだよ! それが何!?」
頭ごなしに怒鳴られると言いにくいものだ。でも私は正直な気持ちを伝えてみた。
「読んでみたいと思っただけですわ」
「はあ? どうせ読んで笑うつもりなんでしょ!」
刺々しい反応に、刺激しないよう慎重に答えていく。
「笑うはずありません。それに口止め料だっていりませんわ」
諭すようにゆっくり告げると、ようやくエリク様も私の話に耳を傾けてくれる。
「小説、君も読むの?」
「大好きなんです。特に恋愛小説、いいですよね。たくさん読んでいましたわ」
前世での話だけど、恋愛小説好きには変わりないし、間違ったことは言ってないはずよ。
「それに、熱心に書かれたものを笑うはずがありません。確かに文字は読めませんでしたが、全て手書きなのですよね。あれだけのページに綴られた物語ですもの、熱意が込められていることは私にもわかります。ですから文字が読めなかったことが残念で……あ! 口止め料は入りませんけれど、少し相談に乗ってもらえませんか?」
「……早く言えば」
そっけない態度ではあるけれど、エリク様からはもうあの刺々しさは消えていた。扉の前に居座る姿も落ち着いて見える。数秒前まではまるで猫の威嚇だった。
「私、文字の勉強をしたいのです。何かいい教材、もしくは先生を知りませんか?」
エリク様は旦那様の側近だ。書類仕事をこなすことも多いはず。ということは書物についても詳しいはず、よね? 人脈も私よりは広いはずだし、誰か適任の先生を知っているかもしれない。
「僕が教えてあげる」
「え、でも」
「僕が教えてあげるって言ってんの。有り難く感謝すれば?」
これは早々に了承した方が良さそうだ。それもエリク様の気が変わらないうちに。
「ありがとうございます! エリク様の文字は、読めなかったけれど、とても丁寧だと思いました。教えてもらえたら嬉しいです」
「ホント、調子くるうんですけど」
「大丈夫ですか?」
「君のせいだよ! もう……」
そっぽを向くエリク様は可愛いと形容するに相応しい。いつものつんけんしていると態度も微笑ましいとは思うけれど。
そんな気持ちで笑みを浮かべていると、エリク様は思い出したように言った。
「あとその丁寧な話し方、いい加減止めて。エリクでいいから」
「え、でも」
「君が僕のことエリク様とか呼んで敬語使ってたら僕までそうしなきゃいけないじゃん! 僕は君のこと、エスティーナ様とか呼びたくないの!」
「では親しい友のようにエスティと呼んでもらえたら嬉しいです。よろしくね、エリク」
手を差し伸べるとエリクは考えておくと言うだけだった。一方的に会話を打ち切られてばかりいたことに比べれば大した進歩だと思う。これからはようやくまともに会話が出来そうだ。
「これ、読んで練習すれば」
エリクが差し出したのはこの状況の元凶ともいえる本だった。あの慌てぶりから、本当にいいのかと、本と彼の表情を交互に見比べてしまう。動けずにいると痺れを切らしたエリクから押し付けるように手渡された。
「僕の小説が読めないって言うの?」
「読んでもいいの?」
「だからそう言ってんの! 感想、ちゃんと聞かせてよね。誰かに見せるの、初めてなんだから……。君がしっかり勉強して読めるようになれたらの話だけど!」
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