キモオタ レベル0★世界最弱のオタク高校生の僕だけレベルアップ!美女に囲まれハーレム青春物語

さかいおさむ

文字の大きさ
59 / 76

59

しおりを挟む
「おい! 木本君! 大丈夫か!?」
「うぅ……ここは……?」
 アスカさんの声、そうか、僕は魔王の分身と戦って……いや、違う!

 起き上がると心配そうなアスカさんとガイド。そしてどこか気まずそうなサクラちゃん。
「僕は一体……痛たたた!」

 下腹部に強烈な痛み、すべて思いだした。
 サクラちゃんという魔王に男の誇り蹴り飛ばされたのだ。

「す、すまないな、木本君……あ、潰れたりはしてなさそうだから大丈夫だ……」
「だ、大丈夫って……見たんですか!?」
「ち、治療だよ……」
「……」
 何とも言えない興奮を覚えた。

「あ、あの……ごめんね……そんなに痛いなんて知らなくて……」
 サクラちゃんは顔を赤らめ謝る。あのサクラちゃんが謝るなんて……事の重大さが分かっているようだ。
 奇妙な性癖に目覚めてしまったのは言うまでもないだろう。


「さて、まじめな話にもどるが……木本君、妹と戦ってみてどうだった?」
「そりゃアイドルに股間を蹴られるという忘れられない興奮を……」
「まじめな話だ!!」
「は、はいっ! その……いいようにやられてしまったというか……」
「フフ、当たり前じゃない!」
 得意げなサクラちゃん。

「そうだな、私も見ていて思ったよ。レベルでは木本君が圧倒的なはずなのに、実戦となるとサクラに手も足も出なかったな」
「うぅ……はい……」

 その通りだった。パワー、スピード、一つ一つでは僕の方が上だった。しかし、サクラちゃんは上手く戦いをコントロールして僕は振り回されていた。

「木本君の弱点が分かったよ」
「じゃ、弱点……?」
「ああ、実戦経験の少なさだ。レベル54は私や妹よりも上だが、正直一対一での戦いなら、何とかなるだろうという感じがするんだよ」
「……たしかに」

「猪突猛進に襲ってくるモンスターなら木本君は楽勝だろう。しかし、知恵のあるモンスターや人間が相手だとレベルの差を戦闘技術で埋められてしまうんだ」
「なるほど……言われてみればその通りですね……」

 確かに僕はレベル程、強いモンスターとの実戦経験を積んでいない。
 ガイドのおかげで効率よくレベルを上げてこれたがここにきて大きな壁にぶち当たってしまった。

「……実戦経験か、よし、木本君。いいところに連れてってやろう!」
「い、いいところ!?」
「ああ、レベルアップは出来ないところだから、今までは木本君に関係ないところだったけど、強く賢いモンスターと戦いができるところだ!」
「そんなところが!? いきましょう!!」

 アスカさんの提案に心躍る僕。
 レベル上げに夢中だった僕。
 ここらで戦闘技術もあげないとな。

「え? 今来たのにもう帰るの……?」
 サクラちゃんは不満そうだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました

夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。 スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。 ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。 驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。 ※カクヨムで先行配信をしています。

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…

アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。 そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?

さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。 僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。 そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに…… パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。 全身ケガだらけでもう助からないだろう…… 諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!? 頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。 気づけば全魔法がレベル100!? そろそろ反撃開始してもいいですか? 内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~

ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。 玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。 「きゅう、痩せたか?それに元気もない」 ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。 だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。 「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」 この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。

処理中です...